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記事 3件
  • 下値模索銘柄とその背景、下値目途

    2019-07-23 17:49  
     相場には二極化がつきもの。 良いと思われる銘柄は右肩上がりで上昇を続け、駄目株の烙印が押された銘柄は下値を追う展開が見られる。 本コラムでは下値模索を続ける銘柄について、直近底割れを見せた銘柄についてその背景を考えてみたい。1.大成建設(1801):新安値更新中 大手ゼネコンはいずれも2017年11月の高値から1年8カ月余りの調整を続けており、同社株もそうした流れに位置している。これは東京オリンピック以降の受注減を不安視した投資家の売りが続いているためだと推察される。 つまり、2013年9月に決定した東京オリンピック開催でゼネコン株は息の長い上昇相場を演じた。当然のごとく収益も向上し、バブル崩壊後あれほど青息吐息だった建設各社や公共投資関連企業の業績はかつてないほどの向上を示した。 大手ゼネコンは2017年11月まで上昇。それに準じた銘柄もその前後にピークをつけた。建設株は東北大震災後に
  • 時価総額250億円以下企業の東証1部居残り戦略

    2019-03-20 01:27  
     かねてから話題になっていた東京証券取引所(東証)の上場企業絞り込みに向けた考え方が明らかになってきた。  東証によると時価総額の基準を現行の40億円から250億円に引き上げて英文開示なども義務づけるとの話が浮上。この施策が実施されると東証1部の上場企業数は現在の2136社から3割程度(約600社)減る可能性があると見られる。  時価総額が200億円以下の銘柄が600社もあるためだが、企業によってはIRに努めればこの時価総額の壁は突破できる可能性もある。  優良企業が集まる上位市場の位置づけを明確にしようというこの施策でせっかく東証1部に昇格できたと喜んでいた企業も今後の対応に迫られることになるだろう。  こうした措置で東証1部企業として残れた企業は一層のグローバル化を推進し成長を目指すことになる。ダントツの企業規模を誇れる企業はともかく、ボーダーラインに位置する企業にとっては、対応に迫
  • 地味な地方企業に投資チャンス

    2018-10-03 02:36  

     先日、筆者を訪ねてこられた直近のIPO企業で信和(3447)という建築現場の足場を製造している企業があります。  同社は岐阜県に本社を置き全国展開を図っている金属加工、モノづくりの企業です。地味な印象が強くIPO後の株価は鳴かず飛ばずの状態が見られます。  配当利回りが3.9%と言う点だけが魅力のような銘柄なのですが、安定成長を実現する材料はありそうです。  この会社過去に3つのファンドが保有してその都度、有利子負債がたまってきたという歴史があり、3つ目のファンドがようやく株式市場にEXITして今や1万6000名の株主に見守られている状態のようです。  インカムゲイン狙いゆえ、キャピタルゲイン狙い、つまり株高は必要がないという存在になったという印象があります。  こういう安定成長型の銘柄は個人年金づくりにはぴったりなのかも知れません。いずれはキャピタルゲインを狙った外国人投資家や機関