-
資産運用しても良い金額は?
2023-07-20 19:04
弊社には、毎月様々な方が資産運用の相談にいらっしゃいます。 多くの方が「資産運用を始めたいのだが、どのように始めたらよいのかわからない」「どんな商品を購入したらよいのかわからない」「NISAはどのように使うべきか」などの疑問をたくさんいただきます。 その中でも、弊社が一番大事だとお伝えするのは「あなたが実際に運用した方が良い金額は〇〇円です」ということです。 これは、色々な方が、運用の方法とか商品とかそういう細かいところに目を奪われがちですが、実際に運用の金額としてのパフォーマンスを決めるのは「いくら運用するか?」にかかっています。 例えば運用パフォーマンスが10%だったとして、100万円の運用では10万円増えますが1,000万円運用していれば100万円増えます。 当たり前ですが、元本や投資金額が大きければ、パフォーマンスの額は大きくなるものです。 しかし、多くの人は自分がいくら運用す -
好きなことのためにお金を使って生きていく。「エノテカ オルチャ」オーナーシェフ富田泰正さんと考える人生の楽しみ方。-後編」
2023-06-30 16:19
前回のインタビュー記事の後編をお届けします。 今回は世田谷でイタリアンレストラン「エノテカオルチャ」を経営するオーナーシェフ、富田泰正さんに登場していただきます。 外資系の大手IT企業を59歳で退職後、ご夫婦でイタリアに1年間留学。 ずっとやってみたかったイタリア料理を学び、エノテカオルチャをオープンされました。 その他にもジャズ、太極拳、落語と多彩な趣味を楽しまれている富田さんは、まさに幸せなお金の使い方を実践されているように思えます。 60代、70代に向けてどんな準備をしたことが、自分らしい人生を楽しむ今につながっているのでしょうか。そして、人生における幸せなお金の使い方とは?いっしょに考えてみましょう。 前編はこちら ⇒ http://okuchika.net/?eid=11175●オーナーシェフとしてイタリアンレストラン「エノテカオルチャ」をオープン小屋「帰国後、『エノテカオル -
好きなことのためにお金を使って生きていく。「エノテカ オルチャ」オーナーシェフ富田泰正さんと考える人生の楽しみ方。-前編」
2023-06-20 23:43
久しぶりにインタビュー記事をお届けします。 今回は世田谷でイタリアンレストラン「エノテカオルチャ」を経営するオーナーシェフ、富田泰正さんに登場していただきます。 外資系の大手IT企業を59歳で退職後、ご夫婦でイタリアに1年間留学。 ずっとやってみたかったイタリア料理を学び、エノテカオルチャをオープンされました。 その他にもジャズ、太極拳、落語と多彩な趣味を楽しまれている富田さんは、まさに幸せなお金の使い方を実践されているように思えます。 60代、70代に向けてどんな準備をしたことが、自分らしい人生を楽しむ今につながっているのでしょうか。そして、人生における幸せなお金の使い方とは?いっしょに考えてみましょう。●シリコンバレーのエグゼクティブから感じた自由な生き方と「ファイナンシャル インデペンデンス」小屋「富田さんと初めてお会いしたのは、外資系の大手IT企業をリタイアされた直後でしたよね -
運用業界だけ変革しても難しい
2023-06-02 15:37
2023年4月21日に金融庁から公表された「資産運用高度化プログレスレポート2023」を読みました。 毎年でているレポートの今年度版ですが、すでに多くの方が内容については批評しています。なので、中身についてはさらっと紹介するにとどめます。 内容については、主に国内の運用会社の課題として・運用者会社の経営者の在任期間が短い・経営トップがほとんどグループ内企業からの天下り的な就任である・ファンドの運用担当者が非開示であることが多い・ファンドの保有銘柄の開示も不十分・投資信託の本数が多すぎる・ファンドラップや投資信託の信託報酬の報酬金額設定が不明確などが挙げられています。 主に米国などの外国と比較して、日本の運用会社は…などの指摘が多いのですが、実際に私も運用会社がこうした課題を抱えていることは認めるものの、一方でこうした課題を解決すれば、日本の個人の運用状況が改善されるのかというとそうでも -
顧客本位とは何か?
