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記事 75件
  • 2つの直近IPOスタンダード銘柄比較

    2022-04-06 13:01  

     本日より東証市場改革で3つの市場がスタートした。プライム市場、スタンダード市場、グロース市場の3つだ。 ざっくり言うと東証1部の多くがプライムに行き、時価総額が小さい東証1部や東証2部銘柄がプライムに行くほか、マザーズ銘柄の多くがグロース市場に移行した。 もちろん例外は多少あるかも知れませんが、流通時価総額が基準に満たない場合も含めて改善期間もあって概ねこうした形でシフトしたと言って良いだろう。 厳密にはプライムに上場する基準に満たない企業もあるほかスタンダードの基準に満たない流通時価総額の企業もあり、これからの猶予期間に株価は変動しがちになるのかも知れません。 プライム銘柄にも基準の流通時価総額100億円を下回るケースも見られるが、スタンダード銘柄にも流通時価総額10億円を下回っているケースもあり、本日はそうしたスタンダード銘柄の中で直近になってIPOを果たした2銘柄に焦点を当ててお
  • 直近IPO銘柄研究

    2022-03-30 13:34  

     今年は既に12の銘柄がIPOを果たしている。2月は昨年と同じ7銘柄だったが、3月は既に5銘柄が上場してきた。3月のIPOは昨年の13銘柄に対して3銘柄の上場承認取り消しもあり8銘柄と減少する。 需給悪が続くこの時期に上場できる企業はある意味凄いのかも知れないが、昨年末以降の需給悪の中で短期投資家は敢えてIPO銘柄を投資対象とはしたがらないのがネックでもある。 IPO銘柄の魅力は安い公開価格で手に入れてその何倍にもなろうかという初値で売ることがまず最初の魅力。また初値で投資してその後短期で株価が上昇しリターンを上げることができる好需給を背景にしたセカンダリー投資が2番目の魅力となる。 かつてのソフトバンクやファーストリテイリングなどと同様にIPO後の企業成長を楽しめる可能性のある意気軒高な経営者との出会いが投資家にとっては魅力でもある。 未来のことは誰しもわからないが、企業の成長スタンス
  • リスクにあふれるIPO市場

    2022-03-10 00:14  

     昨年は125もの銘柄がめでたく新規上場を果たしました。前年より30銘柄以上も増加しましたので一見すると活気のあるIPO市場との印象がもたれそうですが、内情はそうでもなく既存の市場でリターンを上げにくくなったことから、そのはけ口として放出株(公募+売出株)の少ない銘柄のIPOに物色の矛先が向けられ異常な初値が公開価格の10倍以上ともなるような銘柄も出てきた一方でその後の急落を演じるという乱高下が見られるような状況です。 未来を期待しての成長株の登龍門としてのIPO市場だが、その咎めが生じており、このところは公開価格を下回っての新規上場が日常茶飯事となってきたようです。 企業にとっては念願のIPOが実現したのも束の間。このところの市場の需給悪、宇露戦争、原油高、米金利上昇などが株価形成の重しとなり株価の低迷が見られる事例が相次いでいます。ここに至っては投資家の様子見気分が強まっており、有事
  • 時価総額10億円割れ寸前の業績黒字銘柄

    2022-02-24 16:06  

     株下げ政権による相変わらずの異常な調整相場が続いています。 直近のIPO銘柄をチェックしていても、個別の銘柄には驚くような体たらくが見られるようになってきました。 以下、直近になってJASDAQに上場した2銘柄の事例を掲げておきます。1.セイファート(9213・JQ) 上場2月4日 美容業サポート 発行済み株式数132万株 公開価格1120円 初値1030円(▲8%) 安値808円 高値1650円 時価818円 時価総額11.5億円 本日出来高22万株 時価総額10億円=株価757円 2月14日に前12月期決算発表。推定EPS158円から161円で着地したが今期の見通しは128.9円で時価PERは6.3倍となる。今期の経常利益は2.7%減となる点がネガティブな印象となり決算発表後の株価は大きく下落してきた。 そもそもJASDAQ銘柄なので不人気なのはわかるが、ここまで商いを伴って下げる
  • 始まった令和4年のIPO相場

    2022-02-16 12:07  

     2月3日から始まった今年のIPOは公開初値が公開価格を下回ってスタートするなど波乱の船出となっています。 3日の訪問看護サービスを展開するRecovery(9214・M)が公開価格3060円に対して初値は2640円で14%下落。一旦高値2841円の高値がありましたが、その後も調整の動きとなり先週末の安値は1950円となりました。時価総額は27億円の水準となり、公開価格の時価総額42億円から大きく水準を下げてしまいました。 在宅医療・在宅介護市場の拡大とともに同社のビジネスターゲットである在宅訪問看護市場(2019年5824億円)も拡大見通し。訪問1件当たり単価は8000円前後で安定していますが、毎期訪問件数が増加傾向にある点から同社の業績も所属する看護師の数や拠点数の増加とともに業績の拡大が見込まれます(2023年12月期営業利益3億円を計画)ので株価の短期的な低迷の中ながら今後の見直
  • どんな相場でも株価上昇銘柄は存在する

