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記事 9件
  • 市場潮流

    2019-08-14 00:05  
     今週(8月5~9日)の東京株式市場は、日経平均株価が週間で402円34銭下落し(率にして1.9%の下落)、2万684円82銭で取引を終えました。2週連続の下落です。 米中貿易摩擦の激化懸念などを背景に、外為市場で、円高ドル安が進行。中国人民元の対ドル相場が約11年ぶりに安値となったことなどを受けて、アジアなど新興国株も全面安となり、日経平均株価は前週から7日(水)まで4日続落しました。米国が中国を為替操作国に指定したことも、米中対立激化懸念を増幅し、株価の下落を助長しました。4日間の下げ幅は約1,000円に達しました。 日経平均株価は8日(木)に、5営業日ぶりに反発。続く9日(金)も続伸しました。前日の米国株の上昇、中国の中央銀行である中国人民銀行が設定した人民元取引の基準値が想定よりも元高水準であったことなどが株価の上昇に寄与しました。 来週も、日米金金利差の縮小から、為替は、円高ドル
  • 市場潮流

    2019-06-04 23:07  
     今週(5月27~31日)の東京株式市場は、日経平均株価が週間で516円3銭下落し(率にして2.4%の下落)、2万601円19銭で取引を終えました。4週連続の下落です。 週前半の27日(月)、28日(火)は欧州や中国・上海の株高などを好感し、続伸しました。しかし、週後半は、米中の貿易摩擦の長期化により世界経済の減速が早まるとの懸念から、29日(水)から31日(金)にかけ3日続落。30日(木)には、日経平均株価がおよそ2カ月ぶりに終値で2万1000円を割り込みました。 31日(金)は、米国のトランプ大統領が突如としてメキシコへの追加関税を発表したこと、中国の製造業PMI指数が悪化したことなどが響き、日経平均株価は前日比341円安となりました。 24日の騰落レシオ(東証1部、25日移動平均)は77.92となり、前週末よりさらに低下しました。 来週は、3日に米国の5月のISM景況感指数(製造業)
  • 市場潮流

    2019-01-21 13:48  

     今週(1月15~18日)の東京株式市場は、3連休後の4日間の立会いでしたが、日経平均株価が週間で306円37銭上昇し(率にして1.5%の上昇)、2万666円07銭で取引を終えました。2週連続の上昇です。  週初の15日(火)は円安の進行、中国政府が景気対策を強化していることへの期待感などから、日経平均株価は前週末比195円高と続伸。  16日(水)、17日(木)と利益確定売りに押され、小幅ながら続落。  しかし、18日(金)は、「米国のムニューシン財務長官が中国に対する関税の引き下げを検討」との一部報道を好感し、前日比263円高となりました。  本格化しつつある国内主要企業の18年度第3四半期(3Q)決算は、日本電産(6594)が通期見通しを下方修正するなど、3Q3カ月の厳しい収益環境をうかがわせる結果が相次いでいますが、株式相場には昨年末の急落局面で概ね織り込まれたと考えてよさそう
  • 市場潮流

    2019-01-16 01:13  

     今週(1月7~11日)の東京株式市場は、日経平均株価が週間で797円74銭上昇し(率にして4.1%の上昇)、2万359円70銭で取引を終えました。6週ぶりの上昇です。  4日(金)の大発会は前年末比452円81銭安となり、暗い滑り出しとなりましたが、4日に発表された米国の18年12月の雇用統計がタイトな雇用情勢を反映する内容であったことに加え、米連邦準備理事会(FRB)のパウエル議長が講演で、金融市場の混乱を踏まえて利上げの一時休止を示唆。これらを好感し、7日(月)の日経平均株価は前週末比477円高と大幅に反発し、2万円を回復しました。  さらに、米中貿易協議の進展期待もあり、9日(水)まで3日続伸。10日(木)は反落しましたが、11日(金)は再び反発しました。  今週の動きは、昨年末の金融資本市場の「過剰反応」が修正される過程と思われます。  それでも、11日の騰落レシオ(東証1部
  • 大魔神のアンテナ

