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記事 75件
  • ビジネスは発展させるもの

    2020-10-22 11:02  
     上場企業である以上はビジネスを発展させる使命をもっている。投資家はその企業の発展によって得られる企業価値の向上をもってリターンを得ることになる。 儲かったお金を単純に配当金として還元するだけではなく、再生産させて企業基盤を拡大させていくパワフルさに投資家は魅力を感じることになる。 投資家と経営者は違った立場になるが、究極は同じ立場になって企業の発展を支える運命共同体となる。ただ投資家であればいつでもその持った株を他に売却してリスクオフが図れる。経営者でなおかつ株式を保有するオーナー経営者は逃げ場がなく、ビジネスを磨いて会社の発展に尽くすことが目標となる。 最悪なのは雇われ経営者で、過去の経営者のレールの上を走り、リスクを取らず報酬を得るだけの人材。 投資家は雇われであれ、創業オーナー経営者であれ優秀な人物を見い出すことが最も効率的な運用成果を得る近道、すなわち億の近道となる。つまり皆さん
  • 株価低迷するアサンテ株の行方

    2020-08-26 16:12  
     映画ゴーストバスターズからとったシロアリバスターズという奇抜なTVCMを放映し知名度向上に努めているアサンテ(6073)株の株価がコロナ禍の影響を受け低迷状態となっているが、見直しの余地を探ることにしたい。 同社は2013年3月に東証2部に上場。公開価格は930円で公開直後はシロアリ駆除のビジネスにネガティブな印象が強く株価低迷。一時は766円という上場来安値をつけるなど、不人気な状態が見られた。 上場後の株価低迷を横目に筆者は同社のレポートを書かせて頂いた記憶があるが、幸いにも掲載後の株価は2018年の高値2451円まで上昇の一途を辿った。 残念ながらその高値をつけてからの株価は低迷を続けコロナ禍もあって3月には1283円という安値をつけるに至った。その後も需要期のコロナ自粛で業績の先行きが不透明となるに及んで株価は下値模索を余儀なくされ、約半年近い間、1300円前後での株価推移を余儀
  • オンライン化花盛り

    2020-08-20 13:35  
     コロナ禍でリアルな活動がやり難くなった今、注目されているのがオンライン化。人類の英知を集めると、様々なリアルなイベントがオンライン上で済まされることになります。 その代表的な事例がオンライン飲み会やオンライン合コンなどかと思いますが、味気ないオンライン化もコロナ感染を防ぐためと考えれば致し方ありません。 インターネットの発展、5G化で気軽に個々人のやり取りができる技術的な背景も手伝って新たなサービス産業を生み出す可能性も秘めているというのがポジティブな視点でもあります。 小売業においては既にアマゾンが市場を席捲。スーパーでの買物からEコマースで日常品や衣料品などの購入を行うライフスタイルが定着しつつあります。こうしたショッピング形態の変化ではロジスティックが重要になると考えられます。 どうしても人の手に頼らざるを得ない業務やサービスもありますが、多くはロボットや自動搬送装置などで省エネ化
  • 日本発オンラインクレーンゲーム会社サイバーステップの野望

    2020-08-06 21:28  
     日本発で世界に打って出ることのできる可能性のある新たなビジネスを展開する企業にサイバーステップ(3810)がある。 先週開催された決算説明会で同社の創業者である佐藤社長が語ったことは表面的には今期、減収減益見通しでネガティブな印象があるのに対して、ビジネスの方向性としては比較的ポジティブな内容だった。 オンラインクレーンゲーム「トレバ」の成長でライバル他社も追いかけてくる中で業績の拡大をどのように図っていくかがポイントとなる。 そこは業界のパイオニア的存在である経営者の手腕が問われているが、過去の経緯を踏まえると、ここをベースに成長を求めることができれば、投資チャンスがあると考えられる。 佐藤社長は高専出身で基本はモノづくり。学生時代のロボットコンテストにも挑戦したことがあるというからユニークな経験がある。 現在はオンラインクレーンゲームのヒットで一花咲いた感がある。月商10億円、年商1
  • 子供と一緒に企業選びの目を養う方法

    2020-07-03 14:31  
     億近読者の皆様こんにちは。 お金の教育に特化したFP、遠藤功二です。 私は、小学生になったら家庭でお金の教育を行うことを推奨しています。 私の家庭では、7歳の長男にカフェの経営をしてもらってます。 共同経営者兼資金の出資者は私です。 小さなお店を経営する経験は、お金が増える原理や経済の仕組みを学ぶには最適です。 今回は、私が子供と行っている家庭内カフェ経営体験の中で、新たな発見をしたことを、読者の方々に共有します。●家庭内カフェ体験の壁 家庭内カフェ体験と言っても客は家族や親戚くらいしかいません。 最初はコーヒーやカフェオレを作ることが楽しかった長男も同じことの繰り返しでは流石に飽きてきました。 それでも、お客(親)が喜んでコーヒーを飲んでくれることと、お店のお金が増えていくことの面白さで、何とか継続していましたが、共同経営者の私としては「そろそろ何か変化をつけないと継続できないな。」と
  • 孫子と三賢人のビジネス その15

