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不思議な親子関係
2016-08-31 16:031923年8月29日 日本の「古河電気工業」と、ドイツの「シーメンス社」との資本・技術提携により設立された富士電機。その設立から12年後に設立された子会社が富士通。人と同様に企業においても親子関係が見られます。 今や子が親よりも大きく育ち、富士通のNC部門が分離設立された富士電機からは孫となるファナックもが時価総額が富士通を上回ることとなり、企業の発展の過程に見られる親子関係を紐解くことで企業の歴史、日本産業界の歴史を感じることができます。 昨年上場の日本郵政も出来上がった子会社ながらゆうちょ銀行と簡保生命を傘下に置き、新たな事業展開に挑戦しかかったのですが、マイナス金利導入では今後の先行きが不透明な状態です。 日本には約300社の上場企業を親にもつ企業が上場しています。 親が50%以上の株式を保有していなくとも実質的な支配関係のある企業も含めての数字ですが、40%以上の株式を
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