    2018-12-27 07:44  

     株式市場が厳しい展開を続けています。しかし、「夜明け前の暗闇」と見ています。  テクニカル指標は高値を当てることは、案外難しい。半面、底値を見極めることは案外と当てることが出来ると思っています。  よくテクニカルアナリストが使うものとしては、「騰落レシオ(25日)」(25日間の上げた銘柄数と下げた銘柄数の比率を取る)。  このレシオでは80%以下が売られ過ぎを示す。この水準に達すると、ほぼ、8割以上の銘柄が下落を続けていると見ることが出来、底値が近いと暗示する。  もう一つは、25日移動平均線と株価の乖離率で、通常の判断基準は-5%以上乖離率がある場合には、売られ過ぎと判断している。  10月月末の際の急落時は-8%以上の下落でしたが、今回もそれに近い下落(12月20日)を演じています。  ただ、この2つのテクニカル指標の一つの欠点は、ある意味リバウンドを狙う際には有効的です。しかし
  • 市場潮流

    2018-10-29 22:09  

     今週(10月22~26日)の東京株式市場は、日経平均株価が週間で1347円48銭下落し(率にして6.0%の下落)、2万1184円60銭で取引を終えました。4週連続の下落です。  世界景気の不透明感の高まりから、米国株が急落し、国内株式市場でも、リスク回避のための売りが広がりました。  週初の22日(月)は、中国・上海総合指数が4%を超える大幅な上昇となったことを受け、日経平均株価は3営業日ぶりに反発しました。  しかし、23日(火)は米国株やアジア各国の株価を嫌気して、日経平均株価は604円の大幅安。  24日(水)は小反発したものの、25日(木)は前日の米国株の急落を受け、日経平均株価は822円安となり、3月29日以来ほぼ7カ月ぶりの安値をつけました。  週末の26日(金)は前日のNYダウが400ドル超の上昇となった割りには戻りが鈍く、日経平均株価は84円安で終わりました。  中国
  • 市場潮流

    2017-10-16 16:03  

     今週(10月10~13日)の東京株式市場は、日経平均株価が週間で464円47銭上昇し(率にして2.2%の上昇)、2万1155円18銭で取引を終えました。5週連続の上昇であり、13日(金)まで9日間続伸。年初来高値を連日更新し、96年11月27日以来、ほぼ21年ぶりの高値で取引を終えました。  週初から国内外の景気拡大を好感する買いが拡大。10日の米株高や国際通貨基金(IMF)による世界経済見通しの引き上げなどを契機に、海外投資家の買いが一段と拡大。10月下旬から本格化する国内企業の4~9月期決算への期待、衆院選(10月22日投開票)で与党優勢の観測などと相まって、連日の高値更新となりました。  13日の騰落レシオ(東証1部、25日移動平均)は137.90まで上昇しており、さすがに過熱感が高まっています。  来週の株式相場は、米連邦準備理事会(FRB)の次期総裁人事の動向などを注視しつ
  • 改革への期待

    2016-10-28 17:24  
     自民党総裁任期が3期9年に延びるようです。  勿論しっかりとした国政を担ってくれるなら2期でも3期でも構わないのですが、今の政治制度が(既存政治家に都合の良い)世襲を促す仕組みであるだけではなく、大衆迎合的になり易く、且つ(予算目当ての)行政寄りとも言える体制となっているため改革が進まないことに問題があります。  まず(いつ解散があるのか分からない)衆院選と3年に1度の参院選、地方統一選、それに総裁選まで含めると、それこそ2年を置かず年中何らかの選挙があるために(志ある政治家でも)思い切った改革が出来ず、結果として役所(最大既得権グループ)が付け込む隙が生れていると言えます。  もう少し落ち着いた政治が出来るように、例えば総裁任期を1期4年にして2期8年を基本とするとか、米国のように政権が代われば行政官も大胆に入れ替えられるような制度を一部取り入れるなど、制度疲弊を起こしている旧来の制
  • 市場からの贈り物

    2014-07-01 19:28  
    需給の好転で上昇が続くと余剰資金でいつ買うか迷ってしまいますが、1986年から1990年にかけてのバブル経済下のファンドマネジャー時代でも似たような経験をしたのが記憶に残っています。  当時、投資経験がまだ浅かった私にとって市場の潮流についていけないで、上がっていく株式を横目に眺めている状態が続き、100%の組み入れなどでき ず、上昇時に多少でも押し目が入った時にやっと買いの手を入れたと思うと、そこから日々、下落する状況に胃の痛む思いをしたことがあります。  誰しも天井づかみはしたくない。でも株式市場では高値つかみはつきもの。投資家は、いつも高値掴みする恐怖を持ちながら、さりとて怖い物知らずで積極果敢に投資してリターンを得ようとします。  さて、先週末の株式市場は日経平均が15400円乗せで勢いが出るかと思いきや為替が円高となり、騰落レシオが24日に164%となるなど指標面での過 熱感もあ