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投資アイデアの創出その7 アイデアの筋
2019-10-16 02:11■■株式投資のアイデアの生成の過程についての連載を続けています■■ いままで、実例をあげながら、投資アイデアについて、ファンダメンタルズを中心に説明してきました。 今回は、「アイデアの筋」ということをテーマにします。 アイデアは闇雲になんでも出すという「ブレインストーミング」といわれる手法があります。もちろん、思いついたことをなんでも書き留めるということは大事なことです。わたしも、よく、友達と食事中に、ノートを取り出して、書き込んだりします。 ちょっと変ですよね。でも、気にしません。 食事相手の失礼にならないようにはしますけど。■投資アイデアの筋の4分類■ わたしが「投資アイデアの筋」と呼んでいるものは、3つあります。 ▲A分類 量的増加見込み▲ 今後、対象企業の製品やサービスが量的な増加が見込めるか (あるものがあるものを代替していく可能性) ▲B分類 市場占有率の上昇見込み▲ 今後、対 -
書評:「日本再興戦略」落合陽一
2018-04-14 09:06
「日本再興戦略」落合陽一 幻冬舎 https://amzn.to/2GRTbLc 先日、巷で評判の落合陽一氏の著作「日本再興戦略」を読みましたのでその ご紹介をします。 落合陽一氏は、現在30歳で、筑波大学の准教授、学長補佐という研究者の 立場とピクシーダストテクノロジーズ株式会社代表取締役社長という起業家の 立場の両方を持つ、新しいタイプのビジネスマンです。 現在、若い人の間ではオピニオンリーダー的な存在として扱われています。 私には、作家の落合信彦の息子だということが一番わかりやすかったです。 この著作の中で、彼は「日本」の特徴に合わせたテクノロジーを中心とした 社会の変革について沢山提言を行っています。 例えば、 ・Amazonを中心として、買い物に出かけなくてよくなる ・自動運転によって快適にどこでも移動できる ・個別化、カスタム化が進み、マスから個別に移る ・ -
日本経済の再生戦略~その3
2016-01-14 18:58明けましておめでとうございます 本年も小屋が気になっている情報をお届けしたいと思います 新年早々から株式市場は下落のスタートとなりましたが、 特に日本株式はバリエーションも妥当な水準になってきましたので、 今後は3月決算の動向を見ながら落ち着いた展開になるのではないかと予想しております。 本日は日本経済の再生戦略シリーズの第3回をお届けします。 内容は、今年の3月にコンサルティング会社で世界的に有名な「マッキンゼー」から FUTURE OF JAPAN 生産性向上が導く新たな成長の軌跡 というレポートのポイントを解説します。 レポートはこちらhttp://www.mckinsey.com/global_locations/asia/japan/ja/latest_thinking/future_of_japan 前回の確認として、このレポートでは次の提言をしています。 1.世界の
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