    2019-12-05 02:06  
    産業新潮 http://sangyoshincho.world.coocan.jp/12月号連載記事■その15 鳥が飛び立つのは伏兵である●ビジネスでも投資でも観察眼が勝負を決する 「人間経済科学研究所」では、「人間」と「経済(ビジネス)」そして、「(自然)科学」の三つの重要な要素の複雑に絡み合う関係を研究しています。 その中でわかってきたことは、「経済・ビジネス」は、机上の空論をもて遊ぶのではなく、生きた経済・ビジネスをじっくり丁寧に観察し体系化することによってしか理解できないということです。 個々の人間が極めて複雑なだけではなく、その個人が構成する人間社会が途方もなく複雑であることを理解しなければなりません。 自然科学の「複雑系理論」においては、「蝶の羽ばたきが大型の台風を引き起こす」という、まるで「風が吹けば桶屋が儲かる」的な有名な逸話があります。もちろん、そのような可能性は常に存在
  • 孫子と三賢人のビジネス その14

    2019-11-11 16:26  
    産業新潮 http://sangyoshincho.world.coocan.jp/11月号連載記事■その14 高い丘にいる敵を攻めてはならず、丘を背にして攻めてくる敵は迎え撃ってはならない●自然淘汰で生き残るのは駆け引きにたけた生物である チャールズ・ダーウィンに始まる(生物の)進化論は、1859年に「種の起源」の初版が発刊されてから160年ほどの歴史しかありません。サー・アイザック・ニュートンが「万有引力の法則」を1665年に「発見」(「地上の引力が月などに対しても同様に働いている可能性があることに気付いた」とされている)してから200年近く後のことです。 また、アダム・スミスの「国富論」の初版は1776年に刊行されており、こちらも「種の起源」の100年近く前のことです。チャールズ・ダーウィンは、当時知識人の必読書であった「国富論」を読んでおり、一般のイメージとは違って、国富論(神の意
  • 孫子と三賢人のビジネス その13

    2019-10-09 13:19  
    産業新潮 http://sangyoshincho.world.coocan.jp/10月号連載記事■その13 統制と組織●命令と自由とブロックチェーン どのような人物でも他人から「命令」されることは決して楽しくないはずですし、逆に自分の考えで「自由」にふるまうことは心地よいはずです。ですから、インターネットの創世期のようにほとんどすべてのことが許される世界は人々をひきつけます。 しかし、現在のインターネットは完全に自由とは言えません。 チャイナ・北朝鮮・ロシアなのどの共産主義独裁国家における情報統制は別にしても、米国や日本などの先進国においても、犯罪(あるいは犯罪予備軍)、テロ行為などにかかわる情報は厳しく取り締まられるようになっています。 ビット・コインなどの仮想通貨のおかげで脚光を浴びるようになったブロックチェーンですが、仮想通貨の未来は暗いのに対して、その仮想通貨を支えるブロックチ
  • 相川伸夫のクロスフォー決算説明会報告(ポジティブ)

    2019-10-02 16:33  
    ■相川伸夫ピックアップ銘柄フォロー ※9月27日(金)執筆時点・山王(3441)2016年12月19日配信 株価560円⇒705円(+26%)・テノックス(1905)17年2月20日配信 株価815円⇒816円(+0%)・特殊電極(3437)17年6月12日配信 株価2922円⇒4885円(+67%)・東北特殊鋼(5484)17年9月4日配信 株価1831円⇒1420円(-22%)・新報国製鉄(5542)17年10月2日配信 株価1577円⇒1106円(-30%)・パウダーテック(5695)18年2月19日配信 株価4845円⇒2810円(-42%)・東京エレクトロンデバイス(2760)18年4月6日配信 株価1970円⇒2092円(+6%)・アバント(3836)18年6月25日配信 株価945円⇒2072円(+119%)・神戸天然物化学(6568)18年8月13日配信 株価2718円⇒1
  • コード番号の不思議

    2019-09-03 18:00  
     ベテラン投資家ほど最近の株式相場についていけなくなったという声を聞く。 3700余りもの銘柄が上場している株式市場では各銘柄ごとにコード番号が割当られIPO時からこのコード番号を基本に取引が始まる。 コード番号は1000番台から9000番台まであるが、ベテラン投資家ならコード番号の1ケタ目だけで業種が推察できたが、今はそうはいかない。 例えば通常なら食品セクターのコード2000番台や繊維セクターが数多く含まれた3000番台には全く異なったシステム開発系の企業や不動産セクター企業などが登録されている。 こうした事例は4000番台や6000番台、7000番台にも見られるが、どういう訳か5000番台や8000番台には見出せない。 つまり業種とコード番号が一致しないので銘柄の内容を理解しにくいのである。 昨年から今年にかけてコード7000番台の銘柄をチェックしてみたが気が付かないで見逃してきた銘