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市場潮流
2020-06-17 00:06今週(6月8~12日)の東京株式市場は、日経平均株価が週間で558円25銭下落し(率にして2.4%の下落)、2万2305円48銭で取引を終えました。4週ぶりの下落です。 週初の8日は前週からの地合いを引き継ぎ、日経平均株価は6日続伸。2月21日以来、約3カ月半ぶりに2万3000円台を回復しました。続く9日は、さすがに7日ぶりに反落。10日は小幅反発したものの、11日は米国での新型コロナウイルスの感染者増加を嫌気した米NYダウ先物の大幅下落を受け、前日比652円の大幅安となりました。 続く12日も前夜のNYダウの急落(前日比1861ドル安)を受け、大幅に下落して始まりましたが、大引けは167円安まで下げ幅は縮小しました。 このところ、株価指標に過熱感が目立っていましたので、ある意味、当然の調整局面かと思います。 ただ、今週値上りが目立った銘柄は、オープンハウス(3288)、ペプドリ(458 -
ある地味な企業への訪問計画
2018-01-31 02:22
AIや仮想通貨、ブロックチェーン、サイバーセキュリティ、IoT、EVといった比較的未来志向型のテーマを掲げてIPOしてくる企業に交じって、やや地味なビジネスを展開している企業がIPOしてくる事例が見られます。 今週訪問を予定しているのもそうした一見すると地味なお仕事をしている企業の事例です。 皆さんはIT業界でアクセンチュアや野村総研というコンサルティング会社が高収益を誇っている話をご存知だと思います。 先端的な業界では専門家の指導を受けて物事を進めていく必要があってこうしたIT業界ではこうしたコンサルティング企業が活躍する素地がある訳です。最近ではベイカレントコンサルティング(6532)が評価を高めてきています。この会社もIPO後の数か月はまったくと言って良いほど評価が低かったのですが、その後の株価はその当時の安値から4倍以上にもなってきました。 今期予想経常利益38億円に -
市場潮流
2015-04-29 02:16今週(4月20日~24日)の東京株式市場は、日経平均株価が週間で367円、率にして1.9%上昇。22日には約15年ぶりに終値で2万円台に乗せて取引を終えました。 先週の当コラムでは「株価は直近の上昇ペースが速かったことで、当面は調整するものと予想します」と記述いたしましたが、今週も総じて強い動きが継続しました。 中国人民銀行の金融緩和、欧米株の上昇などに加え、30日に予定される金融政策決定会合で日銀が追加緩和に踏み切るなどの思惑も相場の上昇を後押しました。 ただ、週末を控えた本日(24日)は、来週から本格化する国内企業の決算発表の内容を見極めたいとのムードも広がり、利益確定売りが増加。日経平均は前日比167円安の2万20円で取引を終えました。 もっとも、23日の米株式市場でナスダック総合株価指数が過去最高値を更新しており、来週も基本的に好地合いを引き継ぐものと思われます。 ゴール
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