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投資の勉強
2023-11-29 23:53
日曜日(12日)の日経トップに「資産運用の参入 容易に」という記事がありました。 20年も前から投資運用業の規制緩和の必要性が言われていましたが、それを押し止めていたのが、それこそ行政と大手金融の癒着だったはずです。これも外圧により行政が漸く重い腰を上げた事例の一つです。 不勉強な世襲が多く、議員バッチ維持しか頭にないゴキブリでは行政を指導できないことが、また一つ露呈しました。 さて、外を歩くと世間は既にクリスマス・モードになっています。 聖書を読むことも無い国民が大半を占めるのに、イエス様の生誕を祝う部分だけを切り取ってビジネスに利用し、正月だけ神社にお参りに行ったり、宗派を問わない葬儀が増えている等々・・・宗教面では日本はとても自由な国です。 日本人は総じて宗教に疎いためか?世界の情勢を掴み辛いことは止むを得ませんが、よく目にするのは、為政者が宗教を利用して権力を握り私腹を肥やして -
100万円から始めるサラリーマンの株式投資
2018-05-23 19:25
4月から新社会人となられた100万人余りの皆さんも職場に就いて2か月近くが過ぎようとしています。間もなく2回目の給料を受け取られるものと思いますが、これからの社会人生活に待ち受けるものはお金との戦いでもあります。 一定の報酬を得て一定の生活を行う日々が延々と続くことになります。 得られた報酬がどの程度かにもよりますが、生活水準はその枠の中で決まります。理想的には就職先の企業が毎年利益を増やしてサラリーが増えていくことが望ましいのですが、デフレという経済状況が厳しい中でなかなかそうしたことにはなっていないという現実があります。 年収300万円時代が常識的な時代となってデフレ経済で生きてきた多くの若年サラリーマンの皆さんの貯蓄がどうなっているのかは個々人の生活スタンスによっても異なりますが、まず最初の貯蓄目標となるのは100万円程度となります。ですから新社会人の皆さんは月1万円でも -
書評~私の財産告白~(本多静六著)その2
2018-02-23 23:07
書評~私の財産告白~(本多静六著) http://amzn.to/2sg4eLf 前回に引き続き、本田静六の「私の財産告白」の続きを紹介します。 ※前回コラム ⇒ http://okuchika.net/?eid=7549 前回は、収入の4分の1をしっかりと貯めながら、それをしっかりと運用していくことで、誰でも資産家になることが可能だという話を書きました。 その他にも、沢山役に立つ話が書かれていますので、その紹介をさせてもらいます。 ・勤労生活者が金を作るには、単なる消費面の節約だけではなく本職の足しになる勉強になる事柄を選んで、本職以外のアルバイトにつとめることである。 本多静六の場合には、価値のある原稿を書くことや、学校講師の掛け持ち、実業家の財務アドバイスなど、できることは何でもやっていたようです。 ・株式は「2割利食い、10割益半分手放し」という方法 「2割利食い -
資産形成が"かんたん"な国と"むずかしい"国
2016-06-24 00:125月に毎年恒例の、米国のFPカンファレンスに参加してきました。 そこで痛感するのは、資産形成の難易度について。 カンファレンスの中で感じたのは 「米国では、株式と不動産を所有しておけば、基本的には資産形成が可能」 だということ。 そして、これは米国だけではなく、日本以外のエリアでは基本的な資産形成手法として認識されています。 かんたんに言えば、 若い時に不動産を所有すれば、時間の経過とともに資産価値が膨らんでいく 若い時から株式を所有すれば、時間の経過とともに資産価値が膨らんでいく というのがほとんどの国で生活する人の人生設計の大前提にありますし、ほとんどのパターンでそれは実現しています。 一方で、日本でその2つの法則が通用したのが1990年まで。 以降の年代は 株式を買っても上昇しない 不動産を買っても上昇しない という環境下にあります。 日本の1990年以降の環境とは 株
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