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慣例、習慣とは
2023-08-09 00:29
先月23日の日経新聞のコラムでニデック(旧日本電産)の永守会長が「これだ!」と言うコメントを仰っていました。要約すれば、寝ぼけた経営者に活を入れる為にも「TOBをし易いマーケットにしろ!」と言うものでした。 流石です。 これを読んで取引所などの市場関係者はどう感じたことでしょう。 「ヨッシャ!」と感じた方が多数居らっしゃることを期待します。 社内政治で役員や社長になった(やっとなれた、笑)経営陣が事業に専念しないがために上場企業の進歩が遅れていることを端的に指摘された訳です。 筆者の気持ちを大物経営者が代弁してくれたことが嬉しく、「これだ~!」と感じ入った次第です。 が・・・、最近思うところでは、6月の総会が済んだ後には四半期決算発表で踏み込んだ株主還元を表明する割安(レガシー)企業は今のところ殆ど見当たりません。 やっぱり横並びで、総会を乗り切るための一時的な対応で終わってしまったの -
株式天気予報
2021-05-02 01:45
中長期的な株式投資か変化を活用する短期型の株式運用かでスタンスは違いますが、絶えず株式相場の未来を展望する活動は続きます。そこには願望的な展望もあれば思惑も出て参ります。 今日、明日の相場展望では日々一瞬にして過ぎていく相場の変化になかなかついていくのは大変ですが、多少時間的な余裕をもって相場を展望するような活動は投資家にとっては不可欠なものと考えます。 さて、4月も後半に入り、明日からラスト立ち会い3日間。 いよいよコロナ禍2年目のゴールデンウィークに突入します。 皆さんの今週以降の相場展望はいかがでしょうか。 ゴールデンウィーク突入前の今週はポジションを持ちたくない投資家の売りが予想されます。一方で予想外の業績発表でポジティブな投資スタンスを堅持しリスクテイクしようとなさっている投資家もお見えでしょう。 過去1年タームの期間での高値警戒感や利益確定売りの潮流がある一方で、超低金利政 -
ドラッカー18の教え 第4回
2017-06-22 22:52
産業新潮 http://homepage2.nifty.com/sancho/ 7月号連載記事■すでに起こった未来を探す。未来を予想することはできない。 人間とはいったいどのような存在なのか?と問われたとすれば、答えは無限に等しくあるでしょう。 私が一番気に入っている答えは「人間は神とサルの間に存在する」というものです。つまり、「ある時は神様のように崇高であり、逆に、あるときにはサルのように本能に従って行動するのが人間である」ということです。ただし、人間はサルでも神様でもありません。そこにははっきりとした線引きがあります。 例えば、神様にできて人間にできないことの一つに「未来を予想する」ことがあります。神様には未来がお見通しであっても、人間にとっての未来は、まさに深い霧の中に存在するのが現実です。 年末、年始になると新聞や雑誌で「景気・為替・株価見通し」の特集が組まれ専門家や著 -
半値戻り後の株式相場
2015-10-27 19:06いつの間にか日経平均は半値戻り(年初来高値6月24日の20952円と9月29日安値16901円までの押し幅4051円の半値戻り水準は18926円)水準となって参りました。 これで皆さんの資産もほぼ元の状態に戻ったと思いますが、いかがでしょうか。 いやいやまだ戻っていない、日経平均が19500円まで上昇しないと、元の水準には戻らないという方も中にはお見えなのかも知れませんが、これには信用取引の追証に追われて、安値水準で投げた分が目減りしたなどという要因もあるのかと思います。 投資家によってはあの8月25日に個別銘柄に投資してその分が資産増に貢献したいう投資家もお見えなのかも知れません。 下げってくればどこまで下がるか不安だし、上がってくればまだまだ上がるとこの間の不安感がどこに行ったのかというような不安定な心理状態が投資家の一般的な姿です。 上がる根拠もあれば下がる根拠もある綱引き -
ソーシャルバブル その3
2013-05-13 22:08こんにちは。 株式会社ZUUの冨田和成です。 前回、前々回と 2012年に崩壊したアメリカのソーシャルバブルを例に、バブル崩壊の仕組みと今後の注意点をお伝えさせて頂く記事をお届けしました。ここまでで1999 年~2012年の間に起きた3つのバブルが発生し崩壊した経緯や、そもそもなぜバブルが発生するのかという根本要因についてお伝えしてきました。本日はそ の続編として今後の発生が予想されるバブルを上手く収益機会とするために、以下のような切り口でお届けします。 【バブル崩壊後もマクロ環境に関係なく生き残る企業は生き残る】 【次のバブルへ向けての収益機会1)生き残り成長する起業家の特徴】 【次のバブルへ向けての収益機会2)次々と生まれる次期Facebook予備軍】【バブル崩壊後もマクロ環境に関係なく生き残る企業は生き残る】 バブルの崩壊というと悲惨なイメージをお持ちになる方も多いかもしれません
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