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記事 24件
  • 円安要因

    2020-08-12 01:37  
     先週のZOZOの第一四半期決算は想定以上でした。 売上は対前年同期比19.4%増で営業利益は33.9%増です。販売数量は伸びても単価が下がることで10%程度の売上増加と見込んでいましたが、それどころでは無く、コロナ禍の中でEコマースの威力を見せつけた格好です。 中身を見ると想定通りの単価ダウンですが、粗利率は変わらず維持されていますから、どこのアパレルメーカーもZOZO頼みの投げ売り状態であったことが窺えます。 在庫処分のため幾ら価格を引き下げても手数料はZOZOの言い値(35%)を受け入れるしかなく、ペイペイからも連日、大幅値引きの広告が出されていました。一律給付金の追い風が吹く中、販売数量・金額ともに伸びたにもかかわらず、アパレル各社にとっては地獄の投売りだったと想像できます。 今回は春夏物の投売りで消費者は衣料品を安く多めに買えました。7月のセールも一段の安売りになったかと想像しま
  • 市場潮流

    2019-11-13 02:08  
     今週(11月5~8日)の東京株式市場は、日経平均株価が週間で541円10銭上昇し(率にして2.4%の上昇)、2万3391円87銭で取引を終えました。5週連続の上昇です。 連休明けの4日間の立ち会いでしたが、米中貿易協議の進展期待、米株高などを背景に、日経平均株価は4日続伸。4日連続で年初来高値を更新し、8日には18年10月10日以来の水準に達しました。 国内主要企業の19年7~9月期業績は総じて厳しい結果となっていますが、10~12月期以降の回復への期待が高まっています。 米中貿易協議に関しては、中国商務省が7日夕、米国と発動済みの追加関税を段階的に撤廃する方針で一致したと発表。7日の米株の上昇につながりましたが、米国の高官は中国側の発表に平定的な見解を示しています。実際に追加関税を段階的に撤廃する方向となれば、世界景気の先行き不透明感は相当に薄れます。 これらを背景に、米国の長期金利は
  • 市場潮流

    2016-12-19 23:24  

     今週(12月12~16日)の東京株式市場は、日経平均株価が週間で404円78銭上昇し(率にして2.1%の上昇)、1万9401円15銭で取引を終えました。6週連続の上昇です。今週の立会い5日間は全て上昇、本日16日で9日続伸となりました。  米国株の上昇、円安・ドル高を背景とする海外投資家の買いが連日の相場上昇を牽引しましたが、東証一部の騰落レシオ(25日移動平均)は16日で156.07に達しています。さすがに、過熱感がありますね。  ただ、円安の進行が続くため、輸出型の加工製造業(機械、電機・精密、自動車)を中心に、国内主要企業の業績改善期待が大きく盛り上がっています。  今16年度は営業減益との予想でしたが、5期連続の営業増益に転じる可能性が出てきました。  金利上昇、原油はじめ資源市況の上昇、円安進行と、経済環境はにわかにインフレ色を帯びてきました。世界的に、「本格的にインフレに
  • まやかしの株高

    2016-12-07 00:29  

     いつの間にか師走相場。いつの間にか株高、円安、原油高。  ついこの間までは株安トレンドに円高トレンド、原油安トレンドでネガティブな見通しが大勢を占めていたのに、トランプ大統領誕生で様変わりの様相を呈していますが、皆さんはこうした変化をどう見ておられますか。  相場に変化はつきもの。  臨機応変にトレンドについていく投資家と慎重派の投資家と市場参加者は様々にお見えです。株式相場は期待先行。あらゆる事柄が期待となって株価に反映されることになりますので、現状もトランプ大統領への政策期待が先行していることになります。  NYダウが11月30日高値1万9225.29ドルまで11月4日安値の17883.56ドルから7.5%上昇し、日経平均は11月9日の安値1万6111.84円から12月1日高値1万8746.28円まで16.4%の上昇を示したというのが直近のデータです。  恐怖におののき投げた投資
  • 市場潮流

    2016-09-12 16:02  
     今週(9月5~9日)の国内株式相場は、日経平均株価が週間で40円08銭(0.2%)上昇し、1万6965円76銭で取引を終えました。  週初の5日には前週末の米国株高と円安・ドル高の進行で投資家心理が改善し、日経平均株価は約3カ月ぶりに1万7000円台を回復しました。しかし、米国の景気指標が弱含んだことで、週央には米国の早期利上げ観測が後退し、円高が進行。輸出関連株中心に反落しました。  業種別には、内需関連株を売り、景気敏感株を買う流れが続いています。米国の利上げは大統領選挙前にはないでしょうが、12月には可能性が高いと考えます。  日銀の金融緩和は長期化せざるを得ないとみますので、17年に向けては、緩やかな円安が進み、景気敏感株を買う流れは続くと考えます。  中国の景気の短期的な底入れ感、東南アジアの景気の持ち直し、資源市況の回復など世界経済に落ち着きがみられることも寄与しています。
  • 為替ひと言コメント

