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大魔神のアンテナ 2つの流れ
2020-04-28 03:12方向感が見えない相場の中に、2つの流れがある様です。 3月19日、日経平均が16358、19円を底値に戻り歩調を続けています。 4月17日には19922、07円まで回復しました。ほぼ1カ月の値幅にして3500円超の戻りを演じました。下落する際も2月21日から急落が始まり、1か月程度で23378円から7000円超下落し、ほぼ下げ幅の半値戻りを演じました。 そのような戻りを演じた株価は、底値から回復基調になっていますが、この4月の新年度入りから東証1部の売買高は日々低調な状況が続いています。 日銀が今まで以上の金額を株式市場に投じ、3月に2000億円のETF買い入れが始まり、その後、4月からは1200億円超の買いを続けています(その前までは750億円超の介入額が膨らんでいました)。 その理由は市場の安定化もあるが、日銀自身の買いコストが下回る状況になり、買い入れをしなければならなくなったこと -
大魔神のアンテナ 閑散相場に売りなし
2019-04-17 10:40閑散相場に売りなしとよく言われますが、今はまさにそのような相場ですね。 海外メディアの報道で、東京株式市場の時価総額が世界第3位から4位に後退したという記事がありました。今までは米国、中国と並ぶ3大市場でした。しかし、今は「香港市場」に抜かれました。 昨年12月の下落以来、外国人投資家は日本市場を無視する姿勢が続いており、国内投資家においても模様眺めの姿勢です。 閑散相場中では大型株への投資も控えめ、その分、中小型株・新興市場銘柄が今でも活況を呈しています。 3月まで活況であった「バイオ」株が、今週再び活況を帯び「キャンパス」が3日間のストップ高。また、「オンコリスバイオ」も再浮上して2日間のストップ高を演じました。また、同様にIPO銘柄等も、2月ひと相場を作りましたがこちらも再び盛り上がりを示しています。 全体感から見てやや寂しさを感じますが、そんな中でも株式市場はお仕事をしているので -
大魔神のアンテナ 桜咲く季節、テーマ株が満開に
2019-04-02 01:38日経平均は、相変わらず上げ下げを続けて方向感に乏しい展開になっています。 テクニカル的な見方をしている私にとって、これほど悩ましい相場はあまり経験したことがありません。結論から言うと、まったく先が見えてこないという事です。 ある程度予測はするものの、裏切られています。 友人の市場関係者は、「今は取り敢えず弱気のコメントが無難だと」語っている反面、今もって大きな下落はなく、下げても戻しがあってもみあい相場だとも語っていました。 では、市場内はどうなのか? 案外と盛り上がりを示しています。 バイオ株も潰れたようでも巻き返す動きを見せていて、その影響もあるのか、静かにしていた「ALBERT」が今週初めより動意、戻り高値を奪回して、その関連である「AI」関連銘柄への物色も始まっています。 また、新天皇即位で新年号が制定されることで、「印刷・ビジネスフォーム」関連株が買われ(カワセ -
【お知らせ】炎チャンネル第47回「創薬ベンチャー特集」をアップしました
2019-02-16 02:16億の近道月曜版執筆でおなじみの炎のファンドマネージャーが、肉声で相場を語る炎チャンネル。 第47回「創薬ベンチャー特集」がアップされました。 第47回「創薬ベンチャー特集」 【ニコニコ動画】https://www.nicovideo.jp/watch/so34638445 ぜひご視聴下さい。 相場のサマリーや個別銘柄動向などを5~6分にまとめておりますので、 ご登録頂ければ幸いです。 目下は無料番組ではありますが、価値あるコンテンツ作りに努めておりますので宜しくお願いします。 -
大魔神のアンテナ
2018-12-10 16:08
初めまして、大魔神です。 [自己紹介] 年齢62歳。日本大学卒。27歳から株式投資を始める。 株価分析ソフト開発会社に入社、その折に証券会社の株式部長からチャートの手ほどきを受けて、実際に株式投資を始めた。 その後は証券会社主催の株式セミナーの講師。テクニカルを中心とした投資学校の講師。自立後は、投資顧問会社を数社設立。 今では、「トレンドマップ投資法」と言う、テクニックを活用して、動画講師。「ファイト塾」の塾長も務めている。 株式投資に際してのスタンスは「ダウ理論」を基に、トレンドマップと言う全体的な流れとトレンド分析(上昇・下降分析)を基本にして、順張り投資で臨んでいます。 また、株式投資に際しては、長期に保有する銘柄と短期投資とに分けて行っています。特に短期投資に際しては、全体的な流れを読み、1週間から2週間程度の範囲内で売買をする。リスクを避ける為に、株価がどうで -
創薬バイオベンチャーのビジネス評価
2013-04-16 16:27日本の創薬バイオベンチャーがiPS細胞で話題の山中教授がノーベル賞を受賞して以来、政策的な後押しもあって注目されています。 多くの創薬バイオベンチャーは先行投資による赤字経営で株価の低迷が続いてきましたが、ここに来て軒並み上昇傾向を辿っています。若干バブルのような雰囲気ですが、やや短期指向の投資家も混じって相場の一つの潮流を醸し出しています。 赤字だというのは創薬のための開発経費が先行して発生するためで、ベンチャー企業としては当たり前のことなのですが、普通の投資家には評価が難しいために上場後多くのバイオベンチャー企業の株価が低迷してしまうという結果となったのです。 日本の株式市場には既に事業基盤や製品基盤をもった製薬会社や検査薬を除くと19社の創薬ベンチャーが上場しています(正確な数字ではないかも知れませんのでご了承願います)。 そのうちの5社を下記に掲げてみましたのでご参照下さい
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