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記事 10件
  • 波乱の幕開けとなった2019年株式相場

    2019-01-09 12:17  

     昨年末に見られた株式相場の急落が大発会の本日も見られ波乱の幕開けとなった2019年。  米中貿易戦争に起因した企業業績への影響が懸念されている中、中国での売上減が見られたアップルの四半期業績に表面化。アップルの株価急落がNYダウの660ドルもの大幅な下落につながり日本株にも影響をもたらしました。  同時に見られた為替相場の円高(1時、1ドル=104円台)も株式相場の下落につながったことは言うまでもありません。ある程度は予想されていたこととは言え、年初の波乱相場は今年の先行きにも厳しさを感じさせます。  ところが、先週末のNYダウはパウエル発言で一気に746ドル高を演じ本日前場の日本株も日経平均が700円近い急騰を演じるなど下振れと上振れが交互に訪れる展開、まさに大波が打ち寄せているような展開です。  昨年年初は先高感がある中でのスタートが見られたものの年末にかけで失速。今年はその逆で
  • IPOを考える その2:IPO成功の定義

    2018-12-27 07:48  

     11月29日のコラムで「IPOを考える(その1)」というタイトルで書かせて頂きましたがあれから1か月近くが過ぎようとしています(本日はその2となります)。  そうした矢先の12月19日にソフトバンク(9434)のIPO(筆者としては厳密な意味でのIPOだとは思えないのですが、一応市場ではそうしたことになっています)があり、皆さんもご存知の通りの結果となった訳です。  IPOは申請から承認を経て公開価格や上場日の決定、投資家(主に機関投資家)に対する需要調査などの過程があって上場に至るというお決まりのコースがあります。  ソフトバンクのような大量の株式(17.6億株/発行済み株式数は47.8億株)を売り出すには関係者の想定以上の努力が必要で、商売とは言え幹事証券担当者、営業スタッフもご苦労されたと推察されます。  テレビCMでもソフトバンク株の公開が流れるなどかつてのNTTの時のような
  • 【お知らせ】炎チャンネル第40回「ソフトバンク上場所感」をアップしました

    2018-12-20 18:08  
     億の近道月曜版執筆でおなじみの炎のファンドマネージャーが、肉声で相場を語る炎チャンネル。  第40回「ソフトバンク上場所感」がアップされました。  第40回「ソフトバンク上場所感」  【YouTube】https://youtu.be/inrAbszE_F4  【ニコニコ動画】https://www.nicovideo.jp/watch/1545281823  ぜひご視聴下さい。  相場のサマリーや個別銘柄動向などを5~6分にまとめておりますので、  ご登録頂ければ幸いです。  目下は無料番組ではありますが、価値あるコンテンツ作りに努めておりますので宜しくお願いします。
  • 万事休すの株式市場

    2018-12-11 22:06  

     ゴーンショックにファーウェイショック、ついでにソフトバンク携帯ショック。  師走相場は波乱の連続。先週はせっかくの米中貿易戦争の一時中断の発表でほっとしたのも束の間、ファーウェイCFOの逮捕という衝撃的なニュースが伝えられ、日本株も米国株も再びの大幅下落を演じてしまいました。  市場ではこれを「ファーウェイショック」と称しています。  その直後に起きたのがソフトバンク携帯電話の4時間余りの不通です。19日のソフトバンク株の上場を前に起きた出来事はスマホ社会の落とし穴を私たちに教えてくれました。幸いにも私はau携帯なので事なきを得ましたが、待ち合わせしていた相手からの連絡がないというような影響を受けました。  億の近道の読者の皆さんもきっと影響を受けた方が多いのかも知れません。  問題はこの出来事によるソフトバンク株への影響です。原因がエリクソン社の通信設備ソフトウェアの世界規模の異常
  • ドローンメーカーがIPO

    2018-11-21 14:39  

     今さらながらのソフトバンク(9434)の上場が話題になっていますが、もともと上場していた株なので今さら何だと言いたくなりますね。  親子上場は既にNTTや日本郵政なども行ってますので駄目とは言えない。東証も認めているので、正式に12月19日に上場が認められた訳です。  今回の放出は親会社の保有する株式の4割に当り、金額では2兆7000億円になるというもの。孫社長流の錬金術は許される範囲で冴え亘っています。こ  のお金は投資会社としての親会社の投資資金に回ることになります。  親も子も孫社長もハッピー。投資家も証券会社もハッピー。となるなら師走相場も明るいだろう。  停滞気味の株式相場に需給の重さでのしかかりそうなIPOではありますがソフトバンクグループも念入りな準備をしてきた筈だし、携帯キャリアが膨大な利益を得ている今のうちに一部の株を放出しておこうという孫社長流の思惑がうごめいてい
  • サウジ皇太子の疑惑で日経平均が弱い訳

