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記事 3件
  • 動き出した中小型銘柄

    2018-06-14 02:21  

    ~調整中の銘柄にも投資のチャンス到来~  全体相場が上向く中で出遅れ気味だったマザーズなどの中小型銘柄に投資チャンスが到来しているように感じられます。  例えばデーティングアプリを今月末にリリースする予定のネットマーケティング(6175)が680円台から740円前後まで上昇してきたほか、皆様よくご存知のアドソル日進(3837)が1300円台から1800円台まで上昇。下落歩調の続いた夢テクノロジー(2458)も900円割れ寸前で反転の動きです。  19日にIPOしてくるメルカリ(4385)の公開価格が上限価格の3000円で決まり時価総額4000億円を超えるため関心が高まってきました。同社の10%の大株主であるユナイテッド(2497)も既に株価の水準が高まってきました。  メルカリ以降のIPO銘柄にも関心が集まりつつあります。  IPO銘柄を突破口に再び中小型銘柄にリスクマネーが流入するの
  • 四半期決算発表のチェックポイント

    2017-08-08 19:39  

    ~短期的な視点より中長期的な視点に目を向けよう~  株価は基本的な業績の進捗に加え、将来の業績向上につながるビジネス上の材料、需給などいくつかの要因で形成されていると考えられます。  基本的な業績をベースにしていることは皆様も十分にご理解されているかと思いますが、各企業ごとの業績の達成度合いを四半期ごとに確認しながら評価がなされるのが今日の株式相場となっています。  このところの決算発表でもサプライズのあった銘柄を中心に株価が大きく変動を見せていますが、これは古くからの上場企業だけでなく最近IPOした企業にも当てはまります。  とは言え、IPOしたばかりの銘柄はまだ確信をもって業績を上げていくまでには至っていない場合が多く、投資家の関心は他の要因に向かっているのかも知れません。  7月後半から8月上旬にかけては3月期決算企業の第1四半期決算の発表が見られるほか9月期決算の第3四半期業績、
  • 先行投資をネガティブに見がちな短期投資家に

    2017-05-24 16:09  

     日経平均2万円台乗せを前に再び調整場面を迎えた株式市場に蔓延する短期志向の心理。  株で儲けたいけどできるだけ短期で儲けていつ起きるか分からないショック安などに備えたいという臆病な投資家の行動がそうした短いサイクルで調整を引き起こしてしまっているのかも知れません。  短期志向の投資家が多い日本の株式市場では企業との思いにズレが生じてしまいます。アグレッシブな企業は長期的な視野に立ってできるだけ高い成長を遂げるべく先行投資を行い本来の投資家の期待に応えようとします。  先行投資には減価償却費の増加を伴う設備投資のほか人材投資、営業拠点の拡充、研究開発費、広告宣伝費など様々にありますが、思い切った先行投資を行った結果、期間利益を損なうケースも出て参ります。  売上は伸びても先行投資で利益は減益になるという場合や極端な場合、赤字になるといったこともあり、そうした場合には短期的な視点で企業を