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記事 2件
  • 孫子と三賢人のビジネス その15

    2019-12-05 02:06  
    産業新潮 http://sangyoshincho.world.coocan.jp/12月号連載記事■その15 鳥が飛び立つのは伏兵である●ビジネスでも投資でも観察眼が勝負を決する 「人間経済科学研究所」では、「人間」と「経済(ビジネス)」そして、「(自然)科学」の三つの重要な要素の複雑に絡み合う関係を研究しています。 その中でわかってきたことは、「経済・ビジネス」は、机上の空論をもて遊ぶのではなく、生きた経済・ビジネスをじっくり丁寧に観察し体系化することによってしか理解できないということです。 個々の人間が極めて複雑なだけではなく、その個人が構成する人間社会が途方もなく複雑であることを理解しなければなりません。 自然科学の「複雑系理論」においては、「蝶の羽ばたきが大型の台風を引き起こす」という、まるで「風が吹けば桶屋が儲かる」的な有名な逸話があります。もちろん、そのような可能性は常に存在
  • 書評:最新脳科学で読み解く「脳のしくみ」

    2018-01-18 12:56  

    書評:最新脳科学で読み解く「脳のしくみ」 車のキーはなくすのに、なぜ車の運転は忘れないのか? サンドラ・アーモット+サム・ワン 箸  http://amzn.to/2EJYzyE  「人間経済科学」において考察する「人間」の中心が「脳」にあることは否定できません。したがって「脳科学」は「人間経済科学」を構成する主たる要素の一つです。  特に本書は、生科学的な脳の機能の解説だけではなく、脳と人間の行動との関係性に重点を置いた話が中心であるため、「人間経済科学」の観点からも貴重な内容にあふれています。  「行動経済学」でノーベル経済学賞を受賞したダニエル・カーネマンと相棒のエイモス・トヴェルスキーの研究に触れた部分もあります。  興味深いのは、映画からの引用が多いこと。「レナードの朝」、「レインマン」、「アルジャーノンに花束を」など脳機能に障害を持った主人公が登場する映画は山ほどありますし