2023-05-23 18:41
5月12日(金)に、京都信金QUESTIONで開催されたイベント「顧客本位ってなんだ」に参加してきましたので内容を報告したいと思います。 まず最初に講演いただいたのが、「捨てられる銀行」シリーズで有名な共同通信編集委員の橋本卓典さん。 今回、第2部パネルディスカッションで参加いただいた、北國銀行、京都信金の2つの金融機関がどのように顧客本位な体制を築いてきたかというお話でした。 北国銀行は現在ホールディングス社長の杖村修司さんが、2013年の専務時代から大きな変革を起こしたそうです。 行内での変革の合言葉としては「顧客起点か?」ということを大切にして銀行内で起こるあらゆる事を「銀行目線」ではなく「顧客目線」「顧客起点」で再構築しなおしたようです。 営業のノルマも廃止し、収益主義、成果主義から顧客主義へ大きく変えました。 この変革を支えたのは、銀行システムの変革だったそうです。 銀行のシ -
GWに読む億の近道執筆陣の本
2023-05-03 16:04
GWはいかがお過ごしですか? コロナ明け久々の旅行をお楽しみの向きもあるでしょう。 また、まとまった休みは読書にも最適。 いつも億の近道に寄稿している執筆陣の本を読んでみるのも一興ですね。 各氏のエッセンスを楽しみください。 ちょうどamazonで「GW 本のまとめ買いキャンペーン」開催中のようです。 https://amzn.to/3LsweR5 5~9冊:最大5% 10冊以上:最大10% 山本潤 初心者でも勝率99%の株ポートフォリオ戦略 1%の人が知っている99%勝てる株が見つかる本 投資家から「自立する」投資家へ マンガ ファンダメンタルズ分析 入門の入門 インベストメント―米系バイサイド・アナリストの投資哲学と投資技法 石川臨太郎 資産を作るための株式投資 資産を遺すための株式投資~余命宣告を受けた「バリュー投資家」の人生最後の教え マンガ 投資力を育てる魔法の -
金融庁の本気度
2023-04-25 11:43
先週は、「中小企業庁、金融業に信用保証解禁 外資誘致や新興育成」というニュースが流れました。 https://bit.ly/koya20230419 今のところ、日本金融新聞という専門誌でしか紹介されていませんが、これは弊社も含めた業界にとってはとても大きなニュースでした。 なぜなら、これまで金融商品取引法上の金融取引業者は、事業を行ううえでの資金の調達面で非常に苦労するところが多かったのです。 弊社でも、事業拡大のための前向きな投資資金需要に対しても「投資助言業者」(金融取引業者)であることを理由に・信用保証協会の保証対象外業種なので民間銀行での融資が難しい・日本政策金融公庫での融資対象外業種なので、創業時や政策金融が利用できない・商工会議所でのマル経融資も対象外業種で利用できないなど、ほとんどの民間金融機関で融資を断られてきた経験があります。 唯一、政策系金融機関の一つである商工中 -
顧客の立場に立ったアドバイザー
2023-04-11 11:16
昨年2022年12月9日に金融庁の市場制度ワーキンググループで「顧客本位タスクフォース」の中間報告が行われました。https://www.fsa.go.jp/singi/singi_kinyu/tosin/20221209.html この報告書の中で「顧客の立場に立ったアドバイザー」という項目があります。『方策の一つとして、一定の中立性を有するアドバイザーの見える化に取り組むことが考えられる。具体的には、諸外国では、アドバイザーが提供できる商品・サービスの範囲や、顧客からのみ報酬を得ているかどうか等に着目している点を踏まえ、我が国においても、(i)アドバイザーが金融商品の販売を行う金融事業を兼業しておらず、家計の全体最適とポートフォリオの最適化の観点から、幅広い金融商品を対象としたアドバイスが可能かどうか、(ii)金融商品の組成・販売会社からの手数料等を受け取らず、報酬は顧客からのみ得 -
ポッドキャスト始めました
2023-03-29 22:17
こんにちは、小屋です。 今回は小屋の新しい活動をご報告する回になりますが、お付き合いください。1.ポッドキャスト始めました 昨年末にメルマガでもお伝えした、関西で子供向けの金融教育で人気のキャサリン&ナンシーと一緒に3月からポッドキャストの配信を始めました。 https://spotifyanchor-web.app.link/e/yvi3tkz0fyb 小屋も含めてみんな40代で子育て中のパパママなので、お金の話に興味のあるパパママあるいは、3人とも独立系で金融商品の販売を行わないアドバイザーなので、そのようなアドバイスの業界に興味のある人に聞いてもらいたいなと思っています。2.オンラインコミュニティ始めました バリューライフデザイニングのFacebookグループをオープンしました。 https://www.facebook.com/groups/1125530438158540 こ -
学び直し(リカレント)の重要性と学び方
2023-03-15 23:39
最近はリカレント教育の重要度が、言われていますが[リカレント教育とは]”学校教育から離れた後も生涯にわたって学び続け、必要に応じて就労と学習を交互に繰り返すことを指します。 リカレント(recurrent)は「循環する」「再発する」といった意 味です。” みなさんはどう学ばれているでしょうか? パーソル総合研究所の「グローバル就業実態・成長意識調査(2022年)」によると、日本では勤務先以外で自分の成長を目的に行っている学習・自己啓発について、グローバルと比較し、「何も行っていない」割合が突出して高い数値となりました。 https://rc.persol-group.co.jp/thinktank/data/global-2022.html なんと過半数の52.6%もの方が「学び」について何も行っていないそうです。 私自身は、最近改めて「株式投資」や「マーケット」を学び直しています。
2 / 27