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記事 7件
  • 遅かれ早かれ

    2023-07-26 15:52  

     決して全面高には至ってはいないのですが、過去半年間を振り返ると株高トレンドが続いてきたと感じられる昨今です。 3800余りの上場企業をおよそ4つに分けると、1)指数に連動して動く日本を代表するような銘柄2)長きにわたり誰からも見向きもされない中で、内部蓄積を図ってきた低PBR銘柄3)M&Aなど積極的な事業拡大で評価を高めている銘柄4)成長株として評価されてはいるがIPOしてからさほど業績拡大に至っていないグローバル市場の高PER&PBR、無配ないし低配当利回り銘柄 となる。 年初来の株式相場の潮流は4)のグループを放置して1)から3)の銘柄群に集中して資金が向かってきた。低PBR銘柄は一定の水準までは売られることはなく上昇傾向は継続することになる。 この流れは多くの個人投資家の資産増にも寄与してきたのかと思われるが、4)のグループ銘柄にのみ投資されていた方にとってはなおも不満の日々が続
  • 相場雑感

    2021-03-03 18:54  

     株価は堅調な上昇、30年ぶりの高値に沸いていると伝えられている。 だが、個人投資家の資産が順調に増えているとは必ずしも言えない。 一部の銘柄に偏っているせいだが、コロナ禍で業績の二極化が進展しており、その結果として株価もツーティアになっているのは致し方ないと思われる。 PCを含めた好業績の巣ごもり需要株や今や不足状態に陥った半導体関連企業など上昇トレンドに乗っている銘柄があるかと思えば、取り残された企業も多いが復興需要並みにアフターコロナで業績回復を先取りした動きが随所に見られる展開となっている。 決して全面高にはならないとしても少しづつながら銘柄物色も広がろうとしているようだ。 通常なら想定外に業績下方修正となれば一気の短期投資家の売りで頭を抱えることになるのが常だが、最近は悪材料出尽くしとなって株価に反映される事例も多い。 本当はその業績下方修正の本質が継続性がある業績悪化なのか一
  • 株高の条件

    2019-04-19 16:39  
     海外投資家の売りを背景に日本株はやや頭重い展開が見られます。 昨年12月25日のブラッククリスマス(筆者は敢えてこう呼ぶ)がボトムでその後は海外株の上昇に先導された形で上昇傾向が続いていますが、じり高歩調ではありますが、頭重い展開がであることは明らかです。 実際に2018年度末の日経平均が3年ぶりに前年度末の水準を下回ったことでもこうした潮流は理解されます。 かつて筆者はロンドンの投資家顧問会社にトレーニーとして配属され、年金運用の現場を見て参りましたが、国際分散投資の視点で日本株はバブル崩壊後においても重要な位置にあったと記憶しています。運用対象の大半は日本を代表する国際的な企業でしたが、これは流動性の裏付けがあってのものでした。 と同時に日本企業の潜在的な成長力、技術力、優れた製品開発力などを評価してのものだったと理解しています。 海外投資家の国際分散投資ニーズがなくなる訳ではないで
  • 株高の条件

    2018-06-07 00:30  

     光陰矢の如しとは申しますが今年もはや6月に入ってしまいました。  梅雨入りが間近の今日この頃ですが、皆様いかがお過ごしでしょうか。  期待で始まった株式相場は振り返ると1月23日がピークとなり、その後はお決まりの調整相場。山あり谷ありの株式相場をご覧になっている皆様には現在の株式相場はどのように映っているでしょうか。  ピーク時に所有株を全部売却して虎視眈々とまたリスクテイクするチャンスを伺っている方もお見えなのかも知れませんが、多くの皆さんは保有されている株式評価の目減りに悩まされていないでしょうか。  1月までの株高によって利益確定売り、つまりリスクオフの潮流が見られた結果の調整でしたが、その後日経平均は3月のボトムから10%ほど上昇してきましたので、ここに来て少しは前向きに取り組もうとお考えの投資家も増えてきているのかも知れません。  今後の株式相場はポジティブとネガティブな材
  • 株高の条件

    2016-05-24 17:03  
    ここに来て全体相場が停滞気味な中、個別には堅調な銘柄が見出せます。  日経平均中心主義のメディアが伝える相場動向とは異なり個別銘柄は案外ホットな状況になっているものを見つけることができます。  全体相場が停滞しているからこそ、個別銘柄の活躍が目につくことになります。株価は業績で決まりますが、全体の企業業績が伸びるとなれば全体相場を後押 しして株高につながることになりますが、全体の企業業績とは異なって個別の企業業績が予想以上に向上した場合に株価は思いのほか強くなります。  それが一過性の業績向上ではなく継続的な収益維持が見込めるとなればなおさらです。大方の銘柄は業績の変動によって株価も上がったり下がったりと変動します。  期初段階では慎重に出しておいて期中や期末で上方修正をかけるというパターンはよくあります。この場合、発表後に株価は短期投資家の投げで売り込まれますが、四半期開示をチェックし、
  • 為替ひと言コメント

    2016-04-25 17:16  
    日銀が金融機関に対する貸出に対してマイナス金利を適用することを検討しているとの報道が日銀の追加緩和期待という形で株高、円安となった。  来週の27日はFOMC、28日は日銀の政策決定をまえに日銀の追加緩和に対する思惑から円安、株高になり日銀プレーが復活となった。  4月にはいり外国人投資家の売りがなくなり、外国人はむしろ買いに転じた。またIMMの通貨先物で円ロングのポジションが大きくなっている。  この円ロングの巻きもどしが今でている感じがする。ドル円は大きな押し目がなくジワジワと上昇を続け本日重要なレジスタンスである110円を上抜けした。  110円は下抜けするまでは110~115の重要なサポートであったレベルなので、この110円をしっかりサポートできれば112~113円付近への上昇が期待できると思う。  報道どおり日銀が動けば112~113へ素直に上昇しようが、もし何もなければ失望感か
  • 為替市場動向~円安⇒株高関係は変わる?~

    2014-10-02 11:09  
    ドル円相場が大きく動いた9月も終わり、今日から10月に月替わり。今年の第4四半期のスタートとなりました。押し目もほとんどなく上昇してきたドル円相場の背景には、停滞時期に溜めたパワーの大きさがあるでしょう。  9月月初、104円台で始まった相場は、第二次安倍内閣の人事で厚労大臣に塩崎氏が入閣したことで、公的年金資金が積極的な運用に変わるという期待が高 まり、一気に105円台に上昇。その後も、日銀の更なる緩和期待、日本企業による外国企業の大型買収、輸出代金のドル決済資金調達などが相場を押し上げた 背景と言われます。日銀が新たな緩和策を発表したわけではありませんが、例えば、マイナス金利で短期国債を買い入れている事実は緩和策と解釈され、円安要 因に結びつきました。  又、それ以上に、米ドルが世界の主要通貨に対して全面高であることが、ドル円相場の下支えになっています。米国の金融政策の正常化が経済状況