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日本国のアドバンテージ その2
2015-09-04 15:322010年5月のコラムで下記の記述をしました。 (引用) 「失われた20年と言われているが、日本にはまだまだ優秀な技術がある、勤勉な労働者がい る、金融機関の傷も浅い、個人金融資産も潤沢でまだしばらくは債務(国債発行)を自国内で消化できる、これから数年のうちに財政再建の道筋をつけ、産業振 興に努め、税制改革も出来るのなら陽はまた昇るのではないか・・・。」 これが今、我々が漠然とイメージしている、日本が現在の困難な時期を脱して再度浮上するかもしれないと期待する際のストーリーです。 世界では日本の環境技術を必要としていると言われますし、インフラ整備や原発、水ビジネスも漸く官民を上げての取り組みが進展してきたようです。迷走し きっている政治の状況は毎度のこととして一旦忘れ、では、何をキッカケとして国富の再上昇に繋がるのか、景気が持ち直し、そして雇用が増え、プライマリー バランスが実現し、新 -
海外投資家達への再考
2015-06-26 22:59先日は読者の方から「気持ちは分かるがゴキブリやシロアリは言い過ぎではないか」とのコメントを頂きました。 確かにこのゴキブリやシロアリとしている連中は政治や行政の中にいる一握りの輩ですが、高級官僚や漫然と世襲をしている地方議員などの既得権者ほど変化 を嫌う(=美味しい蜜を手放さない)傾向を見るにつけ、それこそ彼らが嫌がる言い方でもしないことには、私自身が気を許すと忘れてしまいそうな危機感があ るからかも知れません。 ちょっと目を離すと「郵便預金の増額提案」など、ふざけた郵政族連中とかがちょくちょく顔を出しますから。品の無い連中です。オマケに国民から金を集める下準備もしておき、イザと言うときに財政の補てんに廻す算段でしょうか。 大半を占める真面目な政治家や公務員の方には申し訳ないのですが、言及しているのは票格差是正にコソコソと反対している与党内の無能世襲議員や、惰眠を貪っている地方出先機
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