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株高の条件
2018-06-07 00:30
光陰矢の如しとは申しますが今年もはや6月に入ってしまいました。 梅雨入りが間近の今日この頃ですが、皆様いかがお過ごしでしょうか。 期待で始まった株式相場は振り返ると1月23日がピークとなり、その後はお決まりの調整相場。山あり谷ありの株式相場をご覧になっている皆様には現在の株式相場はどのように映っているでしょうか。 ピーク時に所有株を全部売却して虎視眈々とまたリスクテイクするチャンスを伺っている方もお見えなのかも知れませんが、多くの皆さんは保有されている株式評価の目減りに悩まされていないでしょうか。 1月までの株高によって利益確定売り、つまりリスクオフの潮流が見られた結果の調整でしたが、その後日経平均は3月のボトムから10%ほど上昇してきましたので、ここに来て少しは前向きに取り組もうとお考えの投資家も増えてきているのかも知れません。 今後の株式相場はポジティブとネガティブな材 -
働く女性のためのNISAポートフォリオ
2015-01-21 11:14NISAの限度額である100万円の運用は1銘柄で終わりそうですが、少額でも銘柄をいくつかに分散しポートフォリオを組んで楽しむことはできます。 安定した投資を行うには投資対象となる企業のことをまず良く理解しておく必要があります。また、長期運用に耐えられる銘柄を保有しておく必要もあります。売却目標の設定も欠かせません。投資するタイミングもしっかり吟味しておく必要もあります。 働いている女性がNISAを用いた株での運用は短期勝負のような発想ではなく長期スタンスの運用が基本となります。未来のことは誰しもわからない中で長 期スタンスで投資などできるのかと言われるかも知れませんが、株式投資の王道は投資した対象企業の長期の利益成長を買うことに尽きます。最低でも1年間リ スクマネーを投じて売却せずにリターンを上げられる銘柄を選定してポートフォリオを構築されることが重要です。 NISAによる株式投資は -
地方自治体ニーズを取り込む企業
2013-04-23 16:26私が長年ウォッチしている企業の一つにサイネックス(2376)がある。本メルマガでも折に触れ、書いている企業だが、この会社の株価が先週出来高を伴って動意づいた。 もともとは広告入り電話帳を手掛けてきた企業で、地方に行くと多くの家でそうした媒体を見ることができる。実にその数1000万部もあるというから驚き だ。しかしながら、携帯、スマホ、インターネットの時代になって電話帳などは必要がなくなっているのは明白。ニーズが減少する広告媒体である電話帳など誰 がどう見ても縮小しているというのはわかるし、それだけではこの会社に未来はないだろうと思われる。 その結果、投資家の評価は落ち、上場(2003年11月)してからの株価低迷も長期にわたり続いてきた。ところが、それに代わり、ここ数年で大きく伸び てきたのが、地方自治体が発行する通称、「暮らしの便利帳」という生活ガイドブックだ。5年ほど前にスタートした
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