    2016-04-25 17:16  
    日銀が金融機関に対する貸出に対してマイナス金利を適用することを検討しているとの報道が日銀の追加緩和期待という形で株高、円安となった。  来週の27日はFOMC、28日は日銀の政策決定をまえに日銀の追加緩和に対する思惑から円安、株高になり日銀プレーが復活となった。  4月にはいり外国人投資家の売りがなくなり、外国人はむしろ買いに転じた。またIMMの通貨先物で円ロングのポジションが大きくなっている。  この円ロングの巻きもどしが今でている感じがする。ドル円は大きな押し目がなくジワジワと上昇を続け本日重要なレジスタンスである110円を上抜けした。  110円は下抜けするまでは110~115の重要なサポートであったレベルなので、この110円をしっかりサポートできれば112~113円付近への上昇が期待できると思う。  報道どおり日銀が動けば112~113へ素直に上昇しようが、もし何もなければ失望感か
  • 振り返って(2)

    2016-02-05 13:30  
    日銀のマイナス金利には驚きました。しかも株式市場の想定外の乱高下など、色々なことが立て続けに起こります。今年はいよいよ何が起こるか分かりません。  それにしても資産買取り額の修正や当座預金金利の若干の引き下げ辺りは有り得ると考えていましたが、まさかマイナス金利にするとは。ちょっと早過ぎるの ではと感じますが、確かにサプライズは大きいし、ヨーロッパのヘッジファンド辺りは朝6時過ぎに叩き起こされ慌てて買い戻しを入れたかなとも想像していま す(笑)  また甘利大臣の政治資金疑惑には残念な思いです。本当の裏側の事実は分かりませんが、そもそもURへ口出しする実質的な権限など無い(法的には問われないはずの)経済大臣が僅か1,200万円の政治資金の問題で辞任するなど、これも、まさかの事態です。  脇が甘かったと言えばそれまでですが、たかがこの程度の献金疑惑でこの人の実務能力が日本国から失われてしまうよう
  • マイナス金利

    2016-02-01 16:27  
    日銀はマイナス金利を採用しました。  欧州と異なり、日本の銀行は日銀の当座預金に預けている額が大きいために、日銀はショックの緩和として3段階の金利を設定したのでしょう。  法定準備にはゼロパーセント、今までの超過準備には0.1%、今後の超過準備にはマイナス金利です。  為替には影響を与え、今後119~123と円安が定着するものと思われます。  株価は為替も見ながらじり高という感じでしょうか。 (YEN蔵) (情報提供を目的にしており内容を保証したわけではありません。投資に関しては御自身の責任と判断で願います。万が一、事実と異なる内容により、読者の皆様が損失を被っても筆者および発行者は一切の責任を負いません。)
  • 為替市場動向~波乱の債券市場にご注意?~

    2015-06-11 13:54  
    世界の債券市場で再び、長期金利の上昇が目立ってきました。動きの中心になっているのは、年内利上げの観測が高まってきた米国と、QE開始後に金利急低下 があった欧州金利、特にドイツ金利の急反発です。双方の長期金利は、相互に影響し合い、変動率を高め、株式市場や為替市場に影響を与えています。  6月5日に発表された米国の5月雇用統計が、予想範囲の上限に近い強い数字だったため、米債10年物利回りは、2.30台から2.40%へと上昇。  一方、ドイツ国債10年物は、4月につけた最低水準0.07%から5月初旬には0.8%台まで急反発。その後は低下したものの、先週行われた欧州中銀理 事会後の会見で、ドラギ総裁の「(金利の)ボラティリティには慣れておく必要がある」発言が、金利上昇容認と市場から解釈され、直近では0.94%まで上 昇。1%台乗せもあるのでは?との声も出ています。  この水準は、量的緩和策が発表さ
  • 市場潮流

    2015-06-10 00:17  
    今週(6月1~5日)の東京株式市場は、日経平均株価が週間で102円、0.49%の下落となりました。「連騰記録」は6月1日までの12営業日連続でストップしましたが、歴代3位に並ぶ長期上昇記録となりました。  欧米では長期金利の上昇などを受けて、株価も目先冴えませんが、日本株は底堅い展開が続くものと思われます。  5月22日にイエレン議長が「年内のある時点で利上げの最初の段階に進むのが適切だ」と発言したことを契機に、外為市場ではドル高・円安が加速。  6月2日には、東京市場で円相場が7日続落し、一時1ドル=125円台と12年半ぶりの円安水準を付けました。  円安の進行に伴う日本の輸出企業の業績改善に海外投資家の関心が集まり、日本株の連騰につながった面もあります。ドルが強含む場面では、各種資源市況が 下落する傾向がありますが、これは、ドル換算した産地の生産コストが下がることで売られやすくなること