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記事 3件
  • 医療とは

    2021-06-01 01:16  

     4月下旬から1ヵ月近く、米国ナスダック市場に引きずられるように東京マザーズ市場が崩れました。米国市場ほどの力強さはありませんが、上がるときも下がるときも海外投資家次第のようです。 個別では、バリュー銘柄とITハイテク銘柄を並べて眺めていると、どちらかが買われるともう一方が売られるという展開が頻繁にあります。1日の間に行ったり来たり。とても機械的な値動きですのでプログラムが動いているのでしょう。 今朝(27日)午前中はファンドのポジション調整か整理とかでしょうか?先物主導の動きで、指数の動きに特徴があります。マザーズ市場など中小型銘柄は気迷いが続いているような。 今や日本の市場は7割以上が海外投資家(ファンド)による売買であり、実際の売買の8割くらいが(アルゴ、AI?などの)自動売買でしょうか。トレンドフォロー型が多いためか?動き出すと1~2週間は同じ方向に動きますので、タイミングに注意
  • 72歳の憂鬱

    2021-02-18 14:43  
     コロナ禍での社会現象。 つい先日は若手の上場企業の代表取締役の不倫問題が持ち上がり当人が辞職に追い込まれたばかりだが、このところ有能とされる経営者に起きた事件でメディアは盛り上がっている。 元日本マクドナルド社長に起きた事件に続いて、今度は現役上場企業、アルペンの会長に起きた事件。ご本人が否定されている中なので事の真相はまた改めてにしたいが、株式市場にも多少の影響をもたらしそうな事件に対して一言コメントしておきたい。 まだ36歳の若手経営者に起きた不倫は結婚したばかりのタイミングで持ち上がった話。現役有名アナのリッチマン亭主に降りかかった気の緩みなのかどうかはともかく、まだまだ若気の至りとも言うべき出来事なのかも知れません。 それにしても政府首脳も一目置く遠隔診療に関わる筈のメドレー(4480・マザーズ・2019年12月IPO)の代表取締役に起きた出来事には驚かされた。メディアでは180
  • ユニコーン型企業に潜むリスク

    2021-02-10 22:12  
    ~180億円夫のプライベートな失敗と復活への期待~ 日本の株式市場にはまだ事業規模は小さくまだ利益の水準が低いか売上優先で先行投資期にあって赤字の状態でも未来への期待値の高い時価総額1000億円を超えるユニコーン型企業がいくつか存在している。創薬ベンチャーなども含めてそうした企業の上場が許され投資家の関心が向くようになってきた。 これは米国でもアマゾンやテスラといった企業にも当てはまるが、創業時やIPO前の時代からその凄さが認識されIPO後においても一段と評価を高めてきた結果、市場をリードする企業となった事例でもある。 日本のソフトバンクGや米国のアップルやマイクロソフトといった1980年代からのIT系老舗企業に対して1990年代以降に設立されたIT系企業の活躍がダイナミックに続いている結果、米国の株式市場は活況を呈している訳だが、今もまだまだ多くのベンチャラスな企業が設立され、IPOに向