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映画ボヘミアンラプソディが大変な人気を集めているそうです。かくいう筆者も先週末に映画館に足を運んで鑑賞し、感動的なラストシーンに思わず目頭が熱くなってしまいました。
クイーンという英国のロックバンドが1970年代から1980年代にかけ活躍をしていたのはご存知の通りです。代表的な曲は「We Will ROCK YOU」、「WE ARE THE CHAMPIONS」。これらの曲は皆さんも耳にされたと思いますが、とにかく熱く、何事にも前向き、ポジティブです。
これらの曲を今こそ沈みがち、委縮しがちの投資家に聞いてほしい。
それにしても音楽がもたらす感動の凄さを知ると音楽の影響力、パワーを改めて感じざるを得ない。
音楽、曲作り、そこに介在する機器の存在。それはソニーに代表されるAV機器メーカーかも知れませんし、かつては人気の録音機器、録画機器、音響機器を世に送り出してきたティアックやJVCケンウッドブランドかも知れません。
そしてまた、今密かに世界の音楽用電子機器で新たなブランドとして存在感を増しているのがズーム(6694)。
ズームなんて聞いたこともない・・。という方も多いのかも知れませんが、音楽愛好家やYOUTUBERの皆さんにはおなじみのブランド。1983年の設立以来、ハンディオーディオレコーダーやビデオレコーダー、マルチエフェクターなどの機器を開発し、全世界のプロ・アマ愛好家向けに販売してきた。
同社は2017年3月に株式市場に静かにデビュー。公開価格は1520円だが、時価はそれを下回っている。飯島社長以下、大半の社員が音楽好きというこの会社。社員採用に困ったことはないそうだ。
開発主体のファブレス経営で財務内容も良好な同社は今後は音のVR関連機器にも注力し、着実な成長を目指していますがこのところの株価は低迷。
映画・ボヘミアンラプソディのヒットでクイーンへの関心が高まっていますが、同時に音楽そのものだけでなく音楽制作への関心も高まることを根底材料に長期的に見直しの余地が感じられます。
なお、次回12月24日の座談会では炎流の投資ストーリーをどう描いて個別企業を評価するのかを語りたいと考えていますので宜しくお願いします。
皆さんのお越しをお待ち申し上げます。
(炎)
(情報提供を目的にしており内容を保証したわけではありません。投資に関しては御自身の責任と判断で願います。万が一、事実と異なる内容により、読者の皆様が損失を被っても筆者および発行者は一切の責任を負いません。)