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師走相場の展望
2013-12-03 23:47先生が走ると書いて師走。私は先生ではありませんが生徒が読者の皆さんだと勝手に思えば、私も皆さんに投資のヒントとなるネタ探しに走り回る状態となり、師走の季節感を感じてしまいます。 もう何回もこの時期を迎え、年を取る一方でもあり、せつなさも残りますが、そんなことは言ってられません。何かと忙しくなるこの12月という季節は1年の締めくくりでもあり、来年に思いをはせる時期となります。 師走相場はもちつき相場があちらこちらで見かけられます。個別銘柄が仕手っぽく動く展開です。 もちをついているまでは良いのですが、最後の最後までおつきあいし過ぎるとあとでつきたての食べたもちをのどに詰まらせ大変な思いをしないとならなくなりますのでほどほどにしたいと思います。 師走相場では資金の逃げ足に注意が必要です。 昨年はアベノミクス相場で期待に胸が膨らむ師走相場でしたが、今年は更にオリンピックが2020年に東 -
相場の撹乱要因
2013-10-30 14:23株式投資で得られる利益としては値上がり益と配当があることは皆さんご存知の通りです。 アベノミクス相場で儲かった投資家も多いと思いますが、政府は証券税制の変更で値上がり益や配当金への課税率を来年の1月1日から現在の10%を20% へと引き上げます。一方で少額投資家の市場参入を促進するためのNISA(少額投資優遇制度)を開始します。NISAは証券会社がCMを流していますので おなじみになってきましたが、既存の投資家にとっては普段売買した結果、課されるキャピタルゲイン課税の率が引き上げられる点はネガティブに受け取られて います。 また、配当金への課税率引き上げも受け取る配当金が減りますので否定的です。 そうした懸念が今の市場の撹乱要因になっているように思われます。更には空売り規制の緩和が、11月5日から実施されることも相場の撹乱要因となりま す。株式の売買では売って儲けることもできる訳でそ
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