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Mr.IRのいる企業の株価は上がる!?
2015-12-15 16:47平田機工(6258)の株価が堅調に推移しています。 熊本を拠点にした生産設備プラントエンジニアリング会社というビジネスを投資家に理解して頂くには、IR担当者は相当の覚悟が必要ですが、このところのIR手法はなかなか積極的です。 ドローンを用いた工場の俯瞰図を映像化して機関投資家やアナリストに見せたり、工場内のラインを企業に許可を得て映像化したりと工夫が見られます。 同社のIR担当者F氏は今年から変わったばかりで、力が入っています。 私のようなアナリストにも懇切丁寧に対応して頂き、わざわざ事務所に足を運んで頂くなど熱心です。私はこのF氏を今年のMr.IRとしたいと思います。 かつてのMr.IRは個性があって面白かったのですが、Mr.IRがいる企業の株価は上昇するということをこれから確認、検証していきたいと思います。 日本コンセプト(9386)N氏もそのMr.IRだし、直近ではトレッ -
IPO秋の陣
2014-09-03 13:31初めて株式を上場することをIPOと言います。9月のIPOは8銘柄が予定されています。 既に10月9日に東証1部に再上場するすかいらーく(3197)まで9銘柄が新たに取引される予定となっており、この後のリクルートまでまさにIPO秋の陣が繰り広げられようとしています。 IPO銘柄を中心に投資をされる投資家もお見えになるかと思いますが今年も既に残すところ4か月という中で、作戦を考えておく必要があります。 9月のIPO銘柄はすべてマザーズ銘柄となりましたが、かなり活発な値動きになるものと考えられます。 私の今週の有料メルマガでもこうしたIPO銘柄を取り上げておきましたが、忘れてならないのは過去1年程度の間にIPOした銘柄です。 IPO後の株価低迷が長期に続いている銘柄が散見されますが、主幹事証券が上場したら用なしと言うのか放置された中でよく吟味すれば魅力的な銘柄もあり、復活するタイミング -
企業訪問でわかる株価上昇の可能性
2014-05-20 16:18企業訪問をしているといろいろと発見があります。 アナリストとしてアドレナリンが出るのは隠れた成長企業に出会った時です。 とりわけ、これは凄いという経営者(自ら投資の種を駆使した成長戦略を持ち、投資家の期待に応えようと市場での評価を正当に受けようと努力している経営者)にたまたまのご縁で知り合うと思わず興奮してしまう。 興奮するほど魅力を感じた場合、多くは株価の位置にもよるが、その株価は上昇することになります。過去何度もそうしたことがありました。 上場まで行える企業経営者は皆さん大変なステータスだとは思うが、創業後の成長のベクトルが上場とともに終焉したような企業には市場での評価が低いケースが多い。 多くのアナリストの企業訪問の基本パターンは大手証券や機関投資家のアナリストならともかく、いきなり経営者に会うケースより、IRや広報担当者との面 談からスタートするのかも知れませんが、IPO -
成長株探しの旅
2013-06-19 14:27どんな相場になっても上がる株はあるものです。 私は全体相場が調整局面を迎えた時こそ個別銘柄の研究を怠らずにいれば有望成長株は見出せるとの信念を持っています。 それが外れになっても当たりとなっても、とにかく調整局面こそ大事な要素になります。3600社もの企業の中からそれを見出すのは至難の技と言えます が、投資というのはそういう地道な作業があってこそリターンが得られるものだと億の近道の読者の皆さんは昔からお分かりになっているものと思います。 株式相場は山あり谷あり。リスクマネーを投じて谷を買い、山を売るの作業を継続して億の資産を作っていくことこそ経済の輪に加わっておられる市民投資家 のミッションでもあります。短期的な多少の高値掴みはあっても良い銘柄探しをして信念を持って保有していれば、企業の成長とともに資産は自然に増加してい くものです。 多少の時間はかかっても企業の成長は時価総額の拡 -
激しい株価変動を見せた中小型銘柄の動向
2013-06-11 12:35昨年10月以降の株価変動は個々の銘柄ごとに凄いものがありました。日経平均も8500円前後から15900円へと急騰しおよそ8割の上昇を示したので すから、ここでの13000円割れも致し方ないところです。むしろまだ12000円どころまでの下落はないのか、いやそれどころではなく、株式相場はまた 元の水準にまで下落するのではと心配する向きも多いのではないでしょうか? そうした心配の声が聞こえそうな相場環境の中、個別株もようやく買える水準になってきました。 たくさんの利益を得るには投資する際の株価は安い方が良いに決まっています。中途半端ではリターンが小さくなってしまいます。 高値掴み銘柄を放置しておくとまた下落が続けば損失も膨らみますので早めの処分をしておこうとなりますので下落は案外想定以上に続いてしまいます。 仕切り直しの相場はある程度の時間(日柄)と値下がりによる割安感が出てこないとなり -
そこで語られたこと
2013-03-05 17:44企業の評価は定量的なものと定性的なものによる組み合わせによってなされると考えられます。 多くのアナリストがこれらを見極めながらレポートしようとします。現在は3月期決算企業なら第3四半期までの定量データが明らかになっており、通期をほぼ見通せる段階まで来ています。また、来期の業績にも関心が寄せられ、その動向を探ろうとします。 取材の多くは集合的なプレゼンによることが多いのかも知れませんが、時間を割いて個別に面談し質問を重ねていきます。 証券アナリスト協会は会員であるアナリスト向けに企業説明会を開催しており、私も頻繁に関心を持った企業のプレゼンには出向いています。 ◇ たった30分で終わった先週の鈴木(6785)という長野を拠点とした金型やコネクター部品会社の第2四半期の業績はまだすこぶる本調子とは言えない が、徐々に上向いているとの感触を得ました。同
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