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  • 振り返って

    2015-10-26 14:36  
    東電が来年度に社債発行を再開するようです。  大震災と原発事故でダメージを受けてから4年が過ぎ利益も出るようになってきたからですが、日本国の為政者達としては景気回復のためには形振り構ってお られず、まずは今期の業績回復を前提に社債を発行させ、国内最大手の設備投資会社に資金を供給せねばならないと判断したのでしょう。債券市場が回復すれば 運用難の金融機関にも朗報です。  原発事故後に東電の株価が暴落し、富裕層の方々から何度か「東電は大丈夫か?潰れないか?」と言った質問を受けました。  当時の(現実を理解できない)首相が「撤退するようなら東電は潰れるぞ!」と怒鳴ったなどのニュースもありました。  しかしながら、財界の頂点に君臨し巨大資産(バランスシート)を保有する、且つ日本のGDPの40%にも直接的に影響を及ぼす東電を潰すという選択肢な ど有り得ません。上場維持云々は後の話として、まずは国家を挙