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IPO後に株価が上がらない銘柄
2017-06-14 00:57
IPOした企業には投資家の期待が集まりますので経営者の皆さんはその期待に応えようと頑張ることになります。 とは言え、先行投資期にある企業にとっては簡単に業績を上げていくのは難しいと思われます。そもそもIPO後に簡単に業績が上がるのは過去先行投資を実施してきたからでそこに資金力と人材力、ブランド力が加わって成長の道を歩むことになります。 しかしながら上場前にこれだけの利益を出すとして上場しておきながら上場後にいきなり下方修正するろくでもない(と感じられる)経営者がいて投資家は戸惑うこともあります。 昨年は平山(7781)という人材派遣、製造請負企業でそうした事象が発生して苦労した投資家がお見えになったかも知れません。 下方修正ぐらいはまだましで中には2015年にヒューマンウェブという社名でIPOした現・ゼネラルオイスター(3224)のように赤字に転落した事例もあります。 20 -
中小型株の復活に賭ける!?
2015-12-01 18:49日経平均は2万円台乗せを目前にしていますが、先駆したのでしばしお休み。中小型株は蚊帳の外状態となっている銘柄が散見され、内容によっては年末年始に向けた好パフォーマンスが期待される銘柄もあり、ここはじっくり研究しておくことが必要です。 日経平均に限らず、小型株指数であるJASDAQ平均やマザーズ指数もジリ高局面とはなっていますが、その戻り率は日経平均やTOPIXがやや先行しています。 先週はそうした出遅れ感に気が付いた投資家が一気に中小型株に流れてきたようです。 そのポイントは業績の成長性と株主への利益還元、配当利回りの高さなどです。適度の材料株を備えた銘柄も基調として長期スタンスでリターンを得ることができるかと思われます。 中小型株は流動性の無さ、業績の不安定さで大手機関投資家からは敬遠されがちで、その結果として少しでも業績の先行きに不安のある銘柄の株価は調整傾向で推移しています。 -
【お知らせ】炎のファンドマネージャー有料メルマガ第66号配信中!!
2015-11-09 18:21月曜日の億の近道で、15年にわたり執筆を続けてきました、おなじみ「炎のファンドマネージャー」の有料メルマガ「炎の投資情報」最新号が11月9日に配信されました。 企業プレゼン出席や企業個別面談などのアナリスト活動を基本にした、独自の目線の投資情報を毎週1回、月曜日に皆様にお届けします。 【11/9第66号では】 ■日本郵政3社の株価動向 ■アドソル日進(3837)は買いチャンス到来か! ■公開価格割れで反転期待の新興市場銘柄ベスト7 ■そろそろまた狙い目に来た平山(7781)の評価 → 申し込みフォーム http://goo.gl/ikAUu3 → ご案内ページ http://www.honohfm.com/ ★創刊号から第5号まで公開しました!ぜひお読み下さい!★ 創刊号→http://okuchika.net/?eid=5177 第2号→http://okuchika.net/?e -
直近IPOした銘柄の株価下落をどう見るか
2015-08-19 12:15全体相場が堅調に推移する中で直近IPOした銘柄には下落トレンドの株価が見られます。 例えば製造業向け人材関連サービスの平山(7781)の場合は、公開価格2130円に対して7月10日初値は2758円。高値は2783円でしたが上場後約1か月で2031円という安値まで下落しています。 この会社の場合は決算期が6月で13日にその発表を行いましたが、前期は上場時に公表した決算見通しを上回る順調な着地となりました。 今期の見通しも上場時に公表した通りとなり増収増益の基調を維持するという内容でしたが、株価はそうしたことを織り込んでおり、むしろ好材料が出尽くしたと判断したのか、発表後大きく売り込まれてしまいました。 本日の終値は2105円と戻ってきましたが、今期予想EPS150円に対してPERは14倍という水準に留まっています。 上がらないまでも下落する必要のない決算発表でしたが、需給の悪さを物
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