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下値模索銘柄とその背景、下値目途
2019-07-23 17:49相場には二極化がつきもの。 良いと思われる銘柄は右肩上がりで上昇を続け、駄目株の烙印が押された銘柄は下値を追う展開が見られる。 本コラムでは下値模索を続ける銘柄について、直近底割れを見せた銘柄についてその背景を考えてみたい。1.大成建設(1801):新安値更新中 大手ゼネコンはいずれも2017年11月の高値から1年8カ月余りの調整を続けており、同社株もそうした流れに位置している。これは東京オリンピック以降の受注減を不安視した投資家の売りが続いているためだと推察される。 つまり、2013年9月に決定した東京オリンピック開催でゼネコン株は息の長い上昇相場を演じた。当然のごとく収益も向上し、バブル崩壊後あれほど青息吐息だった建設各社や公共投資関連企業の業績はかつてないほどの向上を示した。 大手ゼネコンは2017年11月まで上昇。それに準じた銘柄もその前後にピークをつけた。建設株は東北大震災後に -
この株の下値目途
2018-04-19 02:39
このところ長期的に株価下落が続く銘柄をチェックしています。 上がったり下がったりの株価変動を捉えながらリスクテイクして資産形成を図る株式投資は時に忍耐も必要ですが、駄目な銘柄はさっさと切り捨て、トレンドが上向いている銘柄に投資するのが良いと言いのける皆さんも多いかも知れません。 結果としてトレンドが悪い銘柄はますます売られ、止めどない下げが時に見られることになります。こうした銘柄に長期スタンスで投資された方は下げの悪循環に悩まされることもあります。 投資家と発行体企業のコミュニケーション不足が原因での下げであれば問題はないのですが、本質的な業績の先行きが見えないのは最も売られやすいパターンとなります。 それでも一定水準まで売られるとどこかで反転してくるタイミングもやってきます。 投資の考え方は千差万別。 過去長期に上がってきた銘柄を追い求めるのか長期下落銘柄に注目するのか -
市場潮流
2017-11-14 00:10
今週(11月6~10日)の東京株式市場は、日経平均株価が週間で142円30銭上昇し(率にして0.6%の上昇)、2万2681円42銭で取引を終えました。9週連続の上昇です。 週初から、米株高や外国為替市場の円安・ドル高を好感した買いが優勢となり、7日には前日比389円25銭の大幅高となり、2万2937円60銭で取引を終えました。バブル崩壊以降の高値を更新し、1992年1月9日以来、約25年10カ月ぶりの高値をつけました。 長期間抜けなかった高値を抜いたことで、国内株式相場は新しいステージに入ってきたといえます。 主要企業の業績は好調に推移しており、日経平均株価を構成する225銘柄の予想EPS(1株当たり利益)は1500円程度に上昇してきました。日経平均株価の予想PERは14倍~16倍程度で推移していますので、これを単純に当てはめますと、2万1000円から2万4000円のレンジが予
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