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    2021-02-25 02:02  
     今週(2月15~19日)の東京株式市場は、日経平均株価が週間で497円85銭上昇し(率にして1.69%の上昇)、3万0017円92銭で取引を終えました。3週連続の上昇です。 このところの中期的な株高期待を支える諸要因は、1)コロナ禍に対応した主要国中央銀行の「超金融緩和」が長期化する見通しであること2)米国バイデン政権を中心に経済対策が早期に講じられ、世界が早期に回復するとの見通し3)中期的な景気循環が上向きつつあり、製造業中心に企業業績が回復しつつある4)5G(第5世代移動通信システム)、DX(デジタル・トランスフォーメーション)、脱炭素など長期的な技術革新が進みつつあり、コロナ禍の影響で普及が加速しているなどであると考えます。 株式相場の先行きを見通すうえでは、上記の主要要件に変化が生じるかどうか慎重に見極めることが重要かと感じています。 現在、株式市場の参加者が最も気にしているのは