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有料メルマガライブラリから(468)「バリュートラップ銘柄にも買うべき時がやってきた」
2023-03-17 16:05
有料メルマガ・石川臨太郎の「生涯パートナー銘柄の研究」の過去配信ライブラリ「銘柄研究」「コラム」のうち、コラムの一部を掲載いたします。 自立した投資家、石川臨太郎のコンテンツをお楽しみ下さい。 なお、内容は執筆当時の背景に基づいており、現在の状況と必ずしも一致しないことを予めご了承下さい。=コラム「バリュートラップ銘柄にも買うべき時がやってきた」 (有料メルマガ第262回・2014/1/21配信号)※2014年1月現在の内容です。留意してお読み下さい。【前略】 低PERに放置されていた多くのバリュー株の見直し買いがスタートしたと感じられる状況下、バリュートラップ銘柄にも『いつ買うか。今でしょう』と考えるべき時がやってきた。【中略】 12月25日までは節税の売りで小型株が軟調でした。そして12月26日からは小型株が堅調で、大型株の株価が低迷を余儀なくされています。 いま大型株が軟調ならば -
月面開発事業会社がIPO
2023-03-15 23:43
IPO市場には時に、驚くような企業が出てきますが、直近の話題で驚くのは月面開発事業を行うispace(9348)が4月12日にグロース市場にIPOすることになった点です。 同社は2010年に設立された月への物資輸送をはじめとした月面開発事業を展開するベンチャー企業。既に同社はこの地球のお隣とも言うべき月面着陸に向け準備を進めてきたとのことです。 同社のHP上では3月7日現在で地球から約58万kmの地点にあるHAKUTO―Rミッション1のランダー(着陸船)が地球を周回しているとしています。この日本初、民間主導のランダーでの月面着陸を目指しているのが同社であり、このビッグイベントを前にしたIPOということになります。 先日のH3ロケットの打ち上げ失敗は残念でしたが、人類の夢とも言うべき月面開発、宇宙開発の第1歩となる民間企業となるのが同社となる訳ですから投資家の大きな関心を呼びそうです。 -
IPO市場はテンバガー銘柄の宝庫
2023-03-15 23:42
季節はもう春。寒い冬からいつの間にか春爛漫の季節を迎え、株式市場にも心地よい春風が吹いているように感じられる今日この頃です。 TOPIXが高値更新まであと2%余りとなり、株式相場全体に明るいムードが漂う中で個別銘柄もNISA枠拡大やゆうちょ銀行の売り出しなどで株式投資への関心も高まりつつあるものと推察されます。 コロナ禍が終息に向かいつつある中で人流が復活し、インフレ傾向ながら経済全体にも明るいムードが漂う中で株式相場には黄砂混じりかも知れません春風が吹いているとの感触です。 主力銘柄ではソフトバンクGが頭重い一方で多くのバリュー銘柄が人気化しTOPIXの上昇を裏付けています。 本誌では昨年11月からテレビメディア株に注目して参りましたが在京5局+スカパーJSATのすべてがボトムから上昇して参りました。 このように全体相場が明るい展開となる中で3月のIPO市場には22日のSHINKO( -
炎の公開質問
2023-03-15 23:40
あなたの会社はなぜ無配のままなのですか? 昨年以降の株式相場の潮流は配当利回りの高い銘柄への投資気運が高まっていること。海運株や鉄鋼株などの収益拡大を背景にした高配当銘柄に対しての関心が高まる一方で多くの投資家は無配に甘んじてきた中小型銘柄、新興銘柄に見切りをつけてきたと言える。 それがTOPIXの上昇の一方でマザーズ指数の低迷につながってきたとも言えそうです。 プライム、スタンダード、グロースの3市場に上場している企業の数は先週末現在で3790社であるが、その多くは有配企業ですが一方、このうちの約18%、700社ほどは無配株です。 皆さんはこれが多いとお感じですか? それともそうじゃないとお感じですか。 筆者は比較的多いと思っております。 配当重視に傾いている日本の株式相場ですから現実的なインカムゲイン狙いに主眼を置いている投資家は無配株を忌避するのは当然です。その結果がマザーズ指数 -
学び直し(リカレント)の重要性と学び方
2023-03-15 23:39
最近はリカレント教育の重要度が、言われていますが[リカレント教育とは]”学校教育から離れた後も生涯にわたって学び続け、必要に応じて就労と学習を交互に繰り返すことを指します。 リカレント(recurrent)は「循環する」「再発する」といった意 味です。” みなさんはどう学ばれているでしょうか? パーソル総合研究所の「グローバル就業実態・成長意識調査(2022年)」によると、日本では勤務先以外で自分の成長を目的に行っている学習・自己啓発について、グローバルと比較し、「何も行っていない」割合が突出して高い数値となりました。 https://rc.persol-group.co.jp/thinktank/data/global-2022.html なんと過半数の52.6%もの方が「学び」について何も行っていないそうです。 私自身は、最近改めて「株式投資」や「マーケット」を学び直しています。 -
