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二律背反の相場展開
2023-05-26 12:28
世界を代表する投資家であるバフェットさんのご託宣から日本株の上昇は勢いを増し、32年ぶりの日経平均の高値更新となりましたが、皆様の運用成果はいかがでしょうか? ここでの特徴は外国人好みの流動性の高い銘柄に人気が集中していることです。ですから全部の銘柄が上がっているのではないため、息の長い上昇相場が今後も期待されるということになります。 そしてやはりプライム、スタンダード、グロースを問わず、今後の事業展開が面白いと思われる流動性の高い、活発な売買が期待される銘柄に人気が集中していることです。 指標面では出遅れ感の強いテレビメディアなど低PBR銘柄が強く、大手銀行株、大手商社株、半導体関連など日本を代表する銘柄群が強く、投信会社や年金運用会社などプロの運用者、国際分散投資の外国人機関投資家などの投資主体がここでのリード役となっているものと期待されます。 一方においては相場の二律背反性を反映 -
日経平均3万円台乗せでも
2021-03-03 01:25
株式市場は二律背反。日経平均が半導体関連など値がさ株をリード役として高値を更新し、3万円台に乗せる中で、個人投資家の皆さんはこの潮流についていけないとの悩みを抱えておられるのかも知れません。 今、起きていることはコロナ禍で経済が悪化しないようにと政府がお金をばら撒いているほか、それと同様に米国をはじめとして世界の株式市場に資金が流れてしまったことで生じているかつてない現象だと思えば良い。これはすなわち過剰流動性相場とも言える。 投資対象は不動産から株に向かい、流動性重視の展開でかつてのバブル相場の思い出が蘇ってきそうな展開となっている。 日経平均には1989年末のピークである3万8000円説が流れ、そんなものは大したことはないとも言えるほど昨年3月に起きたコロナショックで日経平均が1万6000円台まで急落したことは記憶のかなたに消えてしまい強気に傾きがちになってきた今日この頃だが、こう
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