• このエントリーをはてなブックマークに追加

記事 9件
  • 大魔神のアンテナ 政治色が色濃い株式市場になっているが、基本的には景気後退

    2019-06-12 01:05  
     トランプ大統領による、5月5日、中国への貿易関税の追加関税引き上げ。そして、5月末にはメキシコへの5%の関税引き上げを発表しました。大統領のTwitterコメントで株式市場は揺れに揺れています。 その結果、現実的になりつつある「世界同時不況」への道を歩み始め出した感があります。米国で発表された5月のISM製造業景況感指数・5月のADP雇用統計などが市場予想を下回る結果になりました。 その状況から米国10年物国債金利は急低下(価格上昇)、市場内でのリスクオフの動きが加速し、リスクが少ない米国国債に資金が膨らみました。そのために円ドル相場も109円台からいっぺんに107円台まで円高が進行しました。 米国株式も5月29日から1000ドル超の下落。 東京市場でも5月28日から1000円超の下落を演じました。 ただ、米国市場の戻りは強く、ほぼ下げた分を解消しました。しかし、東京市場はまだ半値程度の
  • モノサシをどこかに置き忘れた株式相場

    2019-04-03 01:59  
     杓子定規という言葉があります。 株式市場で誰もが常識的に使っている杓子や定規、つまり株価の価値を評価するモノサシはPER、PBR、配当利回り、それにPCFR(キャッシュフローレシオ)など。こうしたモノサシに株価を当てはめては割安だの割高だのと御託を並べるのがアナリストという職業人です。 そうしたモノサシを使うという習慣が最近薄れてきたと感じる皆さんも多いのかも知れません。文字通り杓子定規で株式投資していても成果は上がらないという投資家は感覚的なテーマ株投資に勤しむことになります。 夢を語れないバリュー株ではなく、現在人気の成長テーマ(AI、5G、IoT、RPA、サイバーセキュリティ、自動運転、遺伝子治療、創薬、働き方改革、国土強靭化など)や新たな投資テーマに沿った銘柄に軸足を置くことで高い運用成果を求めようという投資家も増えているようですが、こうした市場の潮流についていくかどうかは皆様の
  • 有料メルマガライブラリから(280)「知っていたほうが役に立つ簡単な投資知識(8)」

    2019-03-01 00:16  
     有料メルマガ・石川臨太郎の「生涯パートナー銘柄の研究」の過去配信ライブラリ「銘柄研究」「コラム」のうち、コラムの一部を掲載いたします。  自立した投資家、石川臨太郎のコンテンツをお楽しみ下さい。  なお、内容は執筆当時の背景に基づいており、現在の状況と必ずしも一致しないことを予めご了承下さい。=コラム「知っていたほうが役に立つ簡単な投資知識(8)」=  (有料メルマガ第359回・2015/12/8配信号) ※2015年12月現在の内容です。留意してお読み下さい。 【前略】  本日はキャッシュ・リッチについて考えます。 ■キャッシュ・リッチ度を測る指標  私はバリュー系の投資家なのでグレアム先生の信奉者でもあります。  したがってキャッシュを大切にしています。  個人の資産形成の中においても賃貸不動産に資金を配分することもありますが、不動産投資に偏ることを嫌い、財産三分法で定期貯金や定期
  • 有料メルマガライブラリから(279)「知っていたほうが役に立つ簡単な投資知識(7)」

    2019-02-22 14:34  
     有料メルマガ・石川臨太郎の「生涯パートナー銘柄の研究」の過去配信ライブラリ「銘柄研究」「コラム」のうち、コラムの一部を掲載いたします。  自立した投資家、石川臨太郎のコンテンツをお楽しみ下さい。  なお、内容は執筆当時の背景に基づいており、現在の状況と必ずしも一致しないことを予めご了承下さい。 =コラム「知っていたほうが役に立つ簡単な投資知識(7)」=  (有料メルマガ第358回・2015/12/1配信号) ※2015年12月現在の内容です。留意してお読み下さい。 【前略】  本日はPBRについて考えます。  繰り返しになりますが、投資の指標はあくまでも物指しに過ぎないことを忘れないようにしたいものです。  まずは指標に対する私の考えを書きます。 ■私が指標を使う前にまず心に刻むようにしていること。  指標を使うときは、指標はあくまでも物指しであり、それ以上のものでないことをよく理解し
  • 有料メルマガライブラリから(278)「知っていたほうが役に立つ簡単な投資知識(6)」

