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動き辛い市場
2021-06-14 17:28
先々週、5月28日の日経新聞に東京都医師会会長某氏へのインタビュー記事がありましたが、読んでいて鼻で笑ってしまいました。東京は新型コロナウイルス蔓延による緊急事態宣言が何度も繰り返されるほどの(彼ら曰くは)非常事態下であるにもかかわらず、医師会トップの発言がまるで他人事のようでしたから。 医師会内部では、十二鬼月で言えば上弦の弐(童麿)~上弦の肆(半天狗、鳴女)辺りの地位の方でしょうか。 既に1年半近くも「自粛だ!非常事態だ!」と言い続けているにも関わらず、医師会は単なる学術団体だと言い退け(本質は政治献金額トップの業界利益団体)、無責任な発言に終始するとは呆れました。勿論こんな御仁ばかりではないはずですが、鬼(=金の亡者)が支配する世界では倫理観ある医師の声はかき消されてしまうのでしょう。 知り合いの医師の中には、無難な病院経営のために嫌々医師会に入会し、日本医師連盟への会費を支払わ -
為替ひと言コメント
2016-05-30 16:52セルインメイの格言の割には、今年の5月は静かなマーケットが続いている。 2~3月に円高、株安のトレンドが加速し危機感が一気に高まった反発のマーケットが続いているためだ。 ドル円は2015年の125円台から105円台に下落し約16%の下落となった。下落のスピードとしては割りと早く、やはり16%下落したことでひと段落着いた状況ではないだろうか。 また105円台に下落したことで危機感が一気に高まり、ドル円、クロス円のショートに市場が大きく傾いた可能性が高い。 そのことはIMMの通貨先物で円ロングが過去最高に増加したことでもうかがわれる。この円ロングは徐々に解消されているが、以前として高い水準のレベルを維持しており円ロングの解消がまだ終わっていないことが伺われる。 円ロングの投機筋と110円を超えると待ち構えている輸出勢の攻防戦で、ここのところ110円付近で膠着しているものと思われる。 -
今後の日経平均の展望
2016-02-10 12:022016年は年初から悲惨な状況となりました。とりわけ1月下旬にかけ散々な目に遭いましたが、2月中旬からの残り10か月半の相場はどうなるでしょうか。 安倍政権にとって甘利大臣を失った打撃は大きいのかも知れませんが、安倍首相抜きに日本は国際社会で自己主張を行うことはできません。民主党にはそうし たリーダーシップを発揮できる人材は皆無と言っても良いかと思います。安倍首相を中心に日本は今後も国際社会での地位を高めていくべきかと思われます。 本年7月に予定されている参議院選挙はまだ日程も含めて混とんとしてきています。選挙日程は首相が決める訳ですから、自民党のペースで決まっていくことは容易に想像できます。 結果として自民党が勝利する確率が高く、株価にはプラスに働くものと見られますが、その前にリップサービスも含めて更なる景気刺激策が打ち出される公算が高いので調整傾向が続く株式相場にとって官の政策に
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