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記事 5件
  • 日本で唯一の上場ドローンメーカー

    2020-10-02 00:45  
     道路上を走る自動車が誕生したのは1769年とされるが、それから250年を経ていよいよ空中を移動するマシンが登場し始めた。 ドローンの登場である。 日本で唯一の上場ドローンメーカーである自律制御システム研究所(略称ACSL)はいよいよ今後の成長を熱く語り始めた。 彼らの中期計画では10年後の売上高1000億円、営業利益100億円に置いている。 筆者としては果たしてこの程度で済むのか、逆にもっと事業規模が拡大しても良さそうだと思うが皆さんはどうお考えでしょうか。 ここではLEVEL1、LEVEL2の目視飛行の時代を経てLEVEL3の遠隔操作、自動化の時間を迎え、さらにはLEVEL4の有人飛行の時代に向かうとのビジョンを描いている。 これは昔の漫画に出てきたエアカーを連想させる。スーパージェッターというアニメに出てくる流星号こそドローンとエアカーを先取りした乗り物と言える。 ドローンは一種のロ
  • 佐賀大学発ベンチャーが熱い

    2019-06-12 16:53  
     QボードのLibWorkに続く企業も九州発の成長企業の話。 ソフトバンクGの孫さん(佐賀県鳥栖市出身)がAI群戦略を打ち出し世界的なユニコーン型AI企業に兆単位の投資をしようという時代で、それに続く企業はないかと多くの投資家が関心を寄せる中で日本のお宝企業探しが始まっている。 全体相場がやや停滞を続ける中で新たな成長の芽を持った企業が株式市場では活発に動いているようだ。 昨日はIoTプラットフォームサービスを展開する佐賀大学発ベンチャー企業のオプティム(3694・東証1部)が新高値をつけ、直近の安値2000円(5月23日)から3665円の高値まで83%上昇。 時価総額は一気に950億円となっています。 5月30日に開催された同社社長のアグレッシブなプレゼン内容を素直に好感したものと考えられますが、ソフトバンクGに負けないぐらいの熱くアグレッシブな新成長企業の登場は大いに歓迎すべきことです
  • ドローンメーカーがIPO

    2018-11-21 14:39  

     今さらながらのソフトバンク(9434)の上場が話題になっていますが、もともと上場していた株なので今さら何だと言いたくなりますね。  親子上場は既にNTTや日本郵政なども行ってますので駄目とは言えない。東証も認めているので、正式に12月19日に上場が認められた訳です。  今回の放出は親会社の保有する株式の4割に当り、金額では2兆7000億円になるというもの。孫社長流の錬金術は許される範囲で冴え亘っています。こ  のお金は投資会社としての親会社の投資資金に回ることになります。  親も子も孫社長もハッピー。投資家も証券会社もハッピー。となるなら師走相場も明るいだろう。  停滞気味の株式相場に需給の重さでのしかかりそうなIPOではありますがソフトバンクグループも念入りな準備をしてきた筈だし、携帯キャリアが膨大な利益を得ている今のうちに一部の株を放出しておこうという孫社長流の思惑がうごめいてい
  • ビジネスは時とともにつくられる

    2016-06-28 18:03  
    先日、あるセミナーでドローンの話を聞くことができました。  自動車ができてそれを製造して成り立つ企業を中心にそれをオペレートする職業が生まれ、それを走らすガソリンが必要になったり、タイヤや部品が必要になったりと産業が多面的に広がって参ります。  現在の上場企業は製造業、非製造業、金融業の3つに大分類されるほか、業種的には33に分類されています。  ドローンはどの業種に分類されるのかで言うと機械、輸送用機器、電機、空運業など多岐に渡ると考えられます。ドローンの用途は幅広く、常識的には空中か らの撮影を行うことが思い浮かびますが、ドローン自体を安全で効率的なものとするためのモノづくりや制度づくりは不可欠で、オペレーターが必要になりま す。  これまでになかったものだけに法整備は不可欠で既存の法律を打ち破る規制緩和が求められます。  ドローンは大から小まで様々なものが考えられます。屋外を移動する
  • ドローン動画は凄い!!

    2015-12-08 20:16  
    普段はなかなか見ることのできない工場内の映像をドローンで撮影し、その動画像をアナリストに見せた平田機工(6258)への評価がプレゼンの翌日にストップ高となるなど先週は急激に高まりました。  まさに歴史的なドローン映像を用いたプレゼンを演出した同社の執行役員やIR担当者には2015年のIR功労賞を差し上げたいと思います。  この映像は特別にクライアントから許可を得て撮影されたものも含まれ、自社サイトでは見ることができませんので、アナリストは普段見ることのできない平 田機工の熊本本社工場の全景とクライアントである、某自動車メーカーのラインを同時に見ることができた訳ですが、おそらく、今後のIRはドローンを用いた 手法が活発になると見られます。  まさにドローン動画は凄い!!  工場見学の代わりに普段は見ることのできない工場建屋の全景や内部のラインの状況などを見ることができるためです。不動産や運輸