    2019-02-14 14:52  
     有料メルマガ・石川臨太郎の「生涯パートナー銘柄の研究」の過去配信ライブラリ「銘柄研究」「コラム」のうち、コラムの一部を掲載いたします。  自立した投資家、石川臨太郎のコンテンツをお楽しみ下さい。  なお、内容は執筆当時の背景に基づいており、現在の状況と必ずしも一致しないことを予めご了承下さい。=コラム「知っていたほうが役に立つ簡単な投資知識(6)」=  (有料メルマガ第357回・2015/11/24配信号) ※2015年11月現在の内容です。留意してお読み下さい。 【前略】 ■PER(株価収益率)とは何か。  「時価総額÷当期利益」または「株価÷1株あたりの利益」で算出する数字です。  株価と企業の収益力を比較して、株の投資価値を判断する指標です。  今の株価は1株当たりの利益の何倍になっているかを表す指標です。 〇投資した資金を何年で回収できるか。  別の観点から考えると、PERは投
  • 有料メルマガライブラリから(277)「知っていたほうが役に立つ簡単な投資知識(5)」

    2019-02-07 02:20  
     有料メルマガ・石川臨太郎の「生涯パートナー銘柄の研究」の過去配信ライブラリ「銘柄研究」「コラム」のうち、コラムの一部を掲載いたします。  自立した投資家、石川臨太郎のコンテンツをお楽しみ下さい。  なお、内容は執筆当時の背景に基づいており、現在の状況と必ずしも一致しないことを予めご了承下さい。=コラム「知っていたほうが役に立つ簡単な投資知識(5)」=  (有料メルマガ第356回・2015/11/17配信号) ※2015年11月現在の内容です。留意してお読み下さい。 【前略】 ■投資の指標はあくまでも物指しに過ぎない。 ~利用するにしても指標が安いから株価が上がるのが当たり前とは考えない。 ~そのことを認識した上で利用すれば、けっこう役に立つことも多い。 〇指標コレクションを趣味にするのはやめて、しっかり使いこなしましょう。  投資指標でもテクニカルチャートでも、指標のコレクションを趣味
  • 市場潮流

    2016-01-18 21:35  
    本日は都合により、大引けを待たず、早めに執筆しております。  今週(1月11~15日)に入りまして、株式相場は乱高下を繰り返しており、14日には一時、日経平均株価で1万7000円を割り込みました。  相場が下がると、急に弱気な向きが増えてくるのが、不思議なところでして(笑)、「日経平均の底値は」、「原油価格はどこまで下がる」、などなど、「自 分で考えろよ」と言いたくなる(笑)問い合わせが急増するとともに、「リーマンショック時にそっくり」、「業績相場は終わった」などなど、極めて感覚的な コメントが増えてくるのも、常のことです。  ファンダメンタルズに関する自分なりに選択したいくつかの「指標」を常にウォッチし、それがどう変化したかを冷静に判断したいところです。  そうした「指標」に変化がないようであれば、マーケットは明らかにオーバーシュートしているのであり、その原因が沈静化すれば、株価は戻り歩
  • 日本の不動産は本当に上がっているのか?

    2015-07-31 14:47  
    アベノミクスがスタートしてから、私の周囲にいる不動産事業者からは 「不動産が上がっている」 「景気が良い」 と言った声が続々と上がっていて、それはそれで不動産価格の回復は 国内景気にとって良いことですので、良い情報として受け入れていました。  その一方で、私たちが米国の景気を気にするときには、必ず 「S&Pケース・シラー住宅価格指数」 という指標を気にかけて、米国不動産価格市場のことを話しています。  これが中国の場合だと 「70都市住宅価格指数」 と呼ばれる中国の統計局が発表する指標が話題になります。 もちろん、中国の統計局が発表する統計についての確からしさに疑念があることは間違いないですが、それでも統計は無いよりもあった方が良いのは間違いないです。  翻って、日本の場合で不動産の価格の話をするときには、残念ながらあまり統計・指標の話題にはなりません。  従って、漠然と 「上がっているら
  • 市場潮流

    2014-07-14 16:30  
    今週(7月7日~7月11日)の東京株式市場は、日経平均株価で5日連続の下落となりました。週間では273円、率にして1.8%の下落です。  米国の株式も調整含みであり、これまで堅調に推移してきた日米の株式も調整局面を迎えたようです。10日にポルトガルの金融不安が浮上したことも売り材料とされていますが、ただちに欧州全体の金融システム不安に結びつくことはないように思います。  現在、欧州中央銀行(ECB)がユーロ圏の主要銀行に対し、健全性を確認する「ストレステスト」を実施しており、経営難の銀行が出てきた場合には、公的資本の注入などを含むそれなりの対策を実施するものとみています。  やはり、国内株式相場の下げは上昇局面の中での一時的調整と見てよいでしょう。東証1部の騰落レシオ(25日移動平均)も11日には107.29%まで 低下してきました。6月下旬には160%を超える水準まで上昇、過熱感が高まっ