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  • JR九州のIPO

    2016-09-07 00:39  
     JR九州が10月25日に上場することが決まったようです。  既に本州のJR3社(東日本、東海、西日本)が上場していますが、これに次ぐ4社目の上場となります。昨年の郵政3社のIPOに次ぐ公共セクターからの大型上場となります。  時価総額は5000億円規模という評価が出始めていますが、果たしてそうした評価が妥当なのかを検証してみたいと思います。  売り出す方(国)からすれば高く売れるに越したことはないのですが、投資家としてはそれが果たして妥当なのかを考える必要があります。 ◎JR3社との比較から生まれる評価  最も収益性、効率性が良いのは東海で、今期の売上高経常利益率は30%が見込まれます。3社の平均売上高経常利益率は、今期予想ベースで18.2%。  これに対して同社は14.1%と見劣りしますが、JR西日本の11%に比べると収益性は高く今期は535億円を見込んでいます。  規模の比較では圧