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記事 44件
  • 株の玉手箱 『着眼大局着手小局』(No.17)

    2021-03-24 12:00  

    ~相場の観測~【週足】参照 =高値更新がポイント=※チャートを用いた説明は、こちらにて掲載しております。https://1376partners.com/content_page/12921 前回「短期二段上げ進行も上値抵抗水準接近へ」(記:21/2/12)では、以下のように述べた。「安値(N)21,530円以降の基調を維持し上値を追う経過となっている。ただ、20年3月の安値(L)16,552円から直近高値29,562円(2/10)までの上げ幅が13,010円と過去の騰落値幅12,708円を上回ってきたことから、二段上げ(三波動構成)も上値30,000円前後の水準では抵抗を受ける可能性もあり反動安値幅に要注意となる。」
    とした。 実際には、安値(P)27,663円から切り返し、高値(Q)30,467円と上伸したあと反落した。また、安値(R)28,743円(3/8)までの下げ幅1,724円
  • FRBはハト派的な指数を続ける方針。ただ、インフレ懸念も!

    2021-03-24 11:58  

     市場が注目していたFOMCが終った。 内容的には市場予想通りになったと市場関係者は語っていた。 「政策金利の据え置き」「量的緩和を継続」と。特にFOMCメンバーが今後の金利状況を示唆する「ドットチャート」でも2021年から23年の範囲内で利上げを行うことはないとの見方を示した。 また、今年中、金利・経済見通しについては上方修正されて、経済成長率は6.5%。インフレ率は2.4%とFRBの目標を上回ると見方を示した。 声明では「この厳しい局面で米国経済を支援するためにあらゆる手段を行使し、雇用最大化と物価安定という目標を促進することに全力で取り組み」と表明。今後においても上記したようにインフレ率が上昇しても一時的なものであるとして政策金利の見通しに影響を与えることがないと強調した。 FRBの姿勢はある程度はっきりした感じであるが、ある程度の金利上昇は目を瞑るという姿勢で、その為の株式市場の
  • 市場潮流

    2021-03-24 11:41  

     今週(3月15~19日)の東京株式市場は、日経平均株価が週間で74円22銭上昇し(率にして0.25%の上昇)、2万9792円05銭で取引を終えました。2週連続の上昇です。 週初から先週成立した米国の追加経済対策や新型コロナのワクチン接種の進展による景気拡大の期待が高く、景気敏感株中心に株式相場は堅調に推移。16日(火)まで先週から6日続伸となりました。 17日(水)は米連邦公開市場委員会(FOMC、16~17日)の結果発表を控えて小反落(前日比6円安)。 18日(木)は、FOMCで少なくとも2023年末までゼロ金利政策を維持する方針が示されたことが好感され、同302円高と反発。2月18日以来の高値をつけました。 週末の19日(金)は、日銀がこの日まで開催した金融政策決定会合で、上場投資信託(ETF)の買い入れについて、日経平均連動型を除外する方針を示したことがネガティブ・サプライズとな
  • 国民の恥

    2021-03-22 16:58  

     先週は接待に現を抜かしている役人は国家の恥と書きましたが、恥は民間にも広まっています。 東京の下町では各地区の町会を構成する役員さん達の過半は80前後のお年寄りです。その方達が持ち回りで(有志で)各所にあるゴミ集積所を清掃していますが、ここ数年はルールを守らない不正投棄が目に余ります。 一般可燃ゴミの収集日に資源ゴミや不燃ゴミまで出されるのはまだ良い方で、中には椅子や掃除機といった粗大ゴミまで夜間に捨てられています。 「自分さえ良ければ」が広がっており、近所のお年寄り達では解決できず「困った」を繰り返すだけです。 そこで、何か解決手段は?と調べましたが、大田区のHPでは不法投棄については在り来たりの情報しか載せておらず(他の区より手抜き)、ゴミについては地域の清掃事業所へ電話を・・・としかありません。 清掃事業所に電話したところ粗大ゴミは数日後には片づけられていましたが、これでは不法投
  • ◆「会社四季報とは」

    2021-03-19 17:50  

     19日は会社四季報春号の発売日ですね。 会社四季報とは、年に4回発行される株式情報誌。3月、6月、9月、12月発行。 投資のバイブルとしている投資家も多く、発売日には熟読する猛者も多数。 たくさんの付箋を付けて(注目銘柄)いる四季報を持ち歩いている姿もよく見かけます。(四季報investors※では特に!) オンライン版もあり、便利な機能が多数ありますが、紙の四季報にこだわる投資家も少なくないようです。 四季報には上場全銘柄が載っており、企業の基本的な情報のほか、四季報の独自業績予想があります。 多くの投資家が注目する独自予想は、1社あたりの紙面が少ないため、情報を長文で書けないので、独特の言い回しで表現されることになります。 このあたりがビギナーにはとっつきにくいところ。 四季報は皆が見ている公知のものなので、掲載されている情報そのものでは他の投資家との差別化は図れません。 ポイント
  • 子供に投資教育はいつから始めれば良い?

