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為替市場動向~動き乏しいドル円相場~
2018-09-21 15:41
報復には報復、とばかりに米中貿易摩擦が収まるどころかエスカレートする中、このところの金融市場はリスクオンの動き。株式市場では、ニューヨークも上海も、更に日経平均も強い。為替市場では、ドル安・円安と言うリスクオン時のパターン。 米中貿易摩擦問題のインパクトが薄れてきたのもありますが、13日にトルコ中銀の予想を上回る大幅利上げ以来、トルコ・リラ安懸念が一服して、新興国通貨、株もリカバーしてきたことが安心に繋がっていると思われます。 リスクオンの市場心理を背景に、9月に入ってからの円相場は円安で動いています。と言っても、値幅は大きくはないのですが。ブラジル・レアル、南アフリカランド等幾つかの例外を除き、殆どの通貨に対して円安です。 ドル・円相場は、111円05銭に始まり、安値110円38銭、直近がほぼ今月の高値である112円30~40銭台で、未だ高値を示現した年初の113円39銭を抜 -
書評:ソクラテスの弁明・クリトン
2018-09-21 15:26書評:ソクラテスの弁明・クリトン プラトン 著、 講談社学術文庫 https://amzn.to/2OBk1uL ■「悪法も法なり」なのか? ソクラテスは無実の罪(不敬神)で、邪悪なアテナイ市民から訴えられ、アテナイ市民の多数を占める「心無い」人々によって死刑を宣告されました。ソクラテスはこの判決が「無実の者を罰する誤ったもの」であると確信しており、ソクラテスの親しい友人であるクリトンたちも、ソクラテスの助命に奔走し脱獄の準備もしていました。しかし、ソクラテスはその誘いを拒否し、神の意志の表れとして死刑を受け入れました。 この逸話から「悪法も法なり」という言葉が生まれましたが、ソクラテス自身はそのようなことは述べていません。しかし、ソクラテスが「誤った判決」を静かに受け入れ死刑となった背景には「国家の判断と個人の判断がぶつかった時には国家の判断が優先する」という哲学があったのは -
相川伸夫が語る注目銘柄 丸順(3422)
2018-09-21 14:26
■相川伸夫ピックアップ銘柄フォロー ※9月14日(金)執筆時点 ・山王(3441)2016年12月19日配信 株価560円⇒1470円(+163%) ・テノックス(1905)17年2月20日配信 株価815円⇒987円(+21%) ・LCホールディングス(8938)17年4月3日配信 株価894円⇒1621円(+81%) ・特殊電極(3437)17年6月12日配信 株価2922円⇒4670円(+60%) ・東北特殊鋼(5484)17年9月4日配信 株価1831円⇒1408円(-23%) ・新報国製鉄(5542)17年10月2日配信 株価1577円⇒1395円(-12%) ・パウダーテック(5695)18年2月19日配信 株価4845円⇒3420円(-29%) ・東京エレクトロンデバイス(2760)18年4月6日配信 株価1970円⇒1901円(―4%) ・アバント(3 -
最新有料メルマガから「2年前と同じように日本株のリバウンドに期待が持てる状況」
2018-09-21 14:23
今回は特別に、本日配信の有料メルマガ・石川臨太郎の「生涯パートナー銘柄の研究」のコラムの一部を掲載いたします。 自立した投資家、石川臨太郎の最新コンテンツをお楽しみ下さい。=コラム「2年前と同じように日本株のリバウンドに期待が持てる状況」 (有料メルマガ第499回・2018/9/18配信号) 【前略】 日本企業の株価は、世界の国の株式市場のうち中国とかアメリカとかどこかの国の株価指数が下がると、悪いところにツレ安して下げるような状況が続いています。日本株の投資家が付和雷同型の短期投資家ばかりになっているのが原因かもしれません。 日本の株式市場に参加している投資家の多くは、通算では大きく損をしているけれど、時々大きく儲かることがあるから、株式投資を止められない。こんな投資家が多数派なのかもしれません。特に8月から9月にかけては日本株にはイナゴと短期バクチ打ちと空売り外資証券しか -
市場潮流
2018-09-19 00:10
今週(9月10~14日)の東京株式市場は、日経平均株価が週間で787円61銭上昇し(率にして3.5%の上昇)、2万3094円67銭で取引を終えました。2週ぶりの上昇です。 米中貿易摩擦の拡大懸念は依然として燻っていますが、14日(金)の株価指数・オプション9月物の特別清算指数(SQ)算出に伴う投機資金の動きなどが、株式相場上昇に大きく寄与したものとみられます。 13日(木)には、トルコ中銀が政策金利を6.25%引き上げると発表。利上げ幅が市場予想の中心(3~5%)を大きく上回ったことを受けて、トルコリラが急騰し、新興国の通貨不安が一服。米国の株式相場が堅調だったことを受けて、14日(金)の東京株式市場は続伸して始まり、前日比273円高35銭高で取引を終えました。これは、2月2日以来、約7カ月半ぶりの高値です。 日経平均株価が、2万3000円台に乗せてきたことで、来週以降の展開に -
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2018-09-18 23:50銘柄研究に最適な有料メルマガです!クオリティをぜひ体感してください。 今週配信の有料メルマガでは、高技術の事業を行い、増収増益で好業績を維持しており、実質無借金のキャッシュリッチで、低PER低PBRの過去6期増配している、長期株主優待があるグローバル企業を研究しています。 また、コラムでは、「今年の年末まで3か月と数日となり第4コーナーとなりました。今年の日本株は2月から崩れて、現物投資しか行わない私にとっては悪戦苦闘の日々が続いてきました。しかし2年前と同じように年末に向けて予想以上の米国株の上昇と、それに追随する日本株のリバウンドに期待が持てる状況になってきていると感じています。」と題し、最近の自身の投資行動をケースに、あるセクターに関して情報収集の結果と、投資作戦を考察しています。 さらに、本日一部億の近道に掲載したほか、相場でやられないために自身が留意してきたことを例示してい -
【お知らせ】炎のファンドマネージャー有料メルマガ第208号配信中!!