    2022-02-02 23:29  

     このところの株式相場の調整の中で投資家心理は沈みがちのようだが、今日は少しだけ皆さんに元気を出してもらいたいとポジティブな情報を提供してみたい。 米国での金利が上昇するから米国株中心に株価は下がり日本株にもマイナスの影響が出るなどというネガティブな見方に翻弄されがちだが、そうした理屈をものともしないでポジティブに株式相場に立ち向かう皆さんにこそリターンはもたらされる。 短期的な相場の変動に翻弄されないで、企業の中身を冷静に見ていくことや企業価値、評価を捉えていくスタンスが求められている点にフォーカスしてはどうだろう。 調整局面だからと言って委縮する必要はない。「捨てる神あれば拾う神あり。」 むしろ投資チャンスがやってきたとポジティブに捉えるべきではないだろうか。 とりわけ直近のIPO銘柄の調整は大きいが、かつてのIPO銘柄でも同じ出来事があったと記憶する。 ここからは過去のIPO銘柄に
  • 小さい春を見つけに行こう

    2022-01-19 12:32  

     20日に大寒が迫る中、早くも令和4年も2週間を過ぎました。 そんな中でコロナ感染はまた拡大し第6波の到来で右往左往する国民各位の姿が垣間見えます。 また3回目のワクチン接種を打つのか・・・なんていう声も聞こえてきそうですが、何か手を打つとしたらこれもまた一つの対応策ではあります。 株式相場は多くのIPO銘柄が壊れてしまい、マザーズ中心に調整が続いていますが、そんな中で成長のベクトルが強い昨年11月に上場したAB&Company(9251)の報告があるようで、楽しみです。 昨年のIPO企業数は実に125。特に12月は名もない32銘柄がIPOラッシュの中でデビューしました。まさに百花繚乱ともいうべきIPO銘柄の中からこれから近未来に開花するだろう素晴らしい企業を見出すことで皆様の運用成果が高まるのであればとても意義のあることです。 AIやDXというテーマ株は期待先行でIPO後に無残にも多く
  • 初値から20%以上株価が下落した注目の直近IPO銘柄

    2021-12-28 21:03  

     外国人投資家や国内機関投資家に加え個人投資家による年末特有の換金売りで全体相場は調整気味に推移。そうした中で起きたIPOラッシュがここに来ての相場の混乱につながっている。 あまりに数が多いとIPO銘柄だから公開価格でゲットしたからと言って必ずしも儲かるとは言えなくなった。 月に32銘柄は多過ぎて消化難。わかっていたとは言え本日までのIPO銘柄31のうち11銘柄の初値が公開価格を割ってしまった。 一方では初値からその後も上昇を見せたのは先週末現在で11あった。 現在のIPO銘柄の株価は2020年3月のコロナショック時に匹敵する。 ただあの時は短期でボトムをつけ、その後大きく株価は上昇した。需給悪に伴う今回のIPO銘柄の初値公開価格割れの動きも短期的な現象であれば、今後の反転上昇が大いに期待される。 新春相場はマザーズ銘柄や直近IPO銘柄の反転上昇相場に期待が寄せられる。 既に2022年の
  • AI関連IPO銘柄への期待

    2021-12-20 23:40  

     ソフトバンクGの孫社長がAI群戦略を掲げてビジョンファンドで世界企業に投資し始めてから何年か経過してきた。 日本のIPO市場にもそうしたAIに絡む銘柄が増えてきたとの印象がある。 今年のIPO市場は過去の積み残しを消化しようということか126もの銘柄が登場し、株式相場に彩りを添えてくれる。とりわけ12月は33銘柄のIPOが予定されており、投資家の関心も高まっている。 その中でも特にAI、DX、IOTといったキーワードに絡む銘柄の活躍が大いに期待されている。 今月20日にIPOを予定しているJDSC(4418・M)のほか、23日のエクサウィザーズ(4259・M)などのAI関連銘柄などがその代表だろう。 このほかではAI関連ではないが、24日にIPOを予定している地域産直プラットフォーム(わくわく広場)を展開中のタカヨシ(9259・M)、行動支援サービス事業を展開するニフティライフスタイル
  • まだ不安残る師走の株式相場

    2021-12-10 12:02  

     1年の締めくくりとなる師走を迎えて多忙な日々を送られている皆様には株式相場の現状をどのように御覧になっているでしょうか。 コロナショック後の株式相場は上昇トレンドの中にあることは否定できませんが必ずしも皆様の運用が順風満帆ではないことは明確です。上がったり下がったりの変動を見せる一筋縄にはいかない相場に対してどう対応するべきか悩ましいとお感じになっている皆さんも多いかと思います。 とりわけ11月から12月は年末特有の投資家心理に包まれることになり、師走特有の株価変動に悩みも尽きません。あれだけ人気を集めた銘柄が見事に調整の動きを見せ、これでもかと言わんばかりの売りがやや元気のないネガティブな印象が持たれる銘柄に押し寄せたりします。 直近では今年1万円台乗せを果たしたソフトバンクグループ(9984)への売りが止みません。ビジョンファンドで世界のAI企業に投資するとして積極的な経営を推進し