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記事 2件
  • 中小調剤薬局をサポートする企業

    2023-04-08 13:03  

     私たちの生活にとって病気との戦いは絶えず付きまといます。 中には病気知らずに生きてきたという方もお見えなのかも知れませんが、病気になると病院で医者に診てもらい、診断の結果として薬を処方してもらい薬局で受取り、日々、薬を飲んで治療改善を図るというのが日常茶飯事の医療の現場です。 薬局には風邪薬などの市販薬を主に取り扱うドラッグストアもあれば病院のお医者さんの指示に基づいて処方する調剤薬局があります。 ドラッグストアや調剤薬局にお薬を提供するのはメーカーから仕入れている医薬品卸ですが、その卸もドラッグストアも大手に集約化が進んできました。 しかしながら調剤薬局は中小が主役で全国にはなおも6万店もの調剤薬局が存在しているのが現実です。 最大手のアインですらシェアは4%台とのことで集約化が進展しない背景は大手調剤ほど厳しい行政対応がなされているためだとのことです。 店舗数が1100以上のアイン
  • 祝!!7000店のネットワーク

    2022-01-06 13:24  

     大発会の日にリリースが出た。 札幌本社の調剤薬局チェーンメディカルシステムネットワーク(4350)の自社調剤薬局を含めたネットワークチェーンが昨年末に7000店舗を超えたという話だ。 厚労省の最新データでは全国には6万店余りもの調剤薬局があり、その売上高合計は約7.7兆円。このうちの上位10社の合計売上高は1.7兆円で店舗数は4700店舗余りとされるが、同社の場合は昨年末現在で自社店舗を424店舗、一般加盟店を6579店舗も擁しており、文字通り、数の点では日本一の調剤薬局チェーンと言って良いだろう。 7000店舗を超えたということで言うと医薬品卸へのバイイングパワーが極めて大きいということになる。 私は同社と2002年の上場来の交流を重ねてきたが、その当時から田尻社長はこのダイナミックな構想を描いてきた。 卸やドラッグストアに比べ集約化が遅れてきた調剤薬局だが、今後は更に大手調剤薬局に