2018-09-18 21:56月曜日の億の近道で、19年にわたり執筆を続けてきました、おなじみ「炎のファンドマネージャー」の有料メルマガ「炎の投資情報」通算208号が9月3日に配信されました。 企業プレゼン出席や企業個別面談などのアナリスト活動を基本にした、独自の目線の投資情報を毎週1回、月曜日に皆様にお届けします。【個別9銘柄の情報!!】 【9/18 第208号では】 ■相場の視点 ■自己株買い発表のテノックスの株価の行方に注目 ■日創プロニティに株価反転の動き ■7月決算2銘柄の決算速報 ■前回取り上げたサイネックスの続報 ■来期業績に関心が寄せられるズーム ■調整中のアドソル日進の次のイベントは10月12日のフォーラム ■TATERU株の下落に引きずられたLCホールディングス ■新四季報で来期EPS134.5円とされたLib Work ■炎のファンドマネージャーの「銘柄選択セミナー」予告編 → ご案内ページ -
電波利権
2018-09-14 14:48
まずは全米テニス女子オープン。凄かったです。 あの世界女王セリーナが思うようにプレー出来ずイライラしているのが分かりました。こんな選手が日本から出てきた事に誇りを感じます。 グローバル化が進んでいますから、大阪選手は海外育ちで日本語が苦手な日本人というところでしょうか(^^)。 サッカーのキリンチャレンジカップも良かったです。 若者こそ素晴らしい活躍!最近のスポーツ界の不祥事を見るにつけ、本当に老害を何とかしなくてはと(苦笑) 前回のメルマガにて下記のように書きました。 『とは言え、他省庁に比べたら財務省はまだマシな方です。経産省や農水省に至っては悪徳業者と分かっていても業界(天下り先)維持の為に露骨に手心を加えますし、簡単な注意をしただけで放置…なんて事例が山ほどあります。』 ところが・・・、これを読んだ関西の知り合いから、 「違うよ。こっちでは悪徳業者が有力議員の後援 -
資産形成ダイナミックメカニズム その2
2018-09-13 13:28
前回に続き、資産形成ダイナミックメカニズムの解説です。 前回 ⇒ http://okuchika.net/?eid=7926 今回は収入について。 資産形成のアドバイスをしていると、多くの人が 「資産運用」に取り組めば、資産形成ができる と思っていることを感じます。 しかし、資産形成で一番大事で、誰しもが最優先で取り組まなければならないのは自分の収入を拡大することです。 この自分のバリューを最大に高める努力が、資産形成には一番効果的なのですが、そこのところを誤解している人は多いように思います。 それを踏まえて、資産形成ダイナミクスの表を解説していきましょう。 【1】収入を拡大する 1)ヒューマンキャピタルバリューの拡大 1.より長い年月働く a.健康寿命の延伸 ・正しい生活習慣 ・最高水準の医療サービスへのアクセス -
■経済危機でも赤字なし!増収増益の決算と、グローバル展開するビジネスで好業績を維持、低PBRで増配期待の優待企業を研究!!石川臨太郎の有料メルマガ、好評配信中!!■
2018-09-12 17:30銘柄研究に最適な有料メルマガです!クオリティをぜひ体感してください。 今週配信の有料メルマガでは、直近決算でも増収増益、産業において必要不可欠なビジネスを展開し、リーマンショックでも黒字維持の収益力を持ち、財務も良好で低PBRの、増配が期待出来る株主優待企業を研究しています。 また、コラムでは、「業績の良さも、配当利回りの高さも関係なく、下げてしまう日本株がたくさんあります。その中から、この企業なら投資して安心だと自分が納得できる企業の株を、勇気をだして分散で買っていく。いまこそ勇気を振り絞り株への投資を増やすべき時だと考えて、ゆっくりですが実行をスタートしています。」と題し、最近の自身の投資行動を振り返りながら、反省点と今後への課題を抽出し、具体的な銘柄を挙げて解説しています。 さらに、本日一部億の近道に掲載したほか、他の成功した投資家から収集した銘柄から、研究銘柄候補を4社取り上
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