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AI関連IPO銘柄への期待
2021-12-20 23:40
ソフトバンクGの孫社長がAI群戦略を掲げてビジョンファンドで世界企業に投資し始めてから何年か経過してきた。 日本のIPO市場にもそうしたAIに絡む銘柄が増えてきたとの印象がある。 今年のIPO市場は過去の積み残しを消化しようということか126もの銘柄が登場し、株式相場に彩りを添えてくれる。とりわけ12月は33銘柄のIPOが予定されており、投資家の関心も高まっている。 その中でも特にAI、DX、IOTといったキーワードに絡む銘柄の活躍が大いに期待されている。 今月20日にIPOを予定しているJDSC(4418・M)のほか、23日のエクサウィザーズ(4259・M)などのAI関連銘柄などがその代表だろう。 このほかではAI関連ではないが、24日にIPOを予定している地域産直プラットフォーム(わくわく広場)を展開中のタカヨシ(9259・M)、行動支援サービス事業を展開するニフティライフスタイル -
ここから上に行く理由、下に行く理由
2021-02-10 22:171989年のバブル崩壊から31年を経て日経平均は今、3万円台乗せに向かっている。 相場の世界は買い/強気(ブル)と売り/弱気(ベア)のぶつかり合いの中で昨年のコロナショックから日経平均が7割以上も上げてきただけに強弱感が対立する局面となってはいるが、このところは企業収益が半導体などの日本企業に強みを持つ分野などで急激に繁忙な状態となりコロナ禍の中で来期の収益回復に期待が高まりつつある点は強気派にとっては心強い点だろう。 日本が世界に冠たる半導体関連ビジネスに加え、自動車、機械、ハイテク素材などの分野がリード役となって株式市場を盛り上げていくとのシナリオはまだこれからの世界で描かれることだろうと思われる。 AI、DX、スマホアプリ、ブロックチェーン、5G+6G、EC、EV、ドローン、自動運転に加え再生可能エネなどグリーンビジネスの高まりなど株式市場は新たな成長テーマを模索しながら活発に動い -
活況、マザーズ市場、3カ月の調整もやっと一巡!
2021-01-28 23:25マザーズ指数は昨年、10月14日に高値1368.19ポイントを示現後、外国勢の先物を絡めて売られ、下落し、更に12月には75日移動平均線も割り込み、売りを誘う動きになりました。 この時期、個人投資家中心に節税対策の売り物もあったと市場関係者が語っていましたが、マザーズ市場は12月22日に1125ポイントまで下落しました。ただ、その節税対策だけではなく、ヘッジファンドと見られる、短期筋が先物売りで売り仕掛けをしていたとも言われており、その間、戻りがあっても、先物をその都度売り叩く仕組みを組んで下げさせていた感じです。 その動きは今年に入ってもありましたが、先週から下値を拾う強い動きが見られ、底固さを示していました。 そのような状況下で先週金曜日、1月15日からIPO銘柄への物色が始まっていました。 「バルミューダ・6612」「ENECHANGE・4169」の両銘柄がストップ高を演じていまし -
株の玉手箱 好業績が続くデジタルトランスフォーメーション関連
2020-07-28 00:51日経平均は23000円を目前に足踏み、もみ合い期間が続く。国内外ともにコロナの感染者数が再び拡大してきており、今後は個別銘柄勝負となって来る。 今回はそんな中からの銘柄紹介です。---------コムチュア(3844)[東証一部]『好業績が続くデジタルトランスフォーメーション関連』【事業紹介】 独立系のシステムインテグレータ企業でグループウェア運用に強みを持っている。クラウドとビッグデータ・AI・IoTに通じるデータ収集・分析・可視化など最先端ソリューション提供を武器に、デジタルトランスフォーメーション領域での事業拡大に邁進中。[ソリューションサービス関連事業] ITプラットフォーマー(AmazonWebService、Microsoft、Salesforce)との連携によるクラウドソリューションの開発やクラウド基盤構築などを行い、大手企業を中心としたIT化を支援。 さらにビッグデータ・ -
株の玉手箱 IPO祭り第2弾はくるか?大石的見解を述べます
2020-07-14 01:38本文*約1500字・完読サクッと3分でどうぞ【まえがき】 あすなろ投資顧問代表大石です。 6月4日の便で書いた通りIPOに資金が向かう6月後半戦でした。 少しはお役にたてたのではないでしょうか? さてさてIPOラッシュ7月バージョンです。チェックしましょう。【Speee(4499)7/10上場】 私が知っている同社はかつて(2012年頃?)SEO対策を主軸としたWEB戦略会社でした。順調!?にスケールしこの度の上場。 安売りしない強気設定なサービス価格は当時度肝抜かれましたが・・・売上は順調に伸びていますが利益は不安定。2017年9月期に大赤字をやってからはそれまでの水準に戻れないでいます。 おまけに目新しい事業もないので過熱しにくくセカンダリやるには少し?地味か?主幹事野村さんなので頑張るとは思いますが様子見としておきたい。【アイキューブドシステムズ(4495)7/15上場】 こちらも野 -
株の玉手箱 分かりやすい【テーマ株】に物色の手が…
2020-06-27 20:56本文*約1500字・完読サクッと3分でどうぞ【まえがき】 あすなろ投資顧問代表大石です。前回のIPO特集は如何でしたか? いよいよラッシュの始まりです。私の見通しが当たっていたかの確認も含めて初値はチェックしておきましょう。【期待感先行のよみにくい相場】 お国の財政出動や中央銀行のポジティブ方針等が期待感を煽り、もはや何が起きても下がらなそうに見えるマーケット。 本質が見えにくく何を買えばいいのか?このまま持っていていいのか?売った方がいいのか?判断に困るという投資家も多いはず。【となればテーマ株に資金が・・・】 集まりやすいのではないか?と言うのが私の論法。分かりやすいですからね。 コロナが産業革命の起点となり伸び悩んでいたハイテク系のテーマ株が買われそうです。【人気テーマは?】 お世話になっている【株探の人気テーマランキング】10位までを参照。 DX・SaaS・テレワーク・バイオ・コロ -
株の玉手箱 デジタルトランスフォーメーションは発展型から解決型へ進化したか!?
2020-05-15 13:38*約1600字・完読サクッと約3分【まえがき】 あすなろ投資顧問代表の大石やすしです。 以前こちらで取り上げたサイバーセキュリティクラウドは1カ月で4倍超の上昇劇を見せてくれました。あの単価であの買われ方は大小様々な資金が出入りした模様、S高とS安を行き来したりと凄かった。時流に乗った銘柄の強さは凄まじいですね。これからも頑張ります。 今日のキーワード【DX】 このデジタルトランスフォーメーション(DX)という言葉はすでに耳にしていると思いますが一応おさらいしておくと、2004年にエリック・ストルターマン教授が「進化していくテクノロジーが人々の生活を豊かにしていく」と提言した事で生まれた言葉ですね。 今では株探人気テーマランキングに名を連ねるほどメジャーになったこのキーワードこそ、コロナウイルスに経済の側面で人類が勝つための重要なウエポンだと考えます。 つまり市場規模拡大の可能性が最も高 -
あすなろ個別銘柄玉手箱 TOB・M&A・●●など
2020-02-20 15:31*約1500字・完読サクッと3分 あすなろ投資顧問代表大石です。 株で儲けるために押さえておきたいキーワードが3つあります。 【TOB】【M&A】【スピンオフ上場】。今日はその話。【TOB】 例えば昨年から話題が持ち上がったユニゾHDはブラックストーンやフォートレスなどによるTOBの件が久々に進みだして株価を一段押し上げました。現在の最高提示価格は2月4日の【1株5600円】ですが、ユニゾの保有不動産をキャッシュ換算した場合の価値を鑑みれば到底良い数字ではありません。1000円以上の乖離があると推定されます。つまりまだまだドラマの続きが見れそうですね。 【モノ言う株主】関連の動きも活況です。 レノがTOBを仕掛けて買い集めたレオパレスは、経営陣と村上さんのバトルが見物に。何か戦略あっての劇場型IRなんでしょうか?面白すぎます。 加えて村上軍団のオフィスサポートは東芝機械に敵対的TOBをしか -
飛び乗り投資と待ち伏せ投資
2019-04-10 13:37ストップ高銘柄につく手法はなかなか骨が折れるが、人気銘柄につくのは手っ取り早いと多くの投資家の関心事となっていることは出来高を見ているとわかりやすい。 好材料が出るとそれまで全く見向きもされなかったような銘柄に一気に買い物が集まることになる、そしてまた一方ではやれやれと戻り売りスタンスだった投資家から売りが出され、欲の出し過ぎから高値で売れずに残った株はバーゲンセールに売り出されることになる。 多くの投資家が売りたくてしようがないけど買い物薄で売れずにきた銘柄だとたちまちに売り買いが拮抗してくるから、高値をつけた後には大幅な調整が待っている。 こうした好材料が出た株に飛び乗る投資よりも1,2か月先を念頭に入れた待ち伏せ投資はじっくりと安い場面を拾いながら待つのでやりやすいという投資家も多いだろう。問題はどこまで待てるのか、本当に1,2か月のタームで人気化する可能性があるのかといった疑問も -
大魔神のアンテナ 桜咲く季節、テーマ株が満開に
2019-04-02 01:38日経平均は、相変わらず上げ下げを続けて方向感に乏しい展開になっています。 テクニカル的な見方をしている私にとって、これほど悩ましい相場はあまり経験したことがありません。結論から言うと、まったく先が見えてこないという事です。 ある程度予測はするものの、裏切られています。 友人の市場関係者は、「今は取り敢えず弱気のコメントが無難だと」語っている反面、今もって大きな下落はなく、下げても戻しがあってもみあい相場だとも語っていました。 では、市場内はどうなのか? 案外と盛り上がりを示しています。 バイオ株も潰れたようでも巻き返す動きを見せていて、その影響もあるのか、静かにしていた「ALBERT」が今週初めより動意、戻り高値を奪回して、その関連である「AI」関連銘柄への物色も始まっています。 また、新天皇即位で新年号が制定されることで、「印刷・ビジネスフォーム」関連株が買われ(カワセ
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