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為替市場動向~米国の長短金利差の行く末~
2018-12-14 01:18
米中貿易交渉の進展を見て、今日の東京株式市場は久しぶりに大きく上昇しました。 一方、為替市場では、英国のEU離脱合意案の議会採決の延期を受けて、メイ首相への不信任案決議の必要人数が揃ったとの報道からポンドが売られたため、全般的にドル買いの流れに。ドル円相場は113円台半ばまで反発しています。 ドル円相場は、リスクオフマーケットでも、底堅い動きで推移。下値での実需買いが推測されます。 さて、年の瀬のあわただしさの中、来週18~19日は今年最後のFOMC(米国の金融政策決定する会合)があり、今年4回目の利上げがあるのかに注目されます。 低金利のサポートによる景気持続を目指すトランプ大統領からは、≪利上げけん制発言≫も聞かれましたが、また、エコノミストによる利上げの確率予想は74%(Bloombergによる)と微妙です。 決定前週に発表される最新のインフレ指標や景気指標も参考にな
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