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記事 5件
  • 今週の株式相場は強いぞ!!

    2021-06-15 15:31  

     1年365日、52週。山あり谷ありの株式相場に向かい合っておられる皆様にとって、天気予報と同様に嫌なムードの相場より明るくポジティブな株式相場は大歓迎かと思います。 ただ、株式相場はその週ごとに色合いが多少でも変化して参ります。 時に豪雨だったり、雷雨に台風、大雪と季節と同様に相場も変化して参ります。多くの投資家の皆様はこうした相場を取り巻く環境の変化を横目に対応策を考え、実行し経験として積み重ねておられるかと思います。 雨の後には晴れ間も出てさわやかな気分になったりもします。 自然と同様、毎週毎週良いことばかりではなく、嫌なムードになる週もありますが、反対にとてもポジティブな週も出て参ります。 2021年も先週で既に23週、108日が経過しましたが、昨年末からの上昇トレンドは2月16日の高値で一旦終焉し、5月13日の安値までの理想的な調整場面を続けて参りました。 全体相場の調整中はな
  • ここから上に行く理由、下に行く理由

    2021-02-10 22:17  
     1989年のバブル崩壊から31年を経て日経平均は今、3万円台乗せに向かっている。 相場の世界は買い/強気(ブル)と売り/弱気(ベア)のぶつかり合いの中で昨年のコロナショックから日経平均が7割以上も上げてきただけに強弱感が対立する局面となってはいるが、このところは企業収益が半導体などの日本企業に強みを持つ分野などで急激に繁忙な状態となりコロナ禍の中で来期の収益回復に期待が高まりつつある点は強気派にとっては心強い点だろう。 日本が世界に冠たる半導体関連ビジネスに加え、自動車、機械、ハイテク素材などの分野がリード役となって株式市場を盛り上げていくとのシナリオはまだこれからの世界で描かれることだろうと思われる。 AI、DX、スマホアプリ、ブロックチェーン、5G+6G、EC、EV、ドローン、自動運転に加え再生可能エネなどグリーンビジネスの高まりなど株式市場は新たな成長テーマを模索しながら活発に動い
  • 大魔神のアンテナ 強気派が増加

    2020-06-24 19:21  
     実体経済を無視して上昇している株式市場だが、強気派が増えているようです。 米国市場を始め、東京市場においてもV字型回復への期待が高く、株価はここ2,3カ月で急上昇し、やっと高値警戒感も出始めたようです。しかし、米国のナスダック市場は、最高値を更新して多少下げたものの、ダウ平均やS&P500とは違って依然と堅調に推移しています。 ここ4月の経済指標は最悪であったものの、今月発表された雇用統計は市場予想を大幅に上回る結果になるなど、6月に入ってからの各経済指標は悪いものではなく、大規模な財政出動やFRBによる景気下支えの為に2度に渡る大幅な利下げ政策、及び、市場に大規模資金投入してきたことで、株式市場は「回復期待」だけをテーマにして買い優勢の株式市場が作られました。 しかし、この株式市場の上昇は過度の期待感だけで、実体を無視した動きで、上昇する度に、売り方が攻勢をかけていましたが、その売り物
  • 強気派の意見、弱気派の意見

    2018-06-26 01:13  
     梅雨入り後はやや肌寒い日々が続いていますが皆さんいかがお過ごしでしょうか。  季節の移ろいとともに変化が見られる花々と同様、株式相場の潮流にも変化が見られます。振り返ると1月23日に高値をつけて調整に入った株式相場も5か月を経過しようとしています。  株式相場は強気と弱気が織り成す世界。調整を少しずつ抜け出そうとしている中ではあっても弱気の意見もまだ残っていますのでそう一気にはいかないということですが、米NASDAQがリード役となって、再び上昇の展開に向かうという強気の意見に一縷の望みをつなぎたいと筆者は考えています。  弱気の意見にはリーマンショックから10年を経ようとしている中で次の大きな調整局面が世界の株式相場には待っているとの意見があること。世界貿易戦争の勃発の兆しもそうした弱気の意見に加担してきます。  強気対弱気は別の言い方だとポジティブ対ネガティブになります。  ポジティ
  • まだ不透明

    2016-12-16 13:18  

     トランプ次期大統領の発言は結構本質を突いていて面白いです。  彼の政治能力を評価する段階にはありませんが、少なくとも(言いたい放題ではあるものの)偽善的な発言が少ないところは好印象です(^^)  フィリピンのドゥテルテ大統領の(かなり強引な)麻薬犯撲滅作戦に対し西側先進国首脳が「裁判を経ない人権蹂躙だ」と言った非難をしていましたが、これに対しトランプ氏は非難をせず同調的な意見すら出していました。私にもこれらの非難が偽善者的な発言に聞こえていました。  フィリピン南部では不完全な国家統治の隙を突いて麻薬取引などの犯罪組織が跋扈し、何十万もの善良な国民が違法な麻薬取引の手先にされ、且つ被害を受けているのです。彼ら麻薬組織こそが悪質な人権侵害と法令を無視する張本人であり、この連中は麻薬取引による利益を求めて海外からも多数流入しています。  ドゥテルテ大統領は自国民の生命と引き換えに金儲けを