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  • 市場潮流

    2019-05-16 00:14  
     今週(5月7~10日)の東京株式市場は、日経平均株価が週間で913円81銭下落し(率にして4.1%の下落)、2万1344円92銭で取引を終えました。5週ぶりの下落です。 10連休中に発表された主要国の景気指標は総じて堅調なものでしたが、連休終盤の5日にトランプ米大統領が中国に対する関税引き上げを表明。「米中貿易摩擦は妥結近し」がコンセンサスになりつつあっただけに、連休明けの内外株式相場は一転して大幅な下落を余儀なくされました。 今週の東京株式市場は4日間の立会いでしたが、日経平均株価は4日間続落。連休前から通算すると、5日間の続落となりました。連休前に買われていた中国関連を中心とする景気敏感株が主に売られています。 米中の貿易協議が土壇場でまとまることを期待する向きもありましたが、10日(金)には、トランプ政権が日本時間の13時1分、2000億ドル分の中国製品に課す制裁関税を従来の10%