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長期投資の入門 第1回 リスクアセットとしての株式
2022-08-02 13:28
【億の近道の読者のみなさまへ】 大変ご無沙汰しております。 20年に渡りこのメルマガで執筆をしてまいりましたが、この度、縁あって、再び金曜日のメルマガを担当することになりました。よろしくお願いします。 明日30日土曜日14時よりは急ではございますが、セゾン投信主催の共創日本会議が開催(オンライン+リアル)されます。パワー半導体の見通しなどをお話いたします。お時間のある方は是非、ご参加ください。https://www.saison-am.co.jp/seminar/detail/20220627124653.html# 14時開催です。 セゾン投信の大月アナリストが参加。内田まさみさんが司会です。 さて、これから金曜日に長期投資の入門のコラムを定期的に執筆していく予定です。 それではさっそく第一回目のコラムを掲載いたします。【長期投資の入門 第1回 リスクアセットとしての株式】 一般に資産 -
人間経済科学と賢人たちの教え その4
2020-07-03 14:30産業新潮http://sangyoshincho.world.coocan.jp/7月号連載記事■その4 世界は「べき乗」の法則で動いている●べき乗とは何か べき乗という言葉になじみが無くても、累乗という言葉は記憶の片隅にある方が多いかもしれない。どちらも似たようなものなのだが、微妙な違いがある。 どちらも「aのn乗」という形で表現されるが、累乗の場合はnの値が日常使われる「1、2、3、4・・・・」などの自然数(正の整数)に限定されている。それに対してべき乗はnの値が実数全体(さらには複素数全体)にまで及ぶのだ。 ちょっと頭の痛くなる話だが、この違いはこれからの話にさほど重要では無い。要するに、べき乗の方がより多くの範囲の現象を表現できるものだということを理解していれば問題ない。●世の中の多くの出来事は二次曲線で表現される 二次曲線も厳密に語れば色々なことがあるのだが、ホースで水を撒くとき -
年金作り その3
2019-09-20 16:53ボルトン補佐官の退任により米政権の方策に軌道修正が出てくれば、少なくとも1ヵ月間程度はリスクオンの展開も考えられます。これでダメなら、やはり間抜け大統領の場当たり政策の拙さが再確認されるのでしょう。 それにしても火曜日までの10連騰には驚きました。幾ら強気相場でも多少は休憩が入らなければ息切れが心配になります。 8月26日の安値から計算すると、日経平均は火曜日までの15営業日で約1,740円(率にして8.59%)も値上がりしました。本日も(AM中時点で)上げていますが、22,000円台は5月第一週以来です。 米国でも相場動向に変化がみられますが、上がり方のスピードから見て、日本株の保有が少なかった投資家の買いとともに、先週金曜日のメジャーSQでのポジション調整も含めて短期のファンドによる買い戻しが多いと感じます。 今日は指数銘柄が優先して買われているようですが、22,000円に乗せてから -
億も要らない2000万円の金融資産づくり
2019-06-19 13:42年金問題はついに老後の生活資金が2000万円必要との話になってきました。年金制度に不安を覚える皆さんに自ら積極的に年金づくりを行ってもらいたいと考え、過去様々にコンテンツを提供してきた本メルマガの一員としてもこの話を聞いて気が引き締まる思いです。 そもそも株式啓蒙メルマガ「億の近道」のコンセプトは自助努力で億の金融資産を創ることにありました。1億円の資産づくりではなくその5分の1の資産づくりなら容易いのではと、この金額を聞いてむしろ楽観的に考える次第です。 そもそも100万円程度のお金を持つまでの最低限の貯蓄努力はしないとなりません。その100万円を毎年2倍にすれば7年間で1億円になるというのが夢のような億の近道のコンセプトではありますが、その実現には紆余曲折があることは事実です。 相応のリスクテイクをし続ける必要があるのですから目標達成には忍耐が求められます。 一方、コツコツと貯めた1 -
利子と利回り
2016-10-27 14:55■有限の現実世界と無限の複利世界 全宇宙の原子の数は10の80乗を越えない程度であることが観測結果からわかっているそうです。 複利で1000年運用すれば、計算上、宇宙の原子の数を超える金銭価値が得られます。 1円のコインに原子が何個使われているかを考えれば、10の80乗億円のコイン(コイン10の80乗個)を実現することは不可能です。 ネズミ講は必ず破綻するのは、複利の世界が現実の世界とは全く違うからです。■複利計算 小さな塵も、積もり積もれば、山となる、といいますね。 株式投資では、将来の配当や業績の見通しが不確実です。 様々なリスク、つまり、不確実性があります。 それらは、期間が長ければ長いほど、積み上がっていきます。 公共性が高い事業には、国有化のリスクがあります。 この先、10年間は顕在化しないかもしれませんが、20年先、30年先はわかりません。 ですから、30
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