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市場潮流
2019-07-02 00:22今週(6月24~28日)の東京株式市場は、日経平均株価が週間で17円28銭上昇し、2万1275円92銭で取引を終えました。小幅の上昇ながら4週連続の上昇です。 28日(金)からのG20(大阪市で開催)を控え、様子見機運が支配的な週となりました。 24日(月)は前週末比27円の小幅高でしたが、売買代金は4年半ぶりの低水準にとどまりました。 25日(火)は東京外国為替市場で円相場が1ドル=106円台後半まで買われたことが嫌気され、前日比92円安。26日(水)も続落。 27日(木)は、米国トランプ大統領およびムニューシン財務長官の発言から、週末に予定される米中首脳会談で貿易協議が前進するとの期待が高まり、同251円高と反発。 週末28日(金)は再び様子見機運が高まり、反落して取引を終えました。 29日(土)に予定される米中首脳会談では、米国による第4弾の制裁関税は発動が先送りされるとの見方が大 -
ふるさと納税 その2
2019-06-10 17:442年ほど前のメルマガで「ふるさと納税」の制度の不備について書きました。 何が悪く、何が不備なのかは当時から既に明確でしたが、型破りな自治体(笑)が出てきたことで漸く対応策が出てきたところです。 この程度の事に2年以上掛かりました・・・すべてが遅い(呆) SBGの孫会長など成長企業のトップなら、こんな問題など1日で決断して2日で解決していることでしょう。日本の行政の場合には、このような課題を解決するために365日×2倍の時間がかかると言う事です。 これに倣えば、30年ほど前から課題となっている少子高齢化問題については、あと700年ほど経ってから漸く解決策が出て来ると言う始末で、恐らくその頃には日本民族は消滅の危機に瀕しているのかと(涙) 何故にこんなに時間がかかるのかと言えば、毎度のこと、利害関係者全てへの根回しが必要だからです。推進している国会議員や地方議員、行政関係者に加え、この制度を -
為替ひと言コメント
2016-02-22 11:59今週は米国はFOMC議事要旨が発表され、最近の金融情勢の逼迫を受けて利上げ時期を考慮と、追加利上げが遠のいた。 短期金融市場から推測する今年の利上げ織込み度は12月までで30%と、マーケットは今年の追加利上げはないと予想している。 一方でECBは3月の追加緩和期待が高い。 本日RBA好感は豪ドルのレベルが0.65が心地よいと発言した。 世界は自国通貨安を求めているようだ。 もちろん先進国は自国通貨安を露骨に志向することはできないし介入などの手段は緊急時でない限りは使いづらい。だからこそ金融政策や口先介入で間接的に自国通貨安を目指している。 2月26~27日に上海でG20が行われる。 それぞれの主張がぶつかる中で協調行動が取れるかどうか注目される。 それまでは市場は膠着、第2幕はG20後ではないだろうか。 (YEN蔵) (情報提供を目的にしており内容を保証したわけではあり
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