有料メルマガライブラリから(467)「歪んだ「企業の本質的な価値」の先に網を張るのも良い作戦」
2023-03-10 20:45
有料メルマガ・石川臨太郎の「生涯パートナー銘柄の研究」の過去配信ライブラリ「銘柄研究」「コラム」のうち、コラムの一部を掲載いたします。 自立した投資家、石川臨太郎のコンテンツをお楽しみ下さい。 なお、内容は執筆当時の背景に基づいており、現在の状況と必ずしも一致しないことを予めご了承下さい。=コラム「歪んだ「企業の本質的な価値」の先に網を張るのも良い作戦」 (有料メルマガ第319回・2015/3/3配信号)※2015年3月現在の内容です。留意してお読み下さい。【前略】 私は個別銘柄への投資でも良く失敗します。買うタイミングを間違えた上に、売るタイミング(=損切り)するタイミングまでも間違える。踏んだり蹴ったりの目に合うことがとても多いです。 投資を失敗した時にやるべきことは、まず『自分の技術、投資能力が未熟だったために投資を失敗した。何がまずかったのだろうか。失敗の原因は何だろうか』と考 -
予期せぬ出来事
2023-03-09 01:51
このところの株式相場は比較的堅調な推移が見られる。 日経平均は1月の安値2万5661円から2万8000円台まで約10%の戻り相場を演じているが、この先の展開に関心が高まる状況。 2021年9月にコロナショック後の高値3万795円をつけた日経平均だが、その後は2万5000円か3万円のゾーン内での展開が続いてきた。 そろそろまた3万円台乗せに挑戦かと期待する向きも出てきそうだが、そのためには企業業績の向上が不可欠となる。 一方では、物価や賃金の上昇で資産デフレから資産インフレに転じるかどうかに投資家各位の関心が向かう。 米国の物価高がなおも金利の高止まり、更なる上昇懸念をもたらす中で再び大幅な円安に向かうことでまた日本でも物価上昇のスパイラルが生じる可能性もあるといった不透明感も漂う。 一気に株高に向かうためには予期せぬ出来事、つまりサプライズが必要なのかも知れません。 このところ株式市場 -
カリスマ宗教家の突然死
2023-03-09 01:49
このところ宗教をめぐる話がネット上を駆け巡っている。 統一教会にエホバの証人と話題を呼んだが先週は、「幸福の科学」のカリスマ教祖として有名な大川隆法氏の突然の死去が話題となっている。 66歳という年齢での教祖の死去は若過ぎるとも言える。突然過ぎて後継者がどうなるのかなどの憶測を呼ぶ。それに加えて教祖との軋轢があった長男から飛び出す数々の問題発言に多くの方が驚きを禁じ得ない。 ここでは細かいことは触れないでおくが、1990年代から一世を風靡した新興宗教だけに今後の行方が気になる。 それにしても教祖である父親を語る長男の饒舌なこと。筆者はその饒舌ぶりに感心した。親の血を引いているのだろうか。選挙に出馬し政治家になろうとしているようだが、新たな人気YouTuberの登場の方が気になる。 何か物事を育てる発想というよりはNHK党のように「ぶっ壊す」というキャッチコピーの方が国民にとっては受け入 -
株の船旅を楽しむ
2023-03-09 01:47
旅する感覚で株式投資を楽しんでおられる皆さんがこのところ増えてきているようです。 億の近道が松尾芭蕉の奥の細道からネーミングされたことをご存じの方なら株式投資がそうした感覚で楽しめることを理解されているのかも知れません。 そうは言っても旅にはハプニングがつきもの。 不慣れな旅には名ガイドが必要です。ツアーコンダクターとはその旅を明るく元気にしてくれる役割も担います。 そうした旅の感覚で行う株式投資を実践してもらおうと筆者は先般から株の船旅のツアコンを始めました。 鉄道や車なら途中下車もOKですが、船旅となると一定期間は船の中。構築したポートフォリオ(クルー)とともに全世界を旅する感覚で楽しむ皆さんが本来の株式投資の醍醐味を感じて頂こうとモデルポートフォリオを提案し、その成果をお楽しみ頂きながらの株の船旅。 1月30日に晴海桟橋から船出した豪華客船トリトン号は現在、最初の寄港地博多港に向 -
異次元の対策
2023-03-07 13:20
もう3月。陽も長くなりました。 ここのところEB債を題材にする執筆が増えましたが、振り返れば2021年8月頃のコラムでは、当時はIFA(独立系金融アドバイザー、いわゆる仲介)業者によるEB債販売が花盛りで、それに違和感を覚えたことから注意喚起のつもりで書いたことを思い出しました。 当時、IFA業者は雨後の筍のように続々と設立され、何故にこんなにも沢山の業者が増えているのかと気になって調べたところ、2018年頃から国内の証券会社やIFA業者による米国株式の売買増加(営業注力)とともに、米国株を利用したEB債が大量に発行されていることを知ったからです。 外国株売買から得られる手数料は日本株の売買手数料より高く、ましてやEB債のスプレッド(単価差益=手数料)は一般的な金融商品の手数料を遥かに上回ることから取扱う業者が増えていたようです。 収益商材を探し求めていた地銀なども多くが参入しました。
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