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野尻哲史さんと考える、退職後の資産活用 前編
2022-04-26 12:29
小屋が様々な有識者の方々と対談を行うシリーズ。 今回のゲスト、野尻哲史さんは山一証券、メリルリンチ日本証券の調査部門を経て、フィデリティ投信のフィデリティ退職・投資教育研究所で活動された後、合同会社フィンウェル研究所を設立。現在は、資産活用、地方都市移住、勤労継続の3点から退職世代のファイナンシャル・ウエルネスを啓発する活動を行っています。 なかでも現役世代に響くのは、資産の使い方、考え方についての発言です。「多くの人は、保有する資産が自分の寿命より先に枯渇しないようにしたいと願うもの」「資産活用は、登山に例えれば山を下りる行為。作り上げた資産を上手に活用して人生の終焉まで持続させること」「作り上げた資産をうまく活用してどれだけ資産寿命を延命できるか」 野尻さんは、フィデリティ投信時代、フィデリティ退職・投資教育研究所所長として「サラリーマン1万人アンケート」という名物企画を立ち上げ、 -
日本が英国に学ぶべき老後資産形成とは(本の紹介)
2017-11-02 18:12
マネーライフプランニングの梶原真由美です。 今回は最近読んだ本の紹介をしたいと思います。 テーマは「老後へ向けての資産形成」です。 雑誌やメディア等で「老後難民」「老後破産」「下流老人」など、老後に関するネガティブワードを目にしない日はありません。 なぜなら我が国は、前例のない超高齢化社会を迎えようとしているからです。 平成27年度の日本総人口における65歳以上の割合は、26.6%です。 将来人口推計データによると 平成42年(2030年)には31.2% 平成62年(2050年)には37.7% となるそうです。 ここに少子化の影響も重なるので、単純に考えても現在の社会保障を変わらず受け続けることが出来るとは思えません。 そこで今後は各人の「自助努力」が必要で、将来への資産形成の為に 「貯蓄から投資へ」20年間程と言われ続けているのですが、実際に 「貯蓄から投資へ」は殆ど進ん
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