• このエントリーをはてなブックマークに追加

記事 5件
  • 公開価格や初値割れした銘柄の投資は有効か

    2016-11-23 01:27  
     IPO銘柄投資の3パターン。公募価格でIPO銘柄に投資する。(良いと思われる銘柄はなかなか回ってこないので絵に描いた餅の世界。)
    公開初値で投資する。(初値は有望銘柄ほど高くて通常は手が出せない。その後に値下がりがきつくなることもあるが、銘柄によってはその後に急騰することもある。)
    初値後の一定期間後の安値での投資。(安値をつけるタイミングを見出す困難さがある。)
     結局、主たる投資チャンスは2と3になります。  今年もこうした3パターンのどれかで投資された読者投資家の皆さんが大勢お見えかと思います。  運よく有望株の公募を得た場合はハッピーです。その多くはマザーズ銘柄かJASDAQ銘柄だったかと思います。  はてな(3930・3.8倍)  バリューゴルフ(3931・2.5倍)  チエル(3933・2.7倍)  ハイアス&カンパニー(6192・2.9倍)  グローバルウェイ(3936
  • 高値圏に来たマザーズ指数とIPO銘柄

    2016-03-31 00:01  
    日経平均が17000円前後でうろうろしている間にマザーズ指数が1000ポイントを目前とするまで上昇。  2014年、2015年とマザーズ指数は1000ポイント台乗せで跳ね返されて下落しただけに注目の動きです。  全体相場が停滞する中で投資家が中小型株を指向していることが如実に表れています。中小型株の中でもとりわけマザーズ市場に直近上場したIPO銘柄が変化に富んで面白い。  今年も2月24日の「はてな(3930)」を皮切りに既に21銘柄が新規上場。この中でマザーズ市場に上場した銘柄は11銘柄となっています。  JASDAQ上場銘柄まで含めると17銘柄が新興市場へ上場していることになります。  東証2部、1部に上場する銘柄が比較的安定した値動きなのに対して新興市場銘柄は変動のレンジが激しく、その分うまくすれば大きな成果が生まれる一方で値下がりのリスクも大きいのが特徴です。  昨年7月からのIP
  • 大忙しのIPO市場

    2016-03-17 12:20  
    2月の「はてな(3930)」のマザーズ市場上場を皮切りに2016年のIPO相場がスタートし、既に6銘柄がIPOに至っています。  「上場おめでとうございます。」と言いたいところですが、その多くは上場初日に天井を打ち早くも公開価格に向かって値を下げてきています。  はてなは公開価格800円に対して初値は3025円。公募が当たった投資家の大半は初値で売却済みで良かったと喜んでいる姿が目に見えるようですが、そ の後の株価は高値3355円はありましたが、わずか2週間足らずの間に1925円まで急落し、高値から42.6%の下落となっています。  投資された皆さんは、「はてな」どうしたら良いかなと首をひねっているのかも知れません。  これは初値が高過ぎた訳で公開価格は上回っていますので捲土重来となります。時価は2081円ですので、これをチャンスと見るかまだ下げると見るか、結果は神のみぞ知るということで、
  • 3月は一気に22社がノミネートしたが

    2016-03-02 13:15  
    2016年のIPO銘柄の先陣を切って24日は、はてな(3930)がマザーズ市場に上場し、全体相場が停滞気味の中で人気集中。初値は80万株ほどの買 いを残し、出来ずに終わりましたが、結局2日目に公開価格800円に対して3.8倍の3025円で寄り付くなどやや過熱気味のスタートなりました。  一旦2355円まで下振れしましたが先週末は3200円のストップ高と新興市場銘柄らしい激しい値動きを見せてはいますが、まずは順調なスタートと言っても良いかと思います。  こうして2016年のIPO市場が始動しましたが、これに続く3月は一気に22社が上場を発表。1日に3社が上場する15日、同じく6社が上場する18日と過密な日程の中で果たして消化ができるのか心配されるIPO市場です。  1日2社程度までならともかく6社となると投資家の関心も分散し、上場後の公募価格割れが相次ぐのではないかと懸念されます。ましてや市
  • 2月から始まる2016年IPO市場

    2016-02-02 21:53  
    2015年は92銘柄がIPOしましたが、2016年もまた多くのIPO銘柄が市場に登場が予想されます。  2016年のIPO市場に初お目見えとなる銘柄は、はてな(3930・マザーズ)。2001年に京都を発祥の地として人力検索サイトはてなや、はてなアンテナといったユニークなWEBサービスを展開し成長しはじめた企業です。  月間アクセス数は4000万件で、WEBサービス事業会社としての人気度向上が期待されます。放出株数が86万株余りでやや多いのが気になりますが、公開価格は比較的低位が予想されますので無理はないかと見られます。  今7月期の1Q業績進捗率は高く、早くも通期業績の大きな伸びが期待されます。  ビジネスの中身は「はてな?」ではありますが、2016年初のIPO銘柄として関心が高まりそうです。  これに続くのが3月2日のバリューゴルフ(3931・マザーズ)、3月3日の中本パックス(7811