    2021-03-19 17:49  

     億近読者の皆様こんにちは。 小学生の親御様のために、お金の教育論について寄稿させていただいております遠藤です。 投資教育はいつごろから始めたら良いか。 保護者の方々は悩むと思います。 実は、年齢は気にせずどんどん投資教育はスタートして大丈夫です。 とはいっても、幼稚園児にいきなり株価チャートを見せたり、難しい財務分析をする教えられるわけがありません。まずは、投資とは「未来をよくするためにすること」ということを伝えていければ十分です。 そして、お金を使うことにかぎらず、どんなことが投資なのかを家族で話してみると、大人もハッとすることが出てきます。 例えば、お菓子を食べるのは投資でしょうか? 今は良い気分になりますが、未来を良くするものではないかもしれません。 では、休みの日に家族で出かけることは投資でしょうか? これも、今を楽しんでいるだけだから、未来を良くするものではないかもしれない、
  • 有料メルマガライブラリから(373)「『いつ買うか、今でしょう』と考えるべきタイミング」

    2021-03-19 17:47  

     有料メルマガ・石川臨太郎の「生涯パートナー銘柄の研究」の過去配信ライブラリ「銘柄研究」「コラム」のうち、コラムの一部を掲載いたします。 自立した投資家、石川臨太郎のコンテンツをお楽しみ下さい。 なお、内容は執筆当時の背景に基づいており、現在の状況と必ずしも一致しないことを予めご了承下さい。=「『いつ買うか、今でしょう』と考えるべきタイミング」=  (有料メルマガ第372回・2016/3/15配信号)※2016年3月現在の内容です。留意してお読み下さい。【前略】 私は投資に迷ったときは『迷ったら半分』という手段を取ることが多いです。これは私の投資においての決め事の一つです。 私は投資判断に迷ったときのためにミニマックス・リグレット基準を採用して自分の性格あわせて投資ルールを作っています。 「ミニマックス・リグレット基準」というのは、将来がどうなるか不確実なとき、またはものごとが裏目に出た
  • もうすぐ春ですね

    2021-03-17 16:29  

     季節はもう桜の花が開花する春。コロナ禍2年目の厳しい冬の季節から暖かくなる春の訪れとなり、多少気分は浮かれ気味となっているのかも知れません。 街中の混雑度はもう自粛ムードから一足早く解放されたようなムードとなっており、コロナ感染者の減少傾向にも鈍化の早くも兆しが見えてきました。 春と言えば、梅や桜となりそうですが、私の場合は「HAL」となります。 「HAL」って何?と言われそうですが、季節とは無関係のつくば大学発ベンチャーのCYBERDYNE社が開発したロボットスーツのことです。 世の中はコロナでいろいろ影響を受けていますが、普遍的な話は高齢化の流れ。歳を重ねるごとに足腰が弱って参ります。 これをサポートする介護ロボットスーツ「HAL」の本格的な普及で高齢化している私たちの生活にも暖かい春がやってくれば良いが・・。 コロナ禍で病院や医療機関との接点が限られる時代となる中でむしろ同社のH
  • 相川伸夫の注目銘柄 丸順東証二部上場と今後の未来展望について

    2021-03-17 16:28  

    ■相川伸夫ピックアップ銘柄フォロー(動きがあった物だけ抜粋) ※3月12日(金)執筆時点・新報国製鉄(5542)17年10月2日配信 株価1577円⇒1492円(-5%)・アバント(3836)18年6月25日配信 株価473円⇒1543円(+226%)・丸順(3422)18年9月18日配信 株価826円⇒1080円(+31%)※ピックアップ銘柄は買い推奨ではありません。 私の目で面白い、アツイ要素がある!という理由で記事を執筆した企業の経過観察です。 銘柄には大化け狙いと堅実成長狙いの銘柄が混じっており、銘柄数もかなり増えたので全てを列挙することはやめることにしました。■新報国製鉄(5542) 2月26日の朝に出たニュース『900度で膨張しない合金、新報国製鉄が量産技術』というのをきっかけに急騰。前日終値1052円からわずか1週間足らずで2倍まで上昇し、現在は増し担保規制が掛かり調整局面
  • 市場潮流

    2021-03-16 23:07  

     今週(3月8~12日)の東京株式市場は、日経平均株価が週間で853円51銭上昇し(率にして2.96%の上昇)、2万9717円83銭で取引を終えました。3週ぶりの上昇です。 週初の8日(月)は、米長期金利の上昇への警戒感から日経平均株価は3日続落し、前週末比121円安となりました。2月4日以来、約1カ月ぶりの安値です。 しかし、9日(火)以降は、米長期金利の上昇一服、米国の株高、米追加経済対策の審議の進展などを受けて12日(金)まで4日続伸。 11日(木)には欧州中央銀行(ECB)が長期金利の上昇を抑制するため、債券の買い入れペースを加速すると表明したこと、米国の追加経済対策がバイデン大統領の署名により成立したことなどを受け、12日(金)の日経平均株価は前日比506円の大幅高となりました。 12日の「メジャーSQ」がさして波乱なく通過したことも好感されたようです。 米連邦準備理事会(FR