    2018-10-24 02:47  

     反体制の米国在住サウジアラビア人記者、カショギ氏がトルコのサウジ大使館で死亡したことが伝えられ、米国とサウジの関係が微妙になる中で影響を受けたのはサウジのサルマン皇太子と仲の良い孫さん率いるソフトバンクグループ(9984)。  先週末のソフトバンクG株は前日比1.22%下落し、日経平均の下落率(0.56%)を上回る下げとなりました。  このところの日経平均の上昇を牽引してきたソフトバンクGの株価が上がらないと日経平均も元気が出ない。これをカバーするのは今8月期も好業績見通しを発表したファーストリテイリング(9983)となるのか、ここしばらく下落基調が続いてきたファナック(6954)や東京エレク(8035)が反転に転じることによるのかなど興味津々といったところです。  ソフトバンクGは9月24日高値11500円から10月15日安値9164円まで20%下落して時価は9530円。時価総額が
  • 自社株買いが救いの道?

    2016-02-23 23:41  
    増配や株主優待策など株主をつなぎとめるための手法を駆使してもなかなか株価の下落は食い止められないという現実があります。  自社の業績を一番良く知る立場にある企業は理不尽な株価下落を横目に、何らかの対応に迫られています。  最大の方法は業績を上げるということに尽きます。また、俗に言う未来の業績を浮上させるための好材料を提供し、同時にIRを積極的にやるというのもその方法のひとつとなります。  株価が長期的に低迷する中で企業として対応し得る方策の一つは自社株買い。  先般ソフトバンク(9984)が発行済み株式数の14.2%にも及ぶ大量の自社株買いを行うとの発表を行い、株価が急騰。米国型の企業運営を行うソフトバンクならではの自社株買いによる株価低迷打開策です。  こうした積極的な対応が他の企業にも広がっていけば、低迷する株式市場は落ち着いてくるのかも知れません。  実は、ソフトバンクに先立って日本
  • 三角保合いの頂点

    2013-10-30 14:19  
    株は上がったり下がったりと変動します。だから面白いと思うか、だから難しいと考えて市場から遠ざかるか人それぞれ。  この変動を面白いと考えて、資産の増殖に積極的に生かしている投資家は上がった局面での利益確定と、下がった局面での買いを繰り返すことで資産の増強を図っているのかも知れません。  日経平均株価は再び14000円割れ寸前まで下落し、いよいよ正念場。ここを絶好の買いタイミングと見るか、下放れのポイントと見るのかによって売買作戦が違ってきます。  アベノミクス相場がまだ入り口に過ぎないということでは未来はまだ明るい。でも、昨年10月安値から既に6割以上も株価が上昇しているのも事実。中には 何倍にもなってしまった銘柄もありますので売りたくもなります。来年からキャピタルゲイン課税が10%から20%へと引き上げられますので今のうちに益出 しの売りをしておこうという投資家も多いかと思います。  そ
  • 中小型株投資のタイミング

    2013-08-06 20:23  
    ソフトバンクやトヨタ、富士重工などのコア銘柄がリード役となって指数は徐々に5月高値を意識しはじめているように思われます。  一方で、不人気なのは中途半端な中小型株です。短期急騰を演じた銘柄ほど次の出番まで時間がかかるとの考えもあってなかなか動きが見られません。  この相場の主役は外国人投資家であり、彼らが関心を持つのは流動性の高い日本を代表する銘柄。日本人ですら知らない銘柄には投資マネーがなかなか入ってきません。  日本の上場企業で英文レポートをしっかり作っている企業は限られています。流動性がないとリスクマネーが入ってこないし、英文レポートがないと投資の根拠も不明です。  ですから自ずとリスクマネーは時価総額の大きな超大型銘柄や大型株、利益成長株、グローバル銘柄などに集まります。  東証1部の時価総額400兆円はトヨタ、三菱UFJ、ソフトバンクの3社で10%近くを占めていて、上位10社で2
  • インデックスか個別か

    2013-07-24 12:08  
    全体相場の指標であるTOPIXや日経平均株価の今年の高値は5月23日でした。あれから2か月近く経過し、予定されていた参院選挙も予想通り自民公明 の圧勝で終わり、再びこの高値に挑戦しようかという局面です。ただ、5月からの調整相場は個別銘柄に依然として影響しており、大半は一気の上値追いには 至っていません。  インデックスは一部の銘柄に引っ張られて堅調に戻っているように見られますが、基本的には8月上旬あたりまでの日柄調整場面となっているように感じられます。  TOPIXの高値1289.77、日経平均の高値15942.60に対して直近の安値はTOPIXが1033.02、日経平均が12415.85でそれ ぞれ19.9%、22.1%の値下がり率でした。7月19日現在のTOPIXは1211.98、日経平均は14589.91でボトムからの値上がり率は TOPIXが17.3%、日経平均が17.5%となって