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コード番号の不思議
2019-09-03 18:00ベテラン投資家ほど最近の株式相場についていけなくなったという声を聞く。 3700余りもの銘柄が上場している株式市場では各銘柄ごとにコード番号が割当られIPO時からこのコード番号を基本に取引が始まる。 コード番号は1000番台から9000番台まであるが、ベテラン投資家ならコード番号の1ケタ目だけで業種が推察できたが、今はそうはいかない。 例えば通常なら食品セクターのコード2000番台や繊維セクターが数多く含まれた3000番台には全く異なったシステム開発系の企業や不動産セクター企業などが登録されている。 こうした事例は4000番台や6000番台、7000番台にも見られるが、どういう訳か5000番台や8000番台には見出せない。 つまり業種とコード番号が一致しないので銘柄の内容を理解しにくいのである。 昨年から今年にかけてコード7000番台の銘柄をチェックしてみたが気が付かないで見逃してきた銘 -
直近のIPO銘柄研究
2019-08-28 11:34全体相場が不透明な中で個別銘柄にも調整、見送りムードが漂う状況が見られる。一方で何かでリターンを得たいとリスクマネーは虎視眈々と中小型株に触手を伸ばしている。 その中でもIPO市場には好需給の下で短期資金が入りやすい。 自ずと株価の変動も激しくなるが、タイミング次第では大きなリターンも得やすいとの判断から研究の余地はある。 今年は既に8月の創薬ベンチャーのステムリム(4599)まで44のIPO銘柄が登場した。 なかなか当たらない公開株に運よく当たっても株数は限られ、また当たったと喜んでも初値が公開価格を割り込んだり、大した上昇にならなかったりと悲喜こもごものIPO銘柄動向かと思うが、できるだけ工夫してIPO銘柄に挑戦してはいかがだろう。 ところで、今年の8月までの44銘柄という数は昨年よりもペースが鈍いように感じられる。やはり全体相場の停滞が影響しているのだろう。 9月26日のHPCシス
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