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決算発表シーズンが到来する中での留意点
2015-05-13 17:17本日をもって実質的なゴールデンウィーク明けとなり、皆様の日常活動が再開したものと思います。連休前にはリスク回避の売りが見られ、調整含みの展開が見られましたが、今週からは新たな決算内容を踏まえた相場展開が想定されます。 為替が1ドル=120円という円安水準で前期末を迎えた企業にとっては為替面でのハードルが高まっての新たな決算期入りとなる中で、期初慎重な見通しを 出してくることが当然のごとく予想されますので、投資家は期初においてはこうした企業を避けようとする動きになると考えられます。 ところが、大半の企業が期初慎重なために相場が調整ムードにならざるを得ないことになります。 ここで大事なことは期初計画に対する信憑性です。前提があっての見通しですが、前期良すぎた反動が期初計画の慎重さに反映されていたり、とってつけたような最悪の前提条件をベースに計画されていたりと一筋縄にはいかない投資環境が足
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