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  • 銀行のサラ金ビジネス

    2016-09-10 00:38  
     ちょうど2か月前、円ドル為替は6日連続の円高となり7月8日には瞬間的に100円/ドルを超えた後、20日までの僅か8営業日で107円(7%安)まで売られました。この間に日経平均株価は11%も上昇しました。  それまで6月下旬からの1か月間は指数が乱高下するだけの(寒々しい)博打相場でしたが、その後は為替動向と株価指数の連動性が落ちていることが分かります。  まさに日銀がETF増額を発表した以降です。  評判の悪い日銀のETF買付策ですが、少なくとも今のところは投機ファンドによる相場操縦を抑え込むことに成功しているようです。ただその一方で失われたものも大きく、長い効果を期待する(正常な)オペレーションとは言えないのでしょう。  まだ暫くはファンドのポジション調整による売買が続きそうですが、米大統領選の行方が見えてくる10月に入れば徐々に物色の方向性が見えてくるのではないでしょうか。  さて