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有料メルマガ・石川臨太郎の「生涯パートナー銘柄の研究」の過去配信ライブラリ「銘柄研究」「コラム」のうち、コラムの一部を掲載いたします。
自立した投資家、石川臨太郎のコンテンツをお楽しみ下さい。
なお、内容は執筆当時の背景に基づいており、現在の状況と必ずしも一致しないことを予めご了承下さい。
=コラム「割安企業を選んで分散投資を行えばリバウンド相場で大きく稼げる」=
(有料メルマガ第413回・2016/12/27配信号)
【前略】
私はサラリーマンを辞めてからも株に投資すると決めた資金についてはフルインベストを心がけ、キャッシュ・ポジションをほとんど持たないで株式投資を継続していました。
しかし株価が大きく下落した時にはダメージも大きく、またバーゲンセールで新規銘柄に投資するためには、自分の持ち株もバーゲン価格で手放さねばならない苦痛を味わうことも起こりました。
2015年の年末には2016年にも株価が大きく下げることがあると考えて、暴落した時に買い増しができるように、2016年こそは従来のフルインベストを改めて10%程度のキャッシュを持って株式投資ができるようにしたいと考えて準備を行い実行しました。
例えば11月末から12月にかけて、9月に配当のある企業から配当が入ります。
従来は、この現金は生活費に回していましたが、生活費などは年金と家賃収入で十分なので、この配当などは株式投資のための準備金として証券会社に留保しておきました。
その準備していたキャッシュのほとんどを10月までの下落時に株に投資して、株での運用資産が、なんとか前年度末比でプラスに回復することが出来ました。
今年は続々と入ってきた配当も株に換え、キャッシュは使いきりました。
従って、2017年に起こる暴落用のキャッシュは、これからは準備しなくてはなりません。
2016年も1月から株価が大きく乱高下しながら下落傾向を強めて、私のポートフォリオ銘柄も大きなダメージを受けました。
損切りも果敢に実行して実現損が大きく発生しました。そこで100株とか200株だけ保有している100万円以上の含み益のある企業の株を売りました。含み益株の売却で利益を出して、損切りした大きな損失を一部でも穴埋めする。
またこれらの大きな含み益のある株を、いままでの4年間のように利益が出ている時に売却して含み益を実現すると20%の大きな税金が発生するので、実現損の出ている時に利喰いして、税金を節税することを実行しました。
いつも以上にトレードを実行して、細かい利益を積み上げました。
配当の税金をゼロにする作戦、つまり特定口座の損を、受取配当額の合計額まで温存すると配当の税金がゼロになります。そんな作戦も実行していました。
しかし米国大統領選挙後の日本株の急速な回復もあり、配当の税金ゼロ作戦は継続不可能になりました。利益が出すぎて、証券会社固有の事故で売買が出来なくなるリスクのヘッジのために開いている、ネット証券の口座の中には、配当以上の売却益がでてしまった口座も発生しました。配当の税金ゼロ作戦は、この時点でとん挫したことになります。ただこれは、喜ばしい事態です。
暴落時に備えて株価が上がった持ち株の中で、保有数が多い銘柄などから一部利喰いしてキャッシュを増やす作戦を練っていますが、年末に売ると利益が増えて残っている配当の税金を減らすための特定口座に損失が残っている証券会社の口座では株の売却を凍結している状況です。
これは利益が出ている株を売ると、当然にその株のキャピタル・ゲインに20%の税金がかかります。そして通常なら税金は20%で終わります。
ただ12月のこの時点で、売却益をだして株を売ると、特定口座に残っていた損失を減らすことになり、配当の税金を取り戻すための損が減ります。つまり配当の税金が20%増えることになります。
つまり売却益を出すと税金が合計で40%かかることになります。
小さな違いかもしれませんが、このような細かいことの積み上げが、資産運用では大事だと信じています。
『幸運の女神さまは小さな利益まで、しっかり大事にする人に舞い降りる。』
ということを信じて実行しています。つまり『幸運の女神さまは細部に宿る』
と考えています。
またポートフォリオの株のうち、含み損のある銘柄を売りまくっては、買い戻すという作業を続けたので含み損がある株は無くなりました。
しかし、面白いというか、当然ということか、売買を凍結した口座の含み益は、むしろ大きく育っていきます。下手な鉄砲をたくさん撃ちまくる(=下手なトレードを数多くする)よりも、ホールドを続けたほうが利益が伸びる状況になっているということだと思います。
【後略】
経済的独立ワクワク!サポーター 石川臨太郎
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また、コラムでは、「10月1日に株式統合などを行い、投資単元を100株に変更する企業のリストが届いていますが、今年の10月1日には364社が投資単元を100株にするようです。低位ボロ株の魔法が解けて、ピカピカのバリュー株に変身するのですが、1000株単元の低位株には似たような、悪い癖を持つ企業があるので注意が必要です。」と題し、株式統合が予定されている銘柄には魅力的なものも多いですが、具体的に2社の業績発表と修正のIRを取り上げて、過去の決算発表のパターンの検証をしています。
さらに、昨年3月の増刊号で開示した配当優待に注目した投資対象11銘柄のその後の検証を行い(10勝1敗 最高+128.7%)、投資戦略の優位性と、活用した今後の注目点などに言及しています。
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詳細は http://www.iforum.jp/magazine.htm をご参照下さい。
【直近6ヶ月の研究銘柄パフォーマンス】
2月21日~6月27日の研究銘柄から一部抜粋
(株価は8月31日現在)
N社 +61.58%
M社 +36.23%
J社 +34.75%
T社 +33.33%
M社 +32.63%
S社 +46.63%
T社 +50.99%
T社 +31.25%
S社 +85.23%
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過去サンプル(研究銘柄)
銘柄研究 ニチリン(5184)
銘柄研究 帝国電機製作所(6333)
過去サンプル(コラム)
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