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記事 4件
  • 有料メルマガライブラリから(413)投資という戦闘を実行する兵士としての自分をいかに鍛えるか」

    2022-02-03 13:24  

     有料メルマガ・石川臨太郎の「生涯パートナー銘柄の研究」の過去配信ライブラリ「銘柄研究」「コラム」のうち、コラムの一部を掲載いたします。 自立した投資家、石川臨太郎のコンテンツをお楽しみ下さい。 なお、内容は執筆当時の背景に基づいており、現在の状況と必ずしも一致しないことを予めご了承下さい。=コラム「投資という戦闘を実行する兵士としての自分をいかに鍛えるか」= (有料メルマガ第57回・2010/1/26配信号)※2010年1月現在の内容です。留意してお読み下さい。【前略】 景気循環には長短4つのサイクルがあるといわれていますが、一番短い短期のサイクル、在庫循環が3~4年と言われているので、その一サイクル以上の長きにわたって、継続的に増収増益を続けている企業を第一次投資候補として選択します。 企業が増収増益を続けていると、多くの投資家が株価の上昇に期待して、その企業に投資してきます。株価は
  • 周期的株価変動

    2021-10-15 11:46  

     新型コロナの陽性者が見事に減少してきた。本日の東京都の陽性者数は49人となり今年最少。なぜこれほど減少してきたのかは専門家すら分からないと言うほど謎めいており、いつも目にする陽性者のグラフが山から谷底に陥ってしまった。 それでも過去の周期的な変動のグラフからはまた11月半ばぐらいから増加するのではとの危惧する専門家もお見えになる。 周期的な変動を繰り返し、第6波は第5波を上回る感染拡大を予見する専門家もいる。 こうしたグラフを眺めながらふと思い起すのは株価のチャートも似たような変動を示すことがある点だ。 死に至る可能性のあるコロナ禍を示すPCR陽性者のグラフと異なり株価の変動は罪がないので見ていて面白い。 不特定多数の市場参加者(投資家)がいて強気に臨むか弱気で臨むかでチャートは変化してくる。新型コロナと同様に流行すると右肩上がりのグラフが出来上がり、収束すると右肩下がりのグラフが形成
  • 株の玉手箱 着眼大局着手小局

    2019-11-03 13:31  
    ■はじめに 一般的に株式投資は「株価」を割安(低PER、低PBR、高ROE)だ、と評価して判断・行動する人が多い。また、相場の説明や解説は材料重視で語られることから、材料を評価し株価の“騰落”(価格変動)のみを考えることが一般的常識となっている。 その反面、連続する株価の推移(波)を捉えて「相場変動」を考える人は極めて少ないようだ。 つまり“材料”のみを気にして「価格変動」を考えることが主流となっている。その結果、『偶然性の追求』となり、株式投資で重要な「相場変動」を軽視・無視する傾向が強まってしまうのである。 よって、株式投資は“相場をやる”ことであり、そこには固定観念や思い込みなどを排除する努力(常識を疑う常識を持つ)が必要だ。 何しろ、株式投資には「株価変動と相場変動」の二つのリスクが常時つきまとっており、リスクに対する敏感さが求められるものだ。 “理屈を通せば道理が引っ込む!”と言
  • 売買手法 ~スキャルピング その1~

    2015-11-21 15:08  
    「スキャルピング」とは細かい売買を積み上げる手法である。  この手法は保有時間が短く、損切りも数ティックで行うため、リスクを押さえて売買ができることから資金の少ないトレーダーに支持されている。  制度面でも追い風になっており、2013年1月1日から信用取引に関する規制が緩和され、決済を行うと信用余力が回復し、無限に回転できるようになったこと、手数料の引き下げ等によりコストが下がったことから、現在はスキャルピングに適した相場環境だと思う。  私はスキャルピングの技術をディーラー初期に身に付けていたが、大きな資金の運用には向かないため、それ以降は使うことはなかったが、最近になってトレードを学びに来る受講者さんのリクエストで見せることが多くなった。  12日(木曜日)の午後に弟子のドカン君と受講者さんに見せながらクルーズ(2138)を売買した。  後場の1時間半に57回トレードをして結果は54勝