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相川伸夫の信和・丸順3Q取材報告
2022-03-10 00:16
年明けからキツイ相場が続いています。 こんな時に株をやる必要があるのか?というレベルで厳しい様相になってきています。つい二年前のまさに今頃が地獄の窯が開いて奈落行きの切符さながらでした。 今回のウクライナとロシアをきっかけにしたこの動きは戦争という側面だけではなく、資源価格の高騰に加え小麦価格の高騰を引き起こしています。さらには半導体製造に関するガスが世界的にウクライナとロシアに集中していることから今でもひっ迫している半導体不足がさらに深刻になるリスクも出てきています。・希少資源に調達危機 ロシア・ウクライナ産7割依存も半導体ガス一部停止2022年3月4日https://www.nikkei.com/article/DGKKZO58768540U2A300C2MM8000/ この状況でも行けるだろうと思えるのは値上げが出来ていて利益が確保できており、かつその利益を十分に株主還元している -
相川伸夫の新規ピックアップ銘柄 信和(3447)
2021-12-22 15:41
■相川伸夫ピックアップ銘柄フォロー(動きのあったもののみ掲載) ※2021年12月17日(金)執筆時点・ギガプライズ(3830)21年5月24日配信 株価1391円⇒1044円(-25%) 大変お安くなりました! この銘柄がバリュエーションにおいて評価が低いのはいまだに名証単独上場銘柄だというポイントですね。その分、会社の動きいかんによっては面白いのではないか?と思って私は先んじて取り上げさせていただいております。 ピックアップ記事で書かせて頂いたときの記事はこちら↓https://ch.nicovideo.jp/okuchika/blomaga/ar2024238 ギガプライズは今期2Qで全戸型マンションISP供給戸数82.1万戸となり、ついにこの業界で暫定1位になりました!おめでとうございます! 12/16に新規上場してきたブロードエンタープライズをご存じでしょうか? こちらはギガプ -
相川伸夫のピックアップ銘柄フォロー&信和(3447)と三栄建築設計(3228)の小話
2021-09-29 15:17
■相川伸夫ピックアップ銘柄フォロー(動きのあったもののみ掲載) ※2021年9月24日(金)執筆時点・山王(3441)2016年12月19日配信 株価560円⇒1940円(+246%)・東京エレクトロンデバイス(2760)18年4月6日配信 株価1970円⇒9150円(+364%)・丸順(3422)18年9月18日配信 株価826円⇒809円(-2%) 山王は再生エネルギー、特に水素枠として広く認知されるようになり、本業でもしっかりと黒字になり、私が初めて執筆した2016年末からもうすぐ5年が経とうとしています。水素透過膜及び銀メッキアクリル粒子の新規事業の進展についても今後どうなっていくのか見守りたいと思います。 東京エレクトロンデバイスは執筆から3年半で+364%とすさまじく株価が上がりました。 特に9/6の上方修正を契機に5810円から9000円突破まであっという間のことでした。正 -
野村IR主催の資産運用フェアは熱気むんむん
2019-12-27 02:1912月20日(金)と21日に開催された、野村IR主催の資産運用フェア2019は個人投資家のあふれるばかりの熱気に包まれていた。 開催場所の渋谷南平台に筆者は20日に億の近道の編集長と足を運んでみた。 昨年は有楽町での開催だったようだが、今年の渋谷の方が来場者は多いようだと出展企業の1社から説明があった。 その会場には42の出展企業や12の投信会社のブースが並び、一定時間ごとに開かれるプレゼンの時間ごとに個人投資家の皆さんが企業側のプレゼンに耳を傾ける姿があった。 ここに来て全体指数は堅調ながら個別株はまだ低迷したままに推移している銘柄が多い。そんな中で投資家の皆さんも投資したい銘柄を熱心に研究しているように思えた。 会場内ではあの株主優待活用で有名になった桐谷さんの講演があったりとなかなかの企画で投資家は楽しく時間を過ごしたのだろう。会場内には桐谷さんが会場まで乗ってきた自転車も展示され -
下値模索銘柄とその背景、下値目途
2019-07-23 17:49相場には二極化がつきもの。 良いと思われる銘柄は右肩上がりで上昇を続け、駄目株の烙印が押された銘柄は下値を追う展開が見られる。 本コラムでは下値模索を続ける銘柄について、直近底割れを見せた銘柄についてその背景を考えてみたい。1.大成建設(1801):新安値更新中 大手ゼネコンはいずれも2017年11月の高値から1年8カ月余りの調整を続けており、同社株もそうした流れに位置している。これは東京オリンピック以降の受注減を不安視した投資家の売りが続いているためだと推察される。 つまり、2013年9月に決定した東京オリンピック開催でゼネコン株は息の長い上昇相場を演じた。当然のごとく収益も向上し、バブル崩壊後あれほど青息吐息だった建設各社や公共投資関連企業の業績はかつてないほどの向上を示した。 大手ゼネコンは2017年11月まで上昇。それに準じた銘柄もその前後にピークをつけた。建設株は東北大震災後に -
時価総額250億円以下企業の東証1部居残り戦略
2019-03-20 01:27かねてから話題になっていた東京証券取引所(東証)の上場企業絞り込みに向けた考え方が明らかになってきた。 東証によると時価総額の基準を現行の40億円から250億円に引き上げて英文開示なども義務づけるとの話が浮上。この施策が実施されると東証1部の上場企業数は現在の2136社から3割程度(約600社)減る可能性があると見られる。 時価総額が200億円以下の銘柄が600社もあるためだが、企業によってはIRに努めればこの時価総額の壁は突破できる可能性もある。 優良企業が集まる上位市場の位置づけを明確にしようというこの施策でせっかく東証1部に昇格できたと喜んでいた企業も今後の対応に迫られることになるだろう。 こうした措置で東証1部企業として残れた企業は一層のグローバル化を推進し成長を目指すことになる。ダントツの企業規模を誇れる企業はともかく、ボーダーラインに位置する企業にとっては、対応に迫 -
地味な地方企業に投資チャンス
2018-10-03 02:36
先日、筆者を訪ねてこられた直近のIPO企業で信和(3447)という建築現場の足場を製造している企業があります。 同社は岐阜県に本社を置き全国展開を図っている金属加工、モノづくりの企業です。地味な印象が強くIPO後の株価は鳴かず飛ばずの状態が見られます。 配当利回りが3.9%と言う点だけが魅力のような銘柄なのですが、安定成長を実現する材料はありそうです。 この会社過去に3つのファンドが保有してその都度、有利子負債がたまってきたという歴史があり、3つ目のファンドがようやく株式市場にEXITして今や1万6000名の株主に見守られている状態のようです。 インカムゲイン狙いゆえ、キャピタルゲイン狙い、つまり株高は必要がないという存在になったという印象があります。 こういう安定成長型の銘柄は個人年金づくりにはぴったりなのかも知れません。いずれはキャピタルゲインを狙った外国人投資家や機関
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