-
市場潮流
2018-11-06 23:22
今週(10月29日~11月2日)の東京株式市場は、日経平均株価が週間で1059円06銭上昇し(率にして5.0%の下落)、2万2243円66銭で取引を終えました。5週ぶりの上昇です。 週初の29日(月)は、中国・上海株式相場の下げを受け、前週から3日続落となりました。 続く30日(火)は外為市場での円安・ドル高、上海株式相場の戻りなどを受け4日ぶりに反発。日経平均株価は前日比307円高となりました。年金積立金管理運用独立行政法人(GPIF)など国内年金の買いも取り沙汰されました。 31日(水)も国内主要企業の18年度上期決算で好業績を発表した企業を中心に大幅続伸。 1日(木)は前日にNTTドコモが携帯料金の値下げを発表したことで、収益悪化懸念から携帯3社の株式が急落。相場全体を下押ししました。 2日(金)は、後場に入り、「トランプ大統領が米中貿易合意に向けた草案作成を指示」と -
為替市場動向~ドル全面高~
2018-11-02 13:54
米国の中間選挙を控えた10月、2月に続き今年2回目の株式市場の大きな下げとなりました。直近では、下げも十分出尽くしたのか、月末要因での調整なのか、今週はリバウンド期待も出ていますが、11月6日の中間選挙を前に大きく動きにくい展開が続きそうです。 そんな中、今週は、本日行われている日銀金融政策決定会合、また11月2日金曜日に発表される10月分の米国の雇用統計が注目のイベントです。 日銀の決定会合は現状維持の予想が大半ですが、会合後の会見での昨今の市場についての総裁のコメントは関心がもたれるところです。 一方、米国雇用統計の10月分は、フロリダ州に上陸した大型ハリケーン(「マイケル」)の影響もあり、数値通りに雇用の実体を把握できるか疑問視する向きもあります。 リリースされた数字による相場への影響は限定的になるかもしれません。 市場予想は、失業率3.7%(前月横這い)、非農業部門
1 / 1