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アパレル系IPO銘柄はなぜ不人気なのか
2018-10-03 02:34
日経平均は1月高値を更新。先高感が強まり株式相場が強展開を示す中で、いくつかのセクターでは相変わらず調整ムードが続いています。つまり全面高になってはおらず、限られた銘柄のみが株高の恩恵を受けている点に注目する必要があります。 225銘柄内での二極化の動きと同様、直近IPO銘柄内での二極化が顕著な点に気が付いている皆さんも多いのかも知れません。 本日は直近のアパレル系IPO銘柄について簡単に考えてみたいと思います。 先週末、渋谷本社で開催されたグローバルワークやニコアンドなどのブランド展開を進めるアパレル大手のアダストリア(2685)の2Q決算説明会では想定を大きく下回った業績に対する企業側の釈明と対応が示されましたが、その結果、ネガティブな評価とポジティブな評価が入り混じり一時売り込まれた株価は一気に反転上昇(1389円安値⇒1535円高値)に向かいました。 短期ネガティブも -
人気株、不人気株
2014-12-16 20:39株式市場に上場する約3600の企業の株価は千差万別です。 その集合体の指数は日経平均やTOPIX、JPX日経400といった指標で数値化されています。 ところで皆さんが投資されている銘柄の株価はどのような評価がなされていますか? モノサシで言うとPERやPBRが主体で、時価総額も比較になります。 PERの市場平均が17倍だとして個別銘柄ではそれよりも高い評価がなされている場合と低く評価されている場合があります。PBRもまた同様です。市場 平均が1.4倍だとして個別銘柄には1倍以下がごろごろしている時代ですので、バリュー面での価値はあるのですが、これは解散価値なのでどちらかと言うと 成長性のモノサシであるPERの評価や経常利益と時価総額の関係で評価をするべきかと思います。 市場平均よりも高く評価されている場合をプレミアムがついているという定義をすれば、皆さんの投資されている